Blue Apartment Life

swellstore~デイリースタイルの楽しみを提案する京都のセレクトショップ。商品のご紹介や日々の出来事などなど。

ご迷惑をお掛けしておりましたが。

2006年09月16日 21時21分20秒 | お店の話
久々にメンズオンリーの2階を満喫しとります。






正直落ち着きますね・・・・・。

モチロン1階で淑女の皆様とお話しするのも楽しいのですが。やっぱ四角い形の黒や灰色、茶色の服に囲まれてるほうが安心です。やっぱボクのような泥臭いタイプはレディースは緊張する。

なので明日からは1階で息抜きさせてもらいに降ります(笑)、しっかりレディースのお店に戻りました。

連休残りは雨っぽいのですが・・・・・あそびにきてくださいね。

商品もまたまた増えておりますヨ☆


海が青いのは空を映すから☆

2006年09月15日 19時42分02秒 | お店の話
月に群雲天に風、虎追て走るは云々、、、と秋祭りの歌がそろそろな季節。月にではないのですが、出勤途中空を見上げると






キレイですね。この時期の雨雲は、秋を予感させる心地よい生温さを連れてきます。季節終わりの名残惜しさと始まりのジンワリした期待感。春のような爽やかさや、夏のような問答無用の高揚感とはまた違うマイペースな肌触り、まあまあ好きです。







その季節の節目に相応しいライブに友4人連れ立って行ってきました、KEISON@NAINOAさん。現代のリアル村祭。正しく和=輪。

イヤ~久々の生音はよかった。いわゆる波待ち系な感じで、この夏チョッと流行ったジャック・ジョンソンやらドノバン・フランケンレイターっぽいっすかね。自分の好みの軸からは少し外れてて、例えば、G.LOVEでもジャック・ジョンソンとかスペシャルソースじゃないソロのほうがボクは好きなので。波乗りセーヘンし。

だったんですが、カッコよろしかったです!CD買ってライブ観に行くんじゃなくて、ライブ観てからCD買って思い出すべきですな。CDよりも声の深みがあったし、アドリブで4小節TLCやらエニグマやってみたり、うん。+αでKEISONさん男前でした。



で、今日はサーファーで海の日生まれのH氏によるMARINEDAY。







これはおなじみのバケツ型トート。コイツの新作が入荷です。今回は







WASHEDレザーバージョン。ブラウンとネイビー。ベルト部分は以前ご紹介した、

8月1日


型押しなんです。グッと大人な感じの仕上がり。コレは人気出そうです。




今日はスッキリここまで。明日は2階復帰です、今から準備しますんで。

改めてメンズ、よろしくお願い致します。女性陣にも永らくご迷惑お掛けしました、じゃあまた明日ですっ!!

やっぱエエわ~。

2006年09月14日 18時58分10秒 | お店の話
昨日は東京在住の友である知的野蛮人が来とりまして、三十男の抱え持つ諸々の悩みをあ~でもないこ~でもないとグダグダやってた訳なんですが、僕から見たAくんは非常に頼もしい。なんかの機械の販売世界一だったり、それ以前の職業の頃も国内外でガッチリ働いてる印象でしたし。まあ大同小異、其々色々ゴザイマス。まあ、こういうトークは連れション(失礼)や一緒に風呂入る感覚なので、話すことに意義があります。


そんな感じだったので、すっかりジーパン好きのAくんに薦めるのを忘れてしまったコレが今日のご紹介。





TUZUMI DENIMS  です。

たまに触れてますが、ボクswellstoreにくる前の10年弱は数社のデニムメーカーにおりました。だからデニムへのこだわりが、、、、全然ございません。

全く無いというと語弊がありますね・・・・・。

無い、というのは、、、、例えば生地の種類・色落ち・それに伴う洗い方等々。こういうことには一切無頓着。デニムというのはよっぽど下手なものを選ばない限り丈夫です、また普通にはいときゃキレイたて落ちするし。んでもって洗わんとはくなんてもってのほか、普通に洗剤入れて洗います。汚いでしょ?そうじゃないと。細かい話をすると、水洗いでもそりゃあ洗わないよりはマシです。でもそれだと要は濡らしてるだけ。人間だってお風呂入らんと病気になるでしょ、綿も元々大地に生えてたイキモノです、洗うとちゃんと新陳代謝します。だから洗わずに2年も3年もはいてるヒトのジーパン見たら空中分解してるみたいじゃないスか。



一応これはボク個人の持論です、自分でお金払ってはいてるんですから其々好きにはいたらいいんですけどね。モチロンお店に置くデニムは生地のこととかも吟味しますのでご安心を。

とはいいながら、気になるのはシルエット。だってお洋服ですから、カタチが一番大切です。でもコレが・・・・・中々気に入ったのが出てこない。おそらくUSEDを扱ってたころから入れると、今まではきそうなくらい恐ろしい数のジーパン買ってると思います。

ということもあり、そろそろナントカ自分で作れへんかな~なんて考えてた今年の初夏。突然1通のお手紙が、それが鼓さん。早速サンプルを送って頂き、まず思った事が「ナンヤこれやん・・・・。」ボクが考えてた事がそのまんま詰まってました(生意気でスミマセンYさん)。で、扱う前に1度お会いしたいとご連絡したら、数日後抜き打ちでご来店。よくよく話をお聞きすると

ナニナニ、普通の店じゃなくて変な店でやりたい?・・・・・ウチ変??

「はい。」

あ、そうスか。

・・・・・こんな感じで秋からスタートしました。では実物。








裾幅チョイ広めのストレート、股上適度に浅め、13.5ozのジンバブエ綿、縫製糸はオールイエロー。ザッとこんな感じですかね。





仕様もステキ。無地のドーナツ釦と角型のリベット打ち抜き。フロントポケットもLポケじゃないので突っ込みやすい、見た目も好ましい。またバックポケットもスクエアなのでジーパン臭さをかんじません。カタチの方向性自体はいわゆるジーンズよりもキレイ目パンツの部類です。

しかし、そのままだと軟弱デニム。それをオールイエローステッチにしたり、打ち抜きリベットの多用でデニム臭さを出してバランスをとってます。しかもリベットの色がスチールなので、これも逆にジーパン臭にたいしての中和作用が。ボクも8月からほぼ毎日はいてますが、





最高ですね。





はいた感じみたいでしょ?ではボクで申し訳ないんですけど↓









同様のレディースも、モデルはFMちゃん。




いいでしょ、キリっとはける感じ。

ジンバブエ綿が女の子に対しても少しやさしさを提供してます。ジンバの場合、毛足の長い綿花の特性上糸の撚りをゆるく出来ます。その為、気持~ち薄い生地が出来るワケです。その気持ちの違い位の柔らかさが身体に優しいんです。そして、通常のアメリカ綿・中国綿使用の14~14.2oz以上のデニムと同様以上の強度を、長綿独特の粘り感で発揮してます。もともと高級素材なので、海島綿に続き、スーピマ綿なんかと同じ扱いでしょうか。オタク的な話はここまでにしといて、


また、最近になって癖になってることに気付いたのが






モバイルポケット。この目立たないっプリがいいんです。実際使いやすいですし。

あと、






ポケットスレーキが迷彩プリント・・・・・変なコダワリ。


どうです?本気で自信満々アイテムです!何よりもトリッカーズにベストマッチなんですよねえ、裾のボリューム感の絶妙さが。スニーカーもイケるしなあ~。

結構ウンチクちくちく言っちゃいましたね・・・・、でもね、これを「別に~」って言いながらはいて欲しいわけですヨッ!


A氏、欲しなった??


まあ皆さん、是非是非!もっかい、是非是非!はきに来てください。


あ、TUZUMI DENIMS、今1型なんですが、近々新型でるみたいです。

戦う女性は優しさも秘めてます☆

2006年09月13日 23時05分01秒 | お店の話
今日はあっさり商品にいっちゃいます。


では早速、





swellstoreでの人気も定着しつつあるエリオポール。これ、よく考えると結構絶妙なのです。前の開き具合も良いのですが、この深い開きに対してリボンが付きます、アンニュイです。これは死語でしょうか・・・・・まあイイデス。

そしてですね、むしろ着目すべき点はシルエット。これらのディテールを活かすべく脇からウェストにかけて全くしぼってません。袖も同様。コレがハイゲージと相まって柔らかい表情を生み出します。この表情が大人な感じなので、ボンボリリボンのカワイさがイイ具合になる訳です。

ね?素敵じゃあないですか。







なので、こんなスキニージーンズ(これはNFY)や







こんなスカートにも(これはMunich)ベストマッチ。


並べ方きたなくて申し訳ないんですが、






こんな感じですかね?






全部で3色です。

でですね。コレに併せて持つバッグ。





Serpui Marieっていうらしいです、ブランドネーム。写真見辛いっスね、明日明るいトコで撮りなおします。そんなことよりこれ、ヒトクセモフタクセモ。





木。






鎖。



木ですよ、木。鞄のスタッズが木。ハードになりがちなデザインなんですけど素材感でハード過ぎない様に。鎖も細いのを革に編みこんでるのでやり過ぎ感がありません。

じっくり見てるとなんか気になってきました、コレって、鎧とかイメージしてるような、、、、、そんな気がします。うん、そんな気がする。

・・・・・これで京都のジャンヌ・ダルクになってください。




あ、撮り忘れたんですけど、内側ヒョウガラです、イケテマス!!見たい人はお店へ集合でございます。

今日はお休みなので、

2006年09月12日 17時02分37秒 | 自転車の話
商品のはなしはなし。あ、面白く無いかもなので興味の無い方はまた明日。

先週に引き続き、京都散策。朝にご近所トレイルにお邪魔して、家で風呂入って朝メシ食ってホッと一息。今日は意外と行けてないトコやな、と思い取り敢えずいつも左行くところを右へ。

そのままぼーっと進み続けると、






観修寺(かじゅうじ)に至ります。醍醐帝の建てたこのお寺、スイレンや梅が有名。ここは醍醐、んなら醍醐寺行くかあ、桜の季節じゃないケド。






ということでまず最初に見えてくるのが醍醐寺三宝院。太閤さんの遺構がテンコ盛り。







タダ見出来る重文、仁王門。

伽藍の中に入れば五重塔や弁天堂、漫画に出てきそうな五大明王のおわしまする五大堂などなど。醍醐寺は弘仁貞観の頃より始まり、鎮護国家の思想や南北朝・応仁の乱、春日の局やら、常に歴史の舞台に出てくるグレ-トテンプル。なので重要文化財が三千点以上もあるらしいです。でもね、そんなモンより







理性院。チョッと大きなお寺以上だと必ず山門と呼ばれる脇から入れる入り口があります、勝手口みたいなモンすね。ボクいつも自転車でしょ、だからお寺見に行く時は決まってこの山門を探してそこからお邪魔します。その山門脇のこの宿坊、








先代住職が掻き集めたとされるお地蔵さんがひしめき合ってます。こっちの方がなんかリアルなんですよね。大きさや、恐らく時代もバラバラのお地蔵さん達。綿々と続く時の流れを感じさせてくれる気がします。またまた、






コレ、仏法学院。






修行中やしお前ら邪魔するな。歴史じゃない今がここにあります。

なんてひねくれた拝観をすませ北上。







醍醐天皇陵。余り存在感の無いような気がしますが、結構色んな事したはります。摂関止めて律令制に着手、荘園整理、古今和歌集。古今集といえば小野小町。






ということで随心院。前出の観修寺もそうですが、醍醐寺を筆頭とする小野六流の1つ。ここの奥に、






こんなんあります。






それがコレ。う~ん、なんかピンと来ませんね、キレイ過ぎます。ピンとは来ませんが、残してゆこうという気概をヒシヒシと感じます。で、本堂付近をふと見ると







見えますか?裃着たお侍と饅頭笠の駕籠持ち。他にも大勢あ~見たことあるって俳優さんなんかも沢山居はったんですが、さすがにカメラ向けるのが・・・・・。


こういう具合に、醍醐帝や小野小町の他にも紀貫之・藤原定方などなど、この辺りはその名の通り、800年後半~900年前半迄の醍醐味が詰まってます。




そして外環を北上して、ボクの京都最高ディープスポット






天智天皇陵。先程の醍醐陵もなんですが住宅地にひっそりと鎮座してらっしゃいます。なぜココが好きかというと・・・・・(なんか古墳マニアみたいで気持ち悪いっスね。)史上最も好きな人物であるからという事もありますが、






ここのゆったりした中に存在する凛とした空気がいいんです、たまに来ます。なんか時間の流れがちがうんですよね、いつ来ても同じ空間が存在する気がするので体内の空気がリセットされるような。気分の問題ですよね~。









入り口の脇にはひっそりと日時計があります。


ここから進むと言うまでも無く三条蹴上。いつもの街へとつながります。




こうやって軽くひと周りするといつも思うんですけど、京都はすごいですね。自分ちから自転車1つで千年昔のリアルに辿り着くんですもんねえ。そろそろ涼しくなり始めましたし、紅葉狩りがてら色んなところ回ってみてはどうでしょう?何か発見があるかも。