さくさくさくらさく。

本日の四条界隈も多くの人で賑わってる様子、ようやくキッチリ春らしくなってきました。

ボクの通勤途中の桜も満開です、








ホラ。

しかし電車乗ってても・街中歩いてても・ウチの周りをブラブラしても桜の木って結構ありますよね、シーズンになると「あ～ココも桜あったんやあ。」と色んな所で思います、身近な植物なわけです。桜と民族の歴史を紐解くと、古事記の時代から。天孫ニニギノミコトの嫁さんのコノハナサクヤヒメの咲かせた花と言う事になってます。コノハナサクヤヒメというと、そのニニギノミコトに国津神との浮気を疑われ、屋敷を燃やしてその中で海幸・山幸を生んだというイカツイ女性。そして酒の神様の娘さんなので、モチロン酒好き。そういう意味でも日本人の食卓に大いに関係する神様なので、桜の木も日本民族の歴史と共に歩んできたのでしょうね～。

なんていってるうちに桜の季節もサラッと通り過ぎ、ゴールデンウィークが来て、夏になり・・・・・、桜の事なんてすっかり忘れてしまう事に（笑）侘び寂びというのはあまり好みませんが、日本人が大事にしてきた刹那にこそ冴える美しさをいとおしむ気持ちは大事にしたいものです。とはいえ、







高速道路と共にぼんやり灯る桜並木というのも歪んだ美しさを秘めております（笑）

この世は無常で転がり続けるものでありますので、こういうハイブリッドを愛でる心を有する事も人生行路に必要なのでしょう。