振り逃げプロ野球

アテネオリンピック野球日本代表の一件以来、プロ野球界に対する不信感をつのらせる者のブログ

真剣勝負が多すぎる!

2005-05-12 11:55:29 | スポーツ
真剣勝負は嫌いではない。
むしろ、結構好きだ。
しかし、近頃、それが多すぎるような気がする。
特にサッカーが定着し、国際的なことを気にしはじめたときから。
サッカー以外でも国際的な流れが定着してきた時代。
確かに日本の戦後すぐのころはプロレス、野球の2つくらいしかスポーツ系の娯楽がなかったかもしれない。
唯一、国際的な真剣勝負といえばボクシングくらいしかなかった。(野球に真剣勝負がなかったとはいわないが、国際的ではない)

昨日、本屋で立ち読みをしていたら、こんな本があった。
大槻ケンヂのプロレス・格闘技世紀の大凡戦! 洋泉社MOOK
オオケンのプロレス本。
いい!、題名やアナクロ調な製本具合もいい。
まだ、発売されたばかりなので、ネタばれはよくないので、何を書いていたかは言わない。
そのうえ、私はお金がないのでこの本は買っていないし、立ち読みもちょっぴりしかしていない。
立ち読みしていて思ったのは、つくづく、プロレスはいい!ということだ。

私のプロレスの師匠は浅草キッドである。
私が思春期のころ、ラジオでプロレスの話をよくしていた。
そして、もう一人の師匠は大槻ケンヂさんである。
オオケンはプログレ(音楽のプログレッシブロックの意味)の師匠でもあるが、プロレスの儚さを教えてくれたのはオオケンだった。
余談だが、あともう一人の師匠は早坂好恵さんです。

プロレスに真剣勝負はあまりない。とか、台本がある。とか、文句をつける人もいるが、そうかもしれないが、それでもいいのである。
「あれ、台本じゃない」
といいながら見るのも楽しいのである。
海外では、WWEは台本がある、プロレス+ドラマという感じをはじめから出しているのもある。
今の時代だとそういうアピールになるのだろう。
でも、あえて、わかりきっていても、隠すのも美学。
近頃はショーアップ系の格闘技でも真剣勝負が求められる時代。
K-1、PRIDEなどの格闘技の台頭でプロレスは一時期ほどの支持を得られにくい時代になった。
全女(全日本女子プロレス)はとうとう、本当に解散してしまった。
ガイアもない。
女子プロレスラーはラグビー選手に殴られるし…。本当、いいことがない。
プロレスは苦境の時代に入ったのかもしれない。

しかし、真剣勝負ばっかりじゃ疲れません?。
たまにはパフォーマンス重視のものも見ませんか?。
馬鹿にしないで見てほしい。

ちなみにラグビー選手に殴られた女子プロレスラーの方は、
「私はプロレスラーだから、あえて、反撃はしませんでした。」
とおっしゃっていたそうです。
かっこいい!!。

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