振り逃げプロ野球

アテネオリンピック野球日本代表の一件以来、プロ野球界に対する不信感をつのらせる者のブログ

北海道日本ハムのファームは全面禁煙となりました。

2005-03-11 16:24:54 | 影ながら応援 北海道日本ハム
ダルビッシュくん、ご苦労さん。
ダルビッシュくん、解禁です。

ダル謹慎解除、本当に吸いません
ダル謹慎解除、本当に吸いません
沖縄キャンプ中に喫煙が発覚した日本ハムのダルビッシュ有投手(18=東北)が10日、20日間に及ぶ謹慎処分を解除された。今日11日から千葉・鎌ケ谷での2軍練習に合流する。

 ダルビッシュはこの日、札幌市内の球団事務所で今村球団社長らと会見。謝罪と今後の誓いを口にした。

 ダルビッシュ「このたび自分の軽率な行動が…、行動によりファンの皆さま、関係者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。今後は生活を根本からあらため、喫煙、飲酒、暴力など、法を犯す過ちを2度としないことを誓います」。

 約30分の会見を終えダルビッシュは、千葉・鎌ケ谷の寮へUターン。わずか約3時間の札幌滞在だったが今村球団社長は「本拠地だから。そこで本人の口からあいさつをさせないと」とあえて強行日程を課した。

 処分解除について今村球団社長は「謹慎期間は20日間。本人とは自己管理について話し反省していると判断できた」と説明。反省日誌の3月1日分には「3年間過ごした仲間と一緒に式に出られなかったことがつらい」と、停学処分中だったため東北高の卒業式に出席できなかった苦しさを書き込んでいた。

 会見で、タバコを吸わなくなってから体調は? と問われ「体重が1~2キロ増えました。ひざの調子も良くて、練習に入ってすぐ走れます。早めに投げたい」と明かした。右ひざ関節炎の治療中のためランニングから開始する。「将来は子供に夢を与えられる選手になりたい」。あらためてプロの自覚を言葉にした。

[2005/3/11/09:36 紙面から] 


有名人だからといって、さらし者になってしまったのは少々気の毒でした。
かなりきつい「お灸」をすえられたわけですが、本当にタバコを吸わなくなると、心肺機能が高くなって、のちのちプロで過ごすにはプラスになると思うので、プラスになると考えてほしいですね。
今回の件がきっかけで日本ハムの二軍は全面禁煙となりました。
ベンチ裏の灰皿も撤去です。
これをきっかけに日本ハムの二軍を見に行く際はお客さんも禁煙してほしいですね。
お客さんのタバコも選手やお客さん、いろんな人に対する「受動喫煙」の原因になりますからね。
この際、二軍はすべてにおいて、
「禁煙」
ということでよろしくお願いしたいなあ、と勝手に思ったしだいです。
お客さんも吸わなくなると、禁煙教育に大きなプラスになると思いますよ。

「大人」としての自覚
「大人」としての自覚
怒っている。子供のころから弱いものいじめが嫌いだからだ。

 パチンコ店での喫煙が発覚し無期限の謹慎処分が日本ハム球団からダルビッシュ有投手(18=東北)に下された。沖縄キャンプから21日、千葉・鎌ケ谷に強制送還された。羽田空港には報道陣を含め200人が詰め掛け、怒声と詰問を受けた。23日には在学する東北高から停学処分もあった。卒業式にも出られない雲行きだ。寮からは外出禁止、練習も1人でやっている。

 右ひざ関節炎で別メニューの中、パチンコ店に行き、喫煙した。しかも高校の卒業前の未成年。注目のルーキーだけに自分のとる行動がどのように影響するのか考えてほしかった。私は日本ハムの担当をしている。彼とは、ほぼ1カ月半、毎日顔を合わせた。これを機会にもっと大人になってほしいと思う。担当とはいえこの件について擁護するつもりもない。

 ただし、私が怒っているのは彼の行動だけではない。仙台市の藤井黎(はじむ)市長に対してだ。22日、商工会議所主催の懇談会のあいさつでこう言った。

 「(楽天に)東北出身の選手が欲しかったが、今はダルビッシュが入らなくて良かったと思う」。

 あいさつのつかみで言ったと思うが、笑えない。藤井市長やワイドショーのコメンテーターを含め「絶対安全地帯」に居ながら18歳を揶揄(やゆ)している。彼への厳しい発言は今「世間が容認している」という安心感があるように思える。ばかにしても、何を言っても「悪いのは本人だし、逆ギレして抗議なんてこないもんね」という気分が垣間見える。

 家庭や会社で話すのは勝手だ。ただ、公人が公の場で普通、そういったことを言うだろうか。市長は甲子園に出発するダルビッシュら東北高ナインに表敬訪問されたこともある。知らない間柄ではない。発言の意図について、藤井市長は「前途有望な選手でむしろ彼を案じる気持ちが大きい」と釈明したそうだ。言い訳にしか聞こえない。「弱いものいじめ」だと感じた。

 この時期に誤解を承知で言う。本人は日を追うごとにことの重大さに気付いてきている。球団関係者に事情説明するときにも涙をみせたという。自分というものを見つめ直し始めた。そういったときに「大人の」藤井市長の発言をどう受け止めるのだろうか。

 18歳はプロの自覚がないと裁かれた。今後もマイナスイメージを払拭するには時間がかかるだろう。本人もよほど努力しなければいけない。そこで思うのは藤井市長の「大人として、公人としての自覚」だ。結局はこのまま、発言も大きな問題にならずに忘れられるのだろう。

 パチンコ店には選手も十数人いたという。軽はずみなダルビッシュの行動を大人がなぜ、止めなかったのか。なぜ、毅然(きぜん)とプロの心得を教えてあげなかったのかとも思う。藤井市長も発言するのであれば、真っ正面から諭さなかったのか。大人や社会が、子どもを育てるということを忘れてしまってはいないか。 


厳密にいうと、ダルビッシュくんは大阪の羽曳野出身だが、そんなことはおいて置いて。
仙台市の藤井市長が言った発言は言語道断だな。
そこまで公の場で言われる筋合いはないね。
それとダルビッシュくんが喫煙していたときは関係者の大人もいたらしい。
喫煙については個人的におおらかな見解を私は持っているが(過去の私のブログ、「やっぱり、やっちゃいましたね」「二軍は禁煙化」)、世間的にはそうではないので、止めてあげないと影響力は大きかろうよ。
止めない大人も悪いね。
結果、ダルビッシュくんだけつるし上げられる結果になったけど。
ただ、そういうこともあったのか、ダル君のみではなく、二軍(スタッフ含め)全体で禁煙ということになったみたいなので、ひとりで禁煙するよりよかろう。
周りに対するペナルティは必要だと。
その中にはダル君の喫煙を止めなかったやつもいるだろうから、一緒に禁煙したほうがいいね。
「何だ、ダルのせいで」
って、思ったやつがいたら、発覚したときはクビにしたら。
それくらいのリスクはおってもいいんじゃない。
喫煙基準の一番きつい二軍を持つチームとして、再出発してほしい。