Plumの思い出日記

愛馬クォーターホースのsweetplumと一緒に過ごした15年間の思い出&希少癌と難病患者の独り言

健全な精神

2015年04月15日 22時50分57秒 | 顎下線腫瘍

昔(多分40年位は経っていると思うんだが)まだ学生だった頃、B&G(ブルーシーアンドグリーンランドの略)という競艇界のドンと呼ばれた笹川良一の作った財団のTVCMでのフレーズ。

健全な身体に、健全な精神が宿る

まだ若く元気溌剌の10代の学生だったから、体は健康そのものだったにも拘らず、健全な精神を宿したかというと、甚だ疑わしい限りである。

私が中学3年生の15歳のときに「ノストラダムスの大予言」という本が話題になった。
数学の教師が授業中にその本の話を始め、口角泡を飛ばしながら熱弁を揮った。公立中学の数学の授業なのに、教師の好きな本のことを生徒に滔々と語るってのは、どうなんだろうね?
いつも真っ赤なネクタイをして、よれよれの背広に短めのズボンの裾からよれよれの靴下が見えていた、当時50代半ばといった白髪交じりのちょっと変わったI先生の、その時の姿を忘れない。

1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる。人類はその時滅亡する。

あぁ、純粋だった15歳の女子中学生には衝撃的すぎる予言だった。
そうか・・・。1999年7月なら41歳と1か月になっているな。その歳で終わるのか。
いや、地球の為には人類は滅亡すべきだ。真剣にそう思っていた。
今でも、地球上の生物の中で人類だけが地球を苦しめているから、人類は滅亡した方がいいと思っているさ。動物虐待やら、テロやら戦争やら、環境破壊やら、人間のすることなんてろくなもんじゃない。

1999年が過ぎても、何も起こらなかった。それはもう、残念なことに他ならなかったさ。一人で死ぬのは嫌だけど、全人類が滅亡するなら大歓迎だから。

健全な身体を持たなくなった今、ますます健全な精神を宿すのは不可能なことだと。
10万人に一人の希少癌と、特定疾患(病名まで特定するなら)これも10万人に一人かな?この組み合わせの病気を併せ持つ患者というのは確率的には100億人に一人か。中分類まで広げるともう少しいるんだろうけど。

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