Plumの思い出日記

愛馬クォーターホースのsweetplumと一緒に過ごした15年間の思い出&希少癌と難病患者の独り言

顎下線腫瘍plumとは?

2013年01月29日 22時39分25秒 | 顎下線腫瘍

アクセス解析のキーワードにほぼ毎日上がっているのが「顎下腺腫瘍plum」という言葉だ。
ためしにyahooで検索してみたけど、上位の6件ともこのblog記事が並んでいた。
まぁ、plumっていうキーワードが含まれているから当然なんだけど。

他にも「顎下腺腫瘍」「顎下線摘出」「顎下線」と続いている。
同じ病気で手術受ける人が情報収集しているってことかな?私もやったもんね。
普通の健康診断とか人間ドックとかじゃ検査項目に入ってないから~
この病気って自分で腫瘍の存在に気づいたら自己申告なんだよな。
腫瘍があっても良性なら痛みもないし、「こぶ」ができて見た目が宜しくないから切除ってことになるわけで・・・。
でも、結構大変な手術なんだよな~。術前の医師からの説明を聞くと怖くなるよ。
最悪の場合を想定して顔面麻痺とか言われるもん。半年で戻る方もいるとか言うけどさ~個人差だからって。
近所の耳鼻科医によると、この腫瘍摘出術なら「隣の市まで行かないと切れる医者はいません」と。
顔面神経のそばだし神経を傷つける可能性とかあって結構難しいみたい。
それに症例が少ないようで、私が4月に受けたときに聞いたら「2月に一人あった」だけだったし。
病院のhpによると
「平成18年度の唾液腺手術は25例、うち4例が悪性腫瘍であり、1例において顔面神経の再建術を必要とした」と。
平成24年度の症例には私の分もカウントされるわけだ。再発は2件と数えるのか?
再発率ってどうなんだろう?珍しいのか?

癌用語辞典によると発症率などは下記のようになっていた・・・症例少ないよな~。
唾液腺腫瘍の中では耳下腺腫瘍が最も頻度が高く50~75%であり,ついで小唾液腺腫瘍,
顎下腺腫瘍が10~20%の頻度で,舌下腺腫瘍は最も少ない。
人口10万人に1-2人程度。頭頸部がん全体の1%程度。
悪性腫瘍の占める割合は耳下腺腫瘍の20%、顎下腺腫瘍、小唾液腺腫瘍の50%、舌下腺腫瘍の90%

で私の場合やっかいなのは癌の種類だ。腺様嚢胞癌ってググってみると・・・・

 

涙腺唾液腺乳腺など、筋上皮細胞という構造をもち分泌物を能動的に搾り出す機能のある外分泌腺より生ずる。唾液腺腫瘍では、頻度が高く、細胞異型は高くないが浸潤傾向が強く転移率高い。再発を繰り返し、最終的には予後不良となる場合もある。篩状構造が特徴的であるが、その他に充実性あるいは腺管構造が優位な例も多く見られる。
神経症状が出ることが多く、顔面神経麻痺を伴うこともある。皮膚への血行性転移も報告されている。50歳前後の女性に好発する。
再発率高く増殖は比較的遅いが、予後は不良で特に顎下腺舌下腺では不良である。神経周囲への浸潤もあることから切除に際しては十分な安全域確保が必要である。
組織学的には、導管上皮様細胞と腫瘍性筋上皮細胞が大小の充実性胞巣を形成して増殖・浸潤している。胞巣内に大小の腔がみられる篩状の胞巣(スイスチーズ様とも表現される)も特徴的な像として観察される。これらには導管上皮様細胞で裏装された真の腺腔と腫瘍性筋上皮細胞の基底面で囲まれた偽嚢胞が区別される。また、神経線維束を囲むように浸潤する像も見られる。篩状構造を有する唾液腺腫瘍は多く、篩状構造が一部に見られるからといって安易に診断すべきではないことが注意される。

予後不良って・・・・・競走馬みたいだな。安楽死してもらえるならありがたいんだがな~

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