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新潟市の歯科医院すずきデンタルクリニックで働くメンバーが日々の思いを綴るブログです。

健康で長生きしたい方へ

2018-07-05 | Weblog
こんにちわ。

新潟市の歯科医院、すずきデンタルクリニック歯科医師の小澤です。
先週は、何年かぶりに風邪をひいてしまい、診療中もギャンギャンと咳が止まらず周りの方々にご心配とご迷惑をお掛けしました。
お陰様で、さほど長引かずに回復することが出来ました。
院長はじめスタッフに移したら申し訳ないと心配しましたが、今のところ誰にも移していないようなのでまずは一安心です。

さて、「息育、食育、足育から健全な口腔!そして免疫力アップ! みらいクリニック 今井一彰先生」のお話しの続きをさせていただきます。
(食育のお話しは今回は無しでした。)
風邪をひいたら薬を飲む、具合が悪ければ病院で治療を受けるなど、起こった事に対処する下流医療ではなく、起こらないように予防していく上流医療、
中でもセルフケアがとても重要です。自分でも簡単に出来ることなので覚えて下さいね。

〜病気を少なく生きるために〜
お口は病気の入り口です。
汚れたお口の中では、歯周病などの慢性感染症の原因細菌やそれらの産生内毒素は血流に入り込み全身疾患を誘発し、増悪に関与します。
また口呼吸では口腔内が乾燥するため、唾液での殺菌消毒作用が発揮出来ず雑菌が常に繁殖します。乾いた空気と雑菌が常に身体に入ることによって喉の炎症が慢性化すると、全身の免疫系に異常を引き起こします(アトピー性皮膚炎や関節リュウマチ、腎臓疾患、掌せき膿疱症なども関連していると指摘されています)。
また常に口腔内が乾燥していると自律神経のバランスが乱れ様々な病気を招くことに繋がります。
なので病気を少なく生きるためには、いつもお口をきれいにし鼻でしっかり呼吸をすることが第一歩。鼻呼吸を促す口の体操「あいうべ体操」、睡眠時に口が開いてしまう人はさらに「口テープ」の使用。
健全な口の上に健全な鼻が育つ!!小さい頃からの口づくりの大切さ。これを伝えていくことが我々の使命であると思います。

〜健康で長生きするために〜
100歳まで生きる人は歩行が早い!(遅い人は寿命が短い。)
しっかり歩くためには、足指の型がとても大切です。
赤ちゃんの足のように足指5本しっかり開いている末広がり(おおぎ型)が理想で、体が安定し運動能力がきちんと発揮出来ます。
しかし残念ながら私たち大人の多数が、小指が内側に倒れ込んでいる内反小指で三角形の足型です。さらに悪いのが親指も内側に倒れ込んでいる外反母趾(+内反小指)=棺桶型(笑)。
左手の平を机に付けてみて下さい。右手の人差し指で、左手の小指を薬指に付けると左手首の動きが制限されます。
靴下や靴で足指が窮屈になっているのがこの状態です。足首の動きが制限されると転倒のリスクが増えたり、体の他の場所に負荷がかかり上手く歩けなくなります。
さらに両手の親指と人差し指で輪っかを作って下さい。自分のふくらはぎにこの輪っかが通りますか?通ると筋力不足なんだそうです。
足の指を広げて小股で歩くとふくらはぎがしっかり働きます。ふくらはぎを鍛え、運動能力をきちんと発揮出来るよう足指を広げていつまでも歩ける健康な身体を目指しましょう。足指広げるには「ゆびのば体操」。

「あいうべ体操」、「ゆびのば体操」。ちょっと意識して生活に取り入れてみて下さい。明日からみるみる元気になること間違い無しです!!