
佐藤優氏の名前が出ているのが
気になって購入した一冊。
「舌切り雀」には商売の厳しさが、
「浦島太郎」には私たちの定年後が、
「花咲かじじい」には部下の使い方が、
「雪女」には夫婦の現実が、
「すっぱいぶどう」には競争社会の
身の処し方が説かれており、
大人こそ寓話を読み直すべき。
グリム童話、イソップ童話、
日本の民話や寓話など、
長く重い人生を軽やかに
生きるための知恵が詰まっており、
佐藤優氏と池上彰氏の掛け合いも
面白い一冊です。
興味のある方は、ぜひ一読を。
私もけっこう読んでいた記憶があるんですが、もうすっかりストーリーを忘れてましたね。
そして、実は本当はこんな風に、風刺が隠されていたとは思いませんでした。
昔の人は、道理を、こうしなさい、ああしなさい、と直接的に言わずに物語に隠して言い繋いでいたのかもしれないですね。
また読んでみるのもいいかもしれないですね
うちの息子は、どれも読んでくれませんでしたが…
ほんと本を読むってことをしない子でした…
読書って大事なことなのになぁ…と思いつつ、うまく読書を教えられなかった母です💦💦