ある数学愛好者のひとり言

数学好きな私がひとり言をつぶやきます。

放送大学教材『物理の世界'24』について

2024-06-11 00:00:20 | 放送大学等の学び

2024年6月11日(火)

 

  私が2014年4月に放送大学の選科履修生として入学した理由のひとつに、高校時代にあまりわからなかっ

た物理を再履修してある程度理解できるようにしようということがあった。実際、2014年1学期には、

     初歩からの物理学―物理へようこそ'12     物理の世界'11

を履修した。ただ、この年の4月から急にある私立高校の数学の非常勤講師として勤めることになったので、

履修した2科目はほとんど学習できなかった。2学期に再履修してもう放棄しようと思ったが、2学期もじっく

り学習できるわけがないので、とにかく5月には一夜漬けで通信課題を解いて郵送した。

 7月の単位認定試験は、今と違ってその科目の決まった日時と時間に岐阜学習センターで全国一斉に受験する

しくみであった。もちろん、印刷教材の持ち込みは不可であった。『初歩からの物理学―物理へようこそ'12』の

方は基礎的な問題が多かったので何とかなったが、『物理の世界'11』の方はさっぱりわからなかった。択一式で

あったので、適当にマークシートにマークした。結果は、次の通りであった。

 これを見ればわかるように、2つの科目は現在と違って「自然と環境」コースの入門科目でなく、基盤科目となっ

ている。十分できなかったこの物理学の入門2科目を再履修しようとずっと考えていたが、履修制限があってかな

わなかった。履修制限が外れて再履修できたのは、2022年2学期に履修した『初歩からの物理'22』からである。

そして、『物理の世界'24』も履修制限が外れて再履修できるようになった。2025年1学期に履修しようと考え

ている。現在は新しいこの2科目は、「自然と環境」コースの入門科目となっている。

 

 『物理の世界'24』について書いておこう。この科目は、「自然と環境」コースの物理学の専門3科目へのつなぎ

の科目である。専門3科目とは、現行

    力と運動の物理'19          場と時間空間の物理'20           量子物理学’21

の科目の基礎となる内容だと考えられる。私は、上の専門3科目はすべて履修した。難しい内容であったが、十分

とはとても言えないが、何とか単位を修得した。(これら専門3科目の再履修は、全く考えていない。)

 

 

 『物理の世界'24』については、放送大学の「科目履修案内」について次のように記述されている。

 

 

 『物理の世界'24』は、専門3科目への橋渡しの科目であるから、その内容はそれぞれの分野を網羅している。

具体的には、次のように15回の講義が構成されている。

 第1章~第3章・・・・力学 (岸根順一郎先生)

  1.力と運動      2.力学的エネルギー     3.古典力学のひろがり

 第4章~第7章・・・・電磁気学 (岸根順一郎先生)

  4.ベクトル場     5. 電場と磁場        6.マックスウエル方程式   7.光と時空

 第8章~第9章・・・・熱力学 (清水明先生)

  8.マクロ世界の論理  9.エントロピー      10.不可逆性

 第10章~第14章・・量子論 (清水明先生)

 11.古典論から量子論 12.量子論を記述する数学  13.量子論の定式化    14.ベルの不等式

 第15章・・・まとめとこの先の展望 (岸根順一郎先生・清水明先生

 15.物理の世界:この先の展望

 

 第8章~第9章・・・・熱力学 (清水明先生)」熱力学の分野は、物理学の専門3科目へつながらない。

熱力学は、放送大学では化学の分野に組入れられている。『エントロピーから始める熱力学'20』が「自然と環境」

コースの専門科目として開講されている。余談であるが、ひと言触れた。

 さて、私は『物理の世界'24』の放送授業を第5講まで聴講した。印象として、岸根先生の授業がわかりやすかっ

たし、思わず授業に引き込まれた。『初歩からの物理'22』も比較的わかりやすい授業であったが、『物理の世界

'24』と違って数式が全面的に前に出てくることはなかった。しかし、 『物理の世界'24』は第4章「ベクトル場」

や第12章量子論を記述する数学」のような章が置かれていることからもわかるが、理論の裏付けとして数式が

重要視されている。私は数学が得意であるので、ことばによる物理概念の説明より数式を用いた説明の方がわかり

やすい。その意味で、『物理の世界'24』は私に合っていると思う。是非、2025年1学期には履修したいと思っ

ている。

 

 私は放送大学では「自然と環境」コースで、数学以外に教科で言う「理科」の領域として物理・地学を主に学ん

できた。学びとして「理科」の領域全部をカバーしようと思わないが、物理・地学を中心に学んで興味・関心があ

る範囲で化学・生物にも触れていきたい。

 

 

 

 

ちょっと休息

(1)6月10日(月)のfacebook投稿より・・・「選択的夫婦別姓」について

 経団連が「選択的夫婦別姓」を求める提言を公表しました。
 
  
 現行では「結婚した際に夫婦が必ず同じ姓に統一するよう法律で規定している」唯一の国となっています。この
 
ことが、国際ビジネスの第一線で活躍女性にとって大きな障害になっているとのことです。
 
 「選択的夫婦別姓」を阻んできたのは、自民党内の保守派やその他の保守的な団体です。その理由は、時代遅れ
 
「伝統的な家族観」に固持しているからです。個人の人権が尊重される現代にあって、「伝統的な家族観」を理
 
由に家族構成員の人権が侵害されることがあってはならないと思います。
 
 一刻も早く、民法を改正して「選択的夫婦別姓」が認められるようにすべきだと思います。最高裁には、現行の
 
「夫婦同一の性を強制する」民法に対して、違憲判決を出してもらいたいと思っています。
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面接授業『地球科学概論』を受講する

2024-06-05 00:00:29 | 放送大学等の学び

2024年6月5日(水)

 

 6月1日(土)・2日(日)には岐阜学習センターで面接授業『地球科学概論』を受講した。講師は、

私が現在参加している岐阜学習センターのセミナー『造山論の歩みと日本列島』の講師でもある小島智

先生である。

 6月1日・2日とも朝7時40分頃に自宅を出て、途中コンビニで弁当を購入してから1時間ほどで

OKBふれあい会館の駐車場に到着した。すぐに岐阜学習センターの学生控え室に行った。ロッカーに

弁当と鞄を入れてから、面接授業の会場であるOKBふれあい会館第2棟の6階の6A研修室に向かっ

た。

 

 

 面接授業は9時30分から始まるので、まだ時間的な余裕があった。研修室の自分の座る席に面接授

業を受講するに必要な筆記道具等をおいて、再び2階の学生控え室に向かった。講義が始まるまで、そ

こで休息する。

 以前にも書いたが、私は地学の分野で宇宙科学は得意で、放送大学でのいくつかの科目を履修した。

科目群履証明制度に対応した放送大学エキスパート「宇宙・地球科学の基礎」を取得している。しか

し、地球科学の方は、『ダイナミックな地球'16』『はじめての気象学’15』、面接授業で「探究型古

生物学 」の3科目しかない。こうした事情もあって、今回小嶋先生の面接授業を履修することにした。

 

 面接授業は、9時30分ちょうどに始まった。講義内容と時刻は、下のシラバスを見ていただきたい。

1日目は太陽系の外観、地球の大気・海洋の発生と進化、生物の発生と進化、岩石(火成岩・堆積岩・

変成岩)についての成因と分類等である。1日目で印象に残ったのは、生物の進化の過程で5つの大量

絶滅についてであった。特に生代新生代の境で起きた5回目の大量絶滅は、カリブ海への巨大隕石

の落下であった。これによって、地球が寒冷化などの大幅な地球環境の変化を迎えたわけである。

 2日目は、最後の授業の前までがプレートテクトニクスについての講義だった。大陸移動説とその否

定論、海底拡大説による大陸移動説の復活、プレートテクトニクスへの発展と講義は続いた。プレート

テクトニクスは、私が最も聞きたかった内容で、満足できた。詳しい内容は、シラバスから想像してい

ただきたい。省略する。ただ、プレートの動く絶対的な測度と方向を決める役割を果たすホットスポット

(これ自体は、プレートの動きとは無関係)について知ったことは、私にとって大きかった。

 8時間目(2日目の4時間目)は、今までの講義のまとめと先生の調査の経験(南極探検隊等)の話、

そして最後にレポートを提出することでした。面接授業の終了時間は、各自でのポートの提出時間に寄る

が、私の場合は16時40分頃に研修室を退出した。

 今回の面接授業は、私が初めて聴講した地球科学のまとまった内容だったので、大変満足できる物だっ

た。受講してよかった、との感想に尽きる。

 シラバスとこの講義の参考書を載せておこう。

 

『地球科学概論』

 

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面接授業『精神医学の基礎編』を受講する

2024-05-23 00:00:48 | 放送大学等の学び

2024年5月23日(木)

 

 5月18日(土)・19日(日)は、岐阜学習センターで面接授業『精神医学の基礎編』を受講した。

昨年度は愛知学習センターでの面接授業を受講していたので、久しぶりの岐阜学習センターでの受講とな

る。シラバスにあるように、講師は放送大学の「生活と福祉」コース所属の石丸政彦教授である。「生活

と福祉」コースの科目を私自身が履修することは少ないが、精神疾患について知っておくのも必要だと判

断して受講を決めた。現在は、定員40人満席となっている。講義内容から判断して、卒業と正看護師の

取得をめざす准看護師も多く受講していることだろうと予想していた。。

 
 5月18日(土)は、面接授業1日目。朝、8時50分頃に岐阜学習センター事務室前で受付をした。
 
学生控え室に入り、コーヒーを飲んだりしてしばらく休憩した。授業は、9時30分からなので、鞄や昼
 
食をロッカーに入れて、必要な物を手提げ鞄に入れ直して6階の研修室に向かった。
 
 
 6階6A室前に、面接授業の案内が立ててあった。教室の裏には、時間割りが掲示されていた。
 
 
 会場は、60人以上入る広い研修室である。
 
 
 講義の始まる5分前には、受講者で会場はいっぱいになった。40名の定員すべてが埋まったようであ
 
る。見渡すと、女性が多い感じであった。講義の性質上、看護師の受講が多かったと思った。この点は、
 
予想通りであった。
 
 私は精神疾患の概要、特に統合失調症(かっての精神分裂症)、うつ病双極性障害心的外傷後スト
 
レス障害(PTSD)
などについて知っておきたいと思っての受講である。私がある病院でカウンセリングを受けていたとき、
 
病院への外来患者が多かったこと見て精神疾患で病んでいる外来患者が多いことを知った。このことから、
 
この分野を知ってみたいと思ったわけである。
 
 授業内容は、かなり専門的で私自身が理解するのに苦労した。1日目は、午前中が精神疾患の統計から
 
見た現状と精神疾患の診断の手順・診断基準であるDSM-ⅣICDの紹介があった。午後は、病症として
 
内因である「統合失調症」についての診断と治療が中心であった。特に抗精神病薬が開発されたことで、
 
「統合失調症」の治療が劇的に変化したことも知った。同時に、副作用についても学んだ。
 
 1日目の講義が終了したのは、16時40分ちょうどだった。
 
 
 2日目も同様な時間に、岐阜学習センターに出かけ、同じ教室の同じ席で『精神医学の基礎編』を受講し
 
た。2日目は、主に「うつ病」と「双極性障害」についての病症とその治療についてが中心話題であった。
 
前者は遺伝による発病は少ないが、後者は遺伝による影響が強いとのことだった。面接授業の内容について
 
は、下のシラバスから想像していただきたい。
 
 2日間の面接授業は、最後にテストを受けて無事に終了した。

 

『精神医学の基礎編』

 

次回の面接授業は、6月1日(土)・2日(日)で、小嶋智先生の『地球科学の基礎』である。現在オ

ンラインで私が参加している『造山論の歩みと日本列島』と重なるところがある。私は地学で宇宙科学

分野は得意であるが、どちらかというと地球科学の方はわからないところも多い。しっかり学んでみたい。

 

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科目群履修認証状(環境科学の基礎)等が郵送されてきた ~放送大学エクスパート

2024-04-02 00:00:05 | 放送大学等の学び

2024年4月2日(火)

 

はじめに ~科目群履修認証制度

 放送大学の科目群履修認証状(環境科学の基礎)等が3月31日(日)に書留にて郵送されてきた。私は、今まで

も今回も単位認定試験の成績発表がなされる3月20日前後に申請してきた。認証状が送られてくるのは、6月初旬

か中旬であった。今回は3月下旬であるから、すごく早く郵送されてきたことになる。31日曜日に郵便配達の人か

ら手渡しされた書留になっていた封筒を見て、見当がつかなかった。封筒を開けてみて、ようやくわかった。

 郵送されてきた主な物は

①科目群履修認証状(環境科学の基礎)

② 科目群履修証明書(環境科学の基礎)

③ 科目群履修認証カード(環境科学の基礎)

であった。

 私は今回で、科目群履修認証(放送大学エクスパート)を受けたのは、6回目になる。

  宇宙・地球科学プラン(宇宙・地球科学)  ※社会数学プラン(数学と社会)  

  工学基礎プラン(工学基礎)        ※計算機科学基礎プラン(計算機科学の基礎) 

  データサイエンスリテラシープラン(データサイエンスリテラシー)

      ※は、廃止もしくは将来廃止となる科目群履修認証 

 おそらく今回が、私にとって最後の認証となるだろう。

 

 科目群履修認証制度とは、放送大学では次のように説明している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  履修証明制度とは

   学士などの学位とは異なる、社会人などを対象とした新しい履修•学習の証明が「履修証明です。2007

  度の学校教育法改正によって誕生した制度で、大学などが、一定のまとまりのある学習プログラム (履修証明

  ログラム)を開設し、修了者に対して、法に基づく履修証明書を交付できるようになっています。プログラムの

  内容は、大学によってさまざまです。                   (放送大学ホームページより

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 各大学とも、社会人を対象に特徴ある科目群履修認証制度を開設している。ここでは、岐阜聖徳学園大学について、

リンクを張っておこう。

  岐阜聖徳学園大学履修証明制度について

 普通、通学制大学の科目群履修認証制度は、社会人が対象であるので在学生は履修できない。また、履修した科目

の単位は与えられないのが原則となっている。ただ、放送大学は主に社会人を対象にしていることもあって、大学が

プランごとに指定した科目の単位を取得することで、申請によって認証が受けられる。多くの人は取得単位が多くな

ると、その取得科目によって認証を申請する学生が多い。私も「環境科学の基礎」の認証に2科目4単位不足してい

たので、2024年2学期に『生物環境の科学'16』『生活環境と情報認知'20』の単位を修得したのである。

                                 

科目群履修認証状

 いただいた認証状を掲載しておこう。

 

 

科目群履修証明書

 科目群履修証明書は、必要な場合に適当な機関に提出できるものである。科目群履修証明制度は学校教育法第105条

の規定による正式なものである。履歴書に記載することもできるものであるから、当然その取得証明書が発行される。

 今回の私の証明書は、以下の通りである。単位を修得した科目名が記載されている。

 ○印が、選択必須科目である。この「環境科学の基礎」の認証に必須科目はない。選択必須科目8科目以上を含めて

20単位修得すれば申請できる。

科目群履修認証カード

 下のカードは、科目群履修認証を受けたということを示す携帯用のカードである。求められることがあれば、証明書

を提出すればいい。科目群履修認証状は持ち運ぶものでないが、このカードは持ち運びができて便利である。最も私は

このようなカードも普段使うことがないので、一式保管してある。

 

 

 

 

 

 

ちょっと休息

(1)生き返った山野草ショウジョバカマ

 2023年8月の終わり頃に、山野草であるショウジョバカマを植木鉢から引き抜いた。根腐れを起こしていたから

である。そこで、多分ダメだと思ったが、気休めに一部の宿根を新しい植木鉢に植え替え、まわりに落ちていた葉を刺

しておいた。

 2~3日前に見たら、びっくり。何と新しい芽が出ていた。信じられないことだった。と同時に、また昔のようにシ

ョウジョバカマを楽しめると思った。

 写真の新芽のまわりの葉は、刺したものである。ショウジョバカマの葉は、なかなか枯れない。

 

 

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岐阜学習センターでの2024年度2学期卒業生の学位記授与式及び懇親会

2024-03-26 00:00:52 | 放送大学等の学び

2024年3月26日(火)

 

 3月23日(土)は放送大学本部主催の学位記授与式(卒業式)が東京のベルサール高田馬場で実施された。

4年前の学位記授与式はコロナ禍で中止になったが、私は2年前の国技館で行われた式典には参加した。一度

出ればいいと思っていたので、今回は参加を見送った。ただ、3月24日(日)に実施された岐阜学習センター

主催の学位記授与式に参加した。こちらは3回目の出席である。

 学位記をいただいた。

 

学位記

 放送大学教養学部教養学科「情報」コースの学位記を掲載したい。放送大学の場合、6つのどのコー卒業

しても、学位は「学士(教養)」である。これは、教員養成系教育学部の教員養成課程を卒業した場合、どの専

攻・専修を卒業しても「学士(教育)」が授与されるのとよく似ている。教員養成系教育学部の員養成課程は、

放送大学の教養学部とよく似ていて、リベラルアーツ的な色彩が残っている。以前のこの部の名称が学芸学部

であった事実が、その事を物語っている。遙か昔に私が岐阜大学教育学部を卒業した際の学位(このときは称号

現在の学位である「学士」に準ずる) は、「教育学士」であった。

 私がいただいた学位記を掲載しておこう。

学位記

 

学位記フォルダー

 

岐阜学習センター主催の「学位記授与式」

 岐阜学習センター主催の学位記授与式は、 OKBふれあい会館第2棟3階の講堂で、13時から40分間の予定

で開催された。参加者は、①2023年度2学期の卒業生、②学習センターの所長、③センター所属の客員教員、

④センター所属の事務職員及び⑤同窓会会長である。今年度末で退官される、私がセミナーでお世話になった

中光宏先生も参加されていた。田中先生とは今週の火曜日の最終のセミナーその後のお別れ会でお会いするの

が最後となるかも知れない

 

 学位記授与式は、次の式次第に基づいて行われた。

 2023年2学期の岐阜学習センターでの卒業生・修了生は、40名超で出席者は確か21名だったと思う。

学位記は、各コース(学部)・プログラム(大学院)ごとに、所長から一人一人授与された。

 また、式次第にあるように学歌斉唱は岐阜学習センターのサークル「清流ハーモニー」のメンバーが学歌と

「喜びの歌」を斉唱された。過去2回の私が出席した岐阜学習センターの式典ではなかったことである。コロ

ナ禍も去り、復活したようだ。

 

 学位記授与式のために、事務職員によって会場設営がなされていた。その様子を、スナップ写真で紹介して

おこう。

 

学位授与式の会場案内

 

学位授与式会場

 

岐阜学習センター・同窓会主催の「卒業生の皆様を囲む懇談会」

 学位記授与式のあと、卒業生・修了生全員で2回のロビーで写真撮影をした。その後、研究室で岐阜学セン

 ター・同窓会主催の「卒業生の皆様を囲む懇談会」が開催された。「卒業生の皆様を囲む懇談会」は、2階の

修室を会場として行われた。

 今回の学位記授与式に参加された希望者と学習センターのナビゲータの役員が参加して、自己紹介と抱負など

を語り合った。前回と違って、有意義な時間を過ごすことができた。

 さらに、私はナビゲータとして、終了後に行われた「新入生の集い懇親会」にも参加することになった。直前の

業生の皆様を囲む懇談会」が長引いたこともあって、参加した新入生は少なかった。懇談会は、自己紹介と

入生が聞きたいことなどが主な話題であった。

 

「卒業生の皆様を囲む懇談会」および「新入生の集い懇親会」会場

 

「情報」コースを卒業した感想

 私が「情報」コースに再入学したのは、2022年4月であった。入学当初は、コンピュータのしくみや通信

しくみなどのハード面の学習、Windows11を含めたOSやMS-Wordなどのアプリケーションなどのソフト面の学習

をしたいと考えていた。さらにプログラム言語Paysonや統計解析ソフトRを使ったいわゆるプログラミングなどを

学ぶつもりでいた。情報数理に関する科目も履修したいと意気込んでいた。「情報」コースには、確かにそのよう

な科目が用意されていた。

 しかし、結局この2年間(正確には、1年半)で実際に私が履修したのは、マルチメディア関連の科目と情報教

育関連の科目などのやや文系的色彩の濃い科目だった。「情報」コースでの履修が途中でいやになって、早く卒

したいという気持ちになった。だから、私にとって取り組みやすい科目の履修に向かった。卒業はしたけれど、悔

い残る2年間となった。

 ただ、PaysonはともかくRは何とかある程度マスターしたいと思っている。数学の学習にも有用と思えるからで

る。

 

 

 

 

ちょっと休息

(1)放送大学から2024年度の選科履修生への入学許可書が郵送されてきた

 3月25日に放送大学への2024年度の選科履修生としての入学許可書が送られてきた。選科履修生であるか

ら、在籍できるのは1年間だけである。私は学位授与機構への学位の申請を考えているので、選科履修生を選んだ

のである。

 入学者が放送大学に入学する場合、卒業を目指さなくても長期に在籍するならば全科履修生として入学した方が

いい。全科履修生について新規入学の場合は、10年間在籍できて入学料が24000円である。再入学では、

年間在籍できて入学料が18000円となる。対して、選科履修生について新規入学の場合は、9000円で在籍

できるのは1年間である。再入学では、1年間在籍できて入学料が6750円となる。これを考えると、全科履修

生の方が遙かに入学金が安くつくことがわかる。現に私が知っている多くの人は、卒業を目指さない全科履修生と

なっている。10年以上の在籍が、当たり前になっている。人それぞれである。

 入学許可書とその裏面の注意書きを掲載しておこう。

 

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