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夏休み計算強化週間③ ひっ算・・・くり上げ、借りてきた数、くり下げの数をどこに書く?

2018-07-28 18:51:13 | 算数の教え方 8

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計算問題として、小学2,3,4,5年生の1学期はひっ算を習っていますね。

ひっ算

小学2年 たし算とひき算

小学3年 大きな数のたし算とひき算,かけ算

小学4年 わり算、小数のたし算とわり算

小学5年 小数のかけ算とわり算

ひっ算という便利なものは、今後も十分に使っていくので出来ないわけにはいきませんね


ひっ算の注意すべきことは とにかく位をそろえて書くことです。

「位をそろえて式の数字を書くこと」はもちろんのこと、

 「くり上げの1」くり下げの数と借りりてきた1」もその位に書くことが大事です。

ひっ算の計算で上手く行かない時の多くは、この「くり上げの1」「くり下げの1」の書く場所が適正でないことが原因です。そして、厄介なことに、そのお子さんの書き方は既に癖になっている場合が多いです

この夏休みの間に「悪い癖」はなおして上げましょう

では、まずはたし算とひき算

 

この時も、「どう解いたの?」と訊ね、お子さんの説明に耳を傾けながら

「くり上げの1」「くり下がった数」「借りてきた1」をどこに書くかを、ジーと見つめ、適切な位の上または近くに書かれているかを確認してください。

 

 さらにかけ算・わり算になってくると、この「くり上げの1」「くり下がった数」「借りてきた1」が途中の計算のなかでゴチャゴチャになってきます。

その時には、お子さんと「〇〇ちゃんは、どう書いたら間違えにくかな?」「この時はこう書こうね」と各ご家庭で工夫されるといいと思いますよ。

本当にゴチャゴチャになってきますから

では、そのゴチャゴチャの具合を見てみましょう。

問題

 まず、お子さんに自由にと解かせてみてください。

これを解くと

となります。小さく書いている1,3,4の数字はそれぞれ意味がちがいますので、対処の方法も違います・・・大変。

それを追ってみましょう。

まず初めに、

 

次に

 

そして

もう一度見てみると

色を付けて見てもやはりゴチャゴチャします。しかし、お子さん達は鉛筆1つ(同じ色)でこれを解いていかにといけません。

お子さんにどうやって解いたかを訊ねながら、間違えないように工夫をしていくしかないです。

例えば〇で囲むとか・・・・最後のたし算でのくり上げの1に〇を囲むとか

この夏休みを利用して、お子さんの計算途中をジーと見ながら、親子でルールを決めるといいですね。

「最後のたし算のくり上げの1は〇でくくるとか・・



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