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デジタル音楽市場でiTunes Storeが70%のシェア

2010-05-27 18:00:06 | 日記
 小売市場調査会社の米国NPD Groupは5月26日、米国AppleのiTunes Storeが米国のデジタル音楽市場シェアで首位を独走しているとの調査結果を発表した。この調査結果は、Appleの音楽ビジネス慣行に対する調査に乗り出したと報じられている連邦反トラスト法(独禁法)当局にとって有利な材料かもしれない。

 NPD Groupによると、2010年第1四半期の米国デジタル音楽ダウンロード市場で、iTunes Storeは前年同期比1ポイント増の70%のシェアを占めた。市場2位のAmazonMP3(Amazonのデジタル・ダウンロード部門)のシェアは、同4ポイント上昇して12%となったと、NPDのエンターテインメント担当副社長兼シニア業界アナリスト、ラス・クラプニック(Russ Crupnick)氏は述べた。

 デジタル音楽ダウンロード市場の3位以降は、RhapsodyやNapsterなど小規模なプレーヤーがシェアを分け合っている。「デジタル・ダウンロード市場には、これら各社が1~3%のシェアを獲得できる余地がある。ダウンロードは彼らの主力事業ではないが、彼らから音楽を購入する消費者もいる」とクラプニック氏。

 同氏は、「だが、この調査結果のポイントは、デジタル音楽ダウンロード市場の80%以上を大手プレーヤー2社が握っているということだ」と指摘する。この結果は、Appleのビジネス慣行に対する初期段階の調査を開始したと報じられている反トラスト規制当局の強い関心を呼ぶかもしれない。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)


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