福島第一原子力発電所の状況(3月6日現在)
RBB TODAY 3月7日(木)6時15分配信
東京電力が3月6日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。
※3月5日午後0時50分頃、構内道路に軽油の滴下痕を当社社員が発見。現場を確認したところ、軽油タンク点検のため軽油を入れたタンクローリー車から滴下したことを確認。現在、タンクローリー車からの滴下は停止。また、道路に滴下した軽油については乾燥しており、滴下痕が確認された箇所については砂をかけた。同日午後1時23分に富岡消防署へ連絡。
調査の結果、タンクローリー上部のマンホール締め付けハンドルに若干の緩みを確認。タンクローリー上部のマンホール防護枠に雨水が溜まっており、雨水とマンホールからにじんだ軽油がタンクローリー車走行中に路上に滴下したものと推定。また、漏えい量については、約8リットル(軽油:約5リットル、雨水:約3リットル)と推定。
※3月6日午前10時、6号機タービン建屋地下から仮設タンクへの溜まり水の移送を開始。同日午後3時、移送を停止。
※3月6日、2号機原子炉建屋開口部(ブローアウトパネル)のダストサンプリングを実施。
※3月6日、2号機原子炉格納容器ガス管理システムのチャコールフィルタ・粒子状フィルタのサンプリングを実施。