東通原発内、活断層の可能性高い…規制委チーム
読売新聞 12月14日(金)17時52分配信
原子力規制委員会の専門家チームは14日、東北電力東通原子力発電所(青森県)の敷地内にある破砕帯の現地調査を終えた。
前日に続いて調査用の溝(トレンチ)などを視察した島崎邦彦委員長代理は「(破砕帯には)過去10万年以内の再活動と思われるものがある」などととして、破砕帯が活断層の可能性が高いとの見方を示した。ほかの4人の専門家の見解もほぼ一致した。20日に都内で開かれる評価会合で詳しい議論が行われるが、最終的に活断層と判断された場合、東通原発の耐震評価の見直しは避けらない。再稼働は当面、見通しが立たなくなった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-00000975-yom-sci
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