では、新型レガシィが大型化戦略を採用したマーケティング上の意味を考えてみよう。国際的な「Dセグメント」の意義は前述したが、国内市場ではどうだろうか。従来モデルのスポーツセダン派ユーザーからのある程度の抵抗は否めないが、クルマの出来からするとスバルらしさは十分にあり、スバル離れは起こらないと考える。
むしろ、この市場で新しく生まれた「真性団塊ジュニア世代」(72~81年生まれの20代後半~ . . . 本文を読む
11年の歳月が流れた。1981年に、トム・ウォーキンショウがスパ・フランコルシャン24時間耐久レースにRX-7 で出場した。耐久レース仕様235~240bhpのレーシング12Aエンジンを供給し、アドバイザーとして松浦が参加した。出場した3台のRX-7の内、トム・ウォーキンショウの1台がBMW530と激闘の末、日本車としては初めて総合優勝した。1970年のスパ・フランコルシャン24時間耐久レースでB . . . 本文を読む
それもつかぬま、レシプロエンジンにターボ着きが出てきて、またまたパワーコールである。
試作ターボエンジンが出来て、テスト走行が始まった。
三次のテストコースで乗ると、ガクンと加速が始まり背中がシートに押し付けられた。
今まで味わったことのない荒々しい加速である。
このパワーの出方では商品にならないと、田所に言ったら、まずターボをお前に理解させるために乗せた。商品化できるまでこの特性をマイル . . . 本文を読む
4.カルチャーとしての4WD
アメリカで4WDがカルチャーになった。
アメリカの1960年代は、黒人と白人、若者と大人、さらには戦争に送られる下層市民と徴兵を逃れる上流市民、傷ついた帰還兵と一般市民が、互いに対立しあう、混沌とした社会であった。
トンキン湾事件を引き金としてベトナム戦争(1965年~1972年)へ発展した。北ベトナムへ地上軍を進めることの出来ない米軍は、北から次々に侵入する . . . 本文を読む
量産となると信頼性の問題と性能面の問題とそれぞれについてたくさん問題があった。
由香里の耐久テストベンチは、そうした問題を解決するのが仕事であった。
信頼性の面では、横のシール部分、サイドシールにサイド排気にしたがために従来にはない問題が出てきた。
ある時間、耐久テストベンチで回すと出力が低下してきた。
そこで、エンジンをバラして、調べると、ローターのサイド面にカーボンスラッジが溜まり、サイドシー . . . 本文を読む
セグメンテーション基準としては、年令などの人口統計的な基準ととも重要なのがライフスタイルです。
福岡の繁華街天神で、若い女性に衣料品購入のプロセスを聞いたところ四種類のタイプが確認されました。いずれも年令的にはほとんど同じで、職業を持つキャリア・ウーマンです。仮に、タイプA、B、C、Dとしましょう。
タイプAの女性は、私はあるブランドが好きです。出来るだけ、そのブランドで揃えるようにしています . . . 本文を読む
6.事業部門によるITのセルフサービス。
多くのクラウドソリューションは、特にSaaSに関連している場合は、IT部門が関与する必要が少なくなってきている。今後出てくる多くのクラウドコンピューティングソリューションは、ビジネスユーザーが完全にセルフサービスで導入することができるようになるだろう。McKendrick氏が述べているように、これは多くのシナリオがより小さいものになり、数も増えて、IT需要 . . . 本文を読む