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07年8月25日HMS上級のコースレイアウト

2007年08月28日 | 上級レイアウト
 今日はM川さんとK島さんが担当です。午前中はバリアブルのコースを使用したのですが、面白い趣向がありました。
 バリアブルの北半分と南半分を分けて、それぞれをM川さんとK島さんが別々にパイロンを置いたそうです。まず、参加者を半分に分けて、それぞれがM川さんセクションとK島さんセクションを走り込み、さらにセクションを交換します。
 そして最後に、二つのセクションを繋いだ全体コースを走りましょうという企画です。本当に、イントラさん達の工夫と創造力には脱帽です。

 図面だけでみると分かりにくいでしょうが、実際に走ってみると、右半分M川さんコースと、左半分K島さんコースは随分違います。
 両方とも、上級らしい、難しいコースですが、非常に細かいところで、走りの感性を変えていく必要があるようです。

 右側M川さん、コースは、前半は神経質に車体を左右に振っていくセクションです。①から④がそういうセクションです。⑤⑥⑦は一見するとその延長線上で左右に振っていくようにも思えますが、走り方によって、バイクを立てて小さな挙動だけでクリアしていくことも可能です。アクセルも開いていきます。
 ⑧をフルロックで折り返した後は、S字に向かっては結構アクセルを開けることができるセクションになり、⑨や⑩はスピードの高いところからの気持の良いUターンになりました。

 左側K島さんのコースは、⑫⑭⑳が比較的半径の大きな旋回となり、そこからそのスピードをなるべく落とさないように、細かいセクションに突っ込んでいくことがポイントになっていたようです。
 細かいセクションに入ったときに詰まってアクセルが開けられなくなると、一気に苦しくなってしまうという設定です。⑰⑲(22)あたりが、そういう意味で、精算を求められるポイントになります。


 午前の最後は、この二つのセクションを繋いで走ります。
 休み時間の間にセクションを見た時に当初のコースはこうなっていました。



 そこで、スタートポイントを変更してもらうようにM川さんにお願いしてみました。つまり、上図のように左側から大外を通ってくると、もうそこでコースが終わったような感じになって、最後のS字のセクションが「おまけ」みたいになってしまうからです。M川さんも、すぐに理解してくれて、下図のようなスタートポイントになりました。
 結果としては、かなり締まった良いコースレイアウトになったと思うのですが、参加された皆さんはいかがだったでしょうか。



 このコースレイアウトだと、②~③がスピードがのるセクションになって、③が結構チャレンジングになります。そこで、起承転結というか、ちゃんと分けると5つのセクションで起承転転結みたいな感じになって、かなり煮詰まった、楽しいコースレイアウトになったと思います。逆に、少し走行時間が短かったくらいで、エキサイティングな午前中の講習を終えたのでした。




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