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上級テクニック ~ 孫の手コーナー その2

2009年07月16日 | 上級テクニック
 2009年7月11日の上級です。上級は3周連続IZMさんが担当することになり、やはり孫の手コーナーを作ってくれました。
 そこで前のエントリー(その1)で書いたことを確認してみました。
 図のコースは午前中のバリアブルと市街地の半分をつないだコースで、バリアブルの部分のみ、表わしています。
 ⑩⑪⑫のセクションが孫の手コーナーになっています。ただ、⑪と⑫の間隔はかなり離れているので緩いタイプの孫の手コーナーになります。また、⑩へのアプローチはかなり強いブレーキングになります。
 実際に走ってみた結果では、私のブレーキングポイントおよびリリースポイントは図の矢印記号の位置でした。
 赤矢印のリリースポイントでは向き変えしたらすぐにパーシャルスロットルにして、向きが変り⑪の脇に出たらすぐに加速します。

 ざっくりというと、ブレーキを引き摺って旋回半径を詰めながら旋回角をつぶしていきます。向き変えをしたら、ただちにパーシャルにするか、再加速を開始します。実際には向き変えの後、アクセルを開くまでに間ができてしまうので、その「何もできないでいる」間を限りなくゼロにするように操作します。

 次に孫の手コーナーのバリエーションの話に戻ります。



 こちらの図の下段(C)は、3本目のパイロンが詰まった配置になっているバリエーションです。
 これも基本配置(A)に対してかなり難しいセクションになります。
 ①をかわして、②の旋回に向かい、しっかりスピードを落とさないと、③の内側に入ることができなくなります。



 (A)と同じように入ろうとすると、③の手前で再度ブレーキを掛けて向き変えをしなければならなくなります。この場合は(A)の状態からさらにスピードを落とすので切り返しも時間がかかるようになります。非常に気持ちが悪い状態に陥ります。
 人によっては、①と②を完全に二つのコーナーに分けてしまって回るという選択もあるかもしれません。
 いずれの場合も、二度ブレーキになってしまうのでピッチングが起こりやすく、コントロールされたコーナリングという気分を味わえません。

 (B)のパターンと同じように、ブレーキを長く使って、かつ倒し込みながらブレーキングを行います。



 (B)と(C)の違いは、ライン全体がコーナーの奥(図の左方向)にずれることです。また、上図ではわかりにくいですが、①のパイロンに向かってはなるべく外側(図の下方向)に振って進入角度を作ります。
 (B)よりも③に対する切り返しの動作を明確に行う必要があります。
 とにかく、このような複合コーナーは、ラインが決まらないと失速して、何もできないままコーナリングに耐えるという結果となってしまいますが、うまく走ると気持ちよい達成感が得られます。


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