わてが丁稚の定吉だす。
3月18日公開のSPIRITを観て来ました。
ジェット・リー演じる霍元甲は実在の人物で、日本で言えば力道山のような実在の伝説の存在。実際の死因とか戦いの経緯なども史実では不明らしいです。
父は甘さを見せる格闘家、その父を超えて天津一の格闘家を目指して戦いに明け暮れます。そして最後の1人を倒すのですが…
ジェット・リーはダニー・ザ・ドッグを演じた頃に比べて太って見えました。役作りなのでしょうか?
そして動きがトロい。なんか一線を退いた元スターみたいな感じで。
演技は見るからに作り笑いで薄っぺら。演出がわざとらしい。音楽も軽い。ファンはどうなんだろ、この作品…
とあくびをかみ殺して見ていましたよ、序盤は。でもそれも演技・演出だったんでしょう。
中盤から変わってきます。放浪から自然の理とともに生きる田舎の村に流れつき暮らしていく雰囲気がなんとも言えません。癒されます。
メチャクチャに速いだけが取り柄の田植えをしていた生き急ぐ人生から風が吹けば身を任せるようになるまでの生活の変化、ここをもっと膨らませてほしかったなぁ。
で、後半に来るとジェット・リーが全然違うんですよ。なんか晴れ晴れしてて。
音楽もヤケに重低音が響くようになるし。アクションの動きにしても序盤に見られたような無理な動きを必要最低限に抑えて、自然にすんなり入って行けます。
一度入りこめなかった映画に急に入り込むと一気にクライマックスに引きずりこまれて妙に涙もろくなってしまいます。
CMで言う泣ける映画ってのもあながち間違いじゃありませんが…
でもCMではジェット・リーと並ぶ存在のようだった中村獅童は完全に助演でした。
戦いに明け暮れて中身のない薄っぺら前半生。
人生の真実に触れて、それを全うすることに捧げた後半生。
この対比が見事な秀作でした。
3月18日公開のSPIRITを観て来ました。
ジェット・リー演じる霍元甲は実在の人物で、日本で言えば力道山のような実在の伝説の存在。実際の死因とか戦いの経緯なども史実では不明らしいです。
父は甘さを見せる格闘家、その父を超えて天津一の格闘家を目指して戦いに明け暮れます。そして最後の1人を倒すのですが…
ジェット・リーはダニー・ザ・ドッグを演じた頃に比べて太って見えました。役作りなのでしょうか?
そして動きがトロい。なんか一線を退いた元スターみたいな感じで。
演技は見るからに作り笑いで薄っぺら。演出がわざとらしい。音楽も軽い。ファンはどうなんだろ、この作品…
とあくびをかみ殺して見ていましたよ、序盤は。でもそれも演技・演出だったんでしょう。
中盤から変わってきます。放浪から自然の理とともに生きる田舎の村に流れつき暮らしていく雰囲気がなんとも言えません。癒されます。
メチャクチャに速いだけが取り柄の田植えをしていた生き急ぐ人生から風が吹けば身を任せるようになるまでの生活の変化、ここをもっと膨らませてほしかったなぁ。
で、後半に来るとジェット・リーが全然違うんですよ。なんか晴れ晴れしてて。
音楽もヤケに重低音が響くようになるし。アクションの動きにしても序盤に見られたような無理な動きを必要最低限に抑えて、自然にすんなり入って行けます。
一度入りこめなかった映画に急に入り込むと一気にクライマックスに引きずりこまれて妙に涙もろくなってしまいます。
CMで言う泣ける映画ってのもあながち間違いじゃありませんが…
でもCMではジェット・リーと並ぶ存在のようだった中村獅童は完全に助演でした。
戦いに明け暮れて中身のない薄っぺら前半生。
人生の真実に触れて、それを全うすることに捧げた後半生。
この対比が見事な秀作でした。
見た目恐いけど実は熱くていい人、大和でもそんな役柄でしたが、実にハマってると思います。
田舎生活のシーンは、ちょっと中だるみっぽい感じがしました。
日本人だから日本では獅童サン、主役風の扱いになってますけど、
結構実際、なかなか大役だったと思います、
もっと出てくるかな?とは思ったけれど、、
あんなイイ役だったとは