サーフィンに医学のメスを!

整形外科医/医学博士イナダクニマサのブログ

RealBvoice 千倉プロ 2016

2016-05-31 | Surfing Competitions
この5/28,29に千倉海岸で行われた
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2016
ロングボード第3戦「RealBvoice千倉プロ supported by 三瓶工務店 昭和エンジニアリング」ですが、
我々も今年初めてとなるメディカル・サポートで参加させていただきました

第2戦に続き

ウイメンズで見事連勝を果たした吉川広夏選手とともに

今大会は
ビックリするほどイイ波のコンディションで、
各選手とも十分に実力が発揮出来た
素晴らしい大会となったのではないでしょうか。

大会の様子です

5/28大会初日

朝6時集合で

メディカル・ステーションのスタンバイ
この日は
わが勝浦整形外科クリニックの
五味PT、木原PT、藤澤PTが帯同してくれました。

優勝候補の

御宿の吉川選手のケアに当たってくれた五味PT

今大会からは

選手の控え用テントも使って
コンディショニングに当たります。
写真はメンズ優勝の櫻岡甲太選手を指導する藤澤PTの様子

その他にも

多くの選手にバランスボールなどを使って指導し、

選手からも好評のようでした。

湘南は辻堂の
現役レジェンド・プロ・サーファーからも

藤澤PTによる体のケアの効果について

絶賛の声を頂きました。

5/29最終日

朝からよく晴れて

我々も準備万端

波もいいコンディションで

大会は観客も多く
大変盛り上がりました。

ファイナルを前に

松本PTのベテランの腕が
選手のケアに役立ったようです。

メンズでは
晴れて初優勝を果たした櫻岡甲太選手の

表彰式を盛り上げた太東のノブ&ぺー選手
最高の演出でした!

スポンサーである「リアルBボイス」の大会で優勝出来て

本当に盛り上がりました。
櫻岡甲太選手、おめでとうございます。

そして
ウイメンズのファイナルでは
2114 & 2015年のウイメンズ・グランドチャンピオン連覇中の
御宿の吉川広夏選手が
最後に見せた素晴らしいパフォーマンスに鳥肌が立ちました。

選手の皆さん
そして大会関係者の皆さん
本当にお疲れさまでした。

そしてまた
素晴らしい感動をありがとうございました。
大会に関するSURF MEDIAの記事
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国際サーフィンシンポジウムにて

2016-05-25 | Surfing Medicine
千葉県一宮町の
志田下(釣ヶ崎海岸)で開催中の
WSL-QS6000「ICHINOMIYA CHIBA OPEN」ですが、

今日開催された「国際サーフィンシンポジウム」に
私も参加させていただきました。

2020年東京オリンピックでのサーフィン競技の外房開催の可能性に向けて
政治家の先生方をはじめ
会場はほぼ満席となるほどの多くの人々が集まりました。

WSL JAPAN代表の近江俊哉氏の講演に続いて、
大原洋人選手、稲葉玲王選手、大野修聖選手を迎えたパネルディスカッションが行われました。

そこで私は
サーフィン・ドクターとしての発言の機会を待っていたのですが、

残念なことに
そうしたチャンスは無いままに終了

これでは全く「パネルディスカッション」とは言えませんが
これが今の日本のスポーツ競技界の中での
サーフィン競技」のレベルなのでしょうね

しかしながら
この会議の後の懇親会では

私個人としては
政治家の諸先生方はもとより
WSL Internationalのアル・ハント氏や
かつてAU研修の時にお会いした、WSLジャッジのグレン・エリオット氏とお話しが出来ました。

その中でお聞きしたのは、
実は世界最高峰のCTでも
メディカル・サポートはカイロプラクターやドクターがボランティアで行っているとのことで、
この私も参加させていただくことは出来るとのことでした。
これから
私はどんどん世界のサーフィン競技の現場に
関わっていきたいと思います。

「サーフィン」が今、
2020年東京オリンピックの正式種目として、にわかに注目されていることに対して
私が今思っていることを正直に書きます。

まず
競技スポーツとしての「サーフィン」を考えると

世界でニッポン人選手が活躍している競技は
レスリング、フィギュアスケート、体操競技、水泳、スノーボード、モーグルなどの他
野球のイチロー、テニスの錦織選手、ラグビーの五郎丸選手などのように
その体格では無く、技術の正確さや柔軟性、俊敏性で優れていると言えます。
ですから、
ニッポン人はそもそも
サーフィン競技に向いているはずなのです。

そして
ISAの世界戦やWJCでの日本のジュニア選手の活躍は、これまでにも証明されており
では
オリンピックを目指して、これから何が必要なのか?と考えると

①世界レベルのサーフ・トレーナーとサーフ・コーチの存在
②海外転戦などをサポートするマネージャー
③選手の活躍を支えるスポンサー
④メディカル(&メンタル)サポート
であると思います。

そんなか
我々が2009年からずっと行ってきた
サーフィン競技に関する医科学研究は、
オリンピックレベルのスポーツ競技への発展にとっては不可欠と考えて
これからますます頑張っていきたいと思います。
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国際サーフィンシンポジウム2016

2016-05-22 | Surfing Competitions
我が千葉県一宮で開催の
WSLメンズQS6000、ウィメンズQS1000のイベント

ICHINOMIYA CHIBA OPEN」が
今日トライアルラウンドから始まりました。

2020東京オリンピックでの
公式種目としての「サーフィン」の可能性を
最大限アピール出来る
&しなければならない
大事な大会です。

そして
5/2には

競技スポーツとしてのサーフィンに関する
画期的なシンポジウムが開催されるとのこと

もちろん私も

サーフィンドクターとして参加いたします。

オリンピックをきっかけに
競技スポーツとして「サーフィン」が
サッカーやテニスなどと同じように
将来
日本でもテレビなどで試合が中駅され
ニュースで選手の活躍が報道されるようなことを
本当に切望しております。

そんな中

昨日の私は
わが家で
楽しい友人たちとの「第8回キャトルセゾン

今回のテーマは「スペイン
なんと
ベルギー、スウェーデンそしてイギリスの大使館のワインを扱っているという
千倉の青木屋さんセレクトのワインは
毎回毎回、本当に最高です。

そして
今日日曜日
庭で昼寝の

タロウちゃん

夕方の散歩は

遠く白子の漁港まで行きました。

波は上がって
このあたりの海岸は、ほぼクローズアウト

明日からの
志田下での大会の成功をお祈りいたします。
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2016年日本整形外科学総会にて

2016-05-18 | Surfing Medicine
ブログのアップが遅れてしまいましたが

第89回日本整形外科学会学術総会」での
日本初となる私のミッションは
無事に
そして
我ながら大成功という内容で
終えることが出来ました。

時間軸に沿って
スナップをご紹介

学会初日
庵原美穂プロとの打ち合わせ

スーツ姿でこんな笑顔のチャンピオンは
なかなか見ることの出来ない姿でしょうね

5/13(金)の朝8時

とうとうパネルディスカッション6「マリンスポーツ」の開始

今回の学会は
日本中の整形外科医と
海外からの著名な整形外科医が集まる
整形外科界のワールドカップinジャパン」といったところでしょうか
後から聞いたところ
何と1万5千人が参加したとか!?

そんな学会での我々は

現役ナースのプロサーファー
庵原プロの発表から始まりました。

その次は
座長でもある私が

サーフィンと腰部傷害」というテーマで、
われわれ「サーフィン医科学プロジェクト」のメンバーで築き上げてきたデータに基づく
研究成果を発表させていただきました。
プレゼンでは

庵原プロの3連覇の時の様子も挙げさせていただきました。

そして藤沢市民病院、小田原市立病院、田辺脳神経外科病院の先生方に
たいへん興味深い内容のご発表いただき

その後はフロアの先生方とともに総合討論

庵原プロも

素晴らしいメッセージを残してくれました。

我々に用意されたのは結構大きな会場でしたが

予想を上回る数のオーディエンスがご来場くださいました。

今や「サーフィン」が
2020年東京オリンピックでの追加競技種目として注目されているなかで
日本初となるサーフィンに関する医学界でのパネルディスカッションなので
もっともっと時間が欲しかったという気がしますが、
オリンピックへ向けての
大きなネットワークが出来たことも
間違いないと思います。

終了後は
パシフィコ横浜の巨大な展示ホールへ
庵原プロにも

様々なマシンを体験していただきました。

そんな日の夜は

私は会長にご招待頂いた
人生初となる日整会総会の晩餐会(会長招宴)へ参加させていただきました。

たぶん私が最年少であろう雰囲気で
そうとう恐縮して臨んだパーティーでした

しかしながら
ご臨席させていただいた教授先生から

東京オリンピックへ向けた
国家レベルのプロジェクトのメンバーに
何と私もお誘いいただけるというチャンスを得ました。

我が人生
これからの
ニッポンの競技サーフィン」の発展に
捧げる覚悟ができました。
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「Oi Rio Pro 2016」 開幕

2016-05-10 | Surfing Competitions
とうとう
2016年WSL「チャンピオンシップツアー(CT)」第4戦「Oiリオ・プロ」が

ブラジルのリオデジャネイロでとうとう開幕したようです
公式HPライブ映像

しかし今回の大会も
オリンピック開催地ながら
水質汚染の問題などが取り沙汰されており
ケリー・スレーターをはじめとする多くのCT選手が欠場とのこと

でも
フィリッペ・トレドの元気な姿が見られれて
少し安心しました。

今週開催される
2016年日本整形外科学会総会と同様に
イベントが大成功することを祈っております。
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日本初となるサーフィンに関するパネルディスカッション@日整会総会

2016-05-08 | Surfing Medicine
2016年GW最終日の日曜日の今日は
朝から良く晴れて風も弱く、
自宅前の海も
いい波が割れてました。

そんな今週の
5/12から15の4日間


パシフィコ横浜にて「第89回日本整形外科学会学術総会」が開催されますが、
その中で
日本初となる
サーフィンを中心としたマリンスポーツに関する演題のパネルディスカッションが行われます。
そして私が
その座長、かつ演者として
サーフィンと腰部傷害」という演題のプレゼンテーションを行います。
また今回は
現役看護師のプロ・サーファーとして
亀田総合病院の庵原美穂さんもプレゼンを行います。

5/13㈮の朝8時からの開演ですが
日本で初めてのテーマですので
多くの皆様のご来場をお願いしたいと思います。
学会HP

そんな今日
まだ自分のプレゼンも完成していないのですが

自宅前でのこんなブレイクでは
サーフィンしない手はありません。

そして
アフターサーフは
テラスで美味しいビールと

地元産ソラマメのパスタのランチ

学会も
しっかり頑張れそうなくらい
チャージ出来た1日でした。
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たくさんのサーファーがご来院するGW2016

2016-05-06 | My surfing life
2016年のGW
今年もわが勝浦整形外科クリニックは
大多数の病院が休診のため
お困りの患者さまのために通常診療で頑張りました。

そんな中

競技スポーツとしてのサーフィンに
真剣に取り組んでいるジュニア・サーファーが
何名もご来院くださいました。

なかでも
昨年のJPSAでも大活躍したスーパー・ルーキー

川合美乃里選手の姿も

わが勝浦整形外科クリニックは
これまで日本一多くのプロサーファーがご来院し

サーフィンに関する医科学研究の学会発表を
日本一たくさん行ってきた実績があります。

来週には
日本中の整形外科医が横浜に集まる
第89回日本整形外科学会総会学術集会」において
我が国初となるサーフィンに関するパネル・ディスカッションが行われる予定
そして、この私が司会と演者を務めます。

日本でもサーフィンが
確実に「オリンピック種目
すなわち「競技スポーツ」の一つとして発展しつつあるなか
千葉でもいろいろな地域での大会会場の誘致活動が盛んですが、

そんな「小さな地域の意識」よりも
ニッポンの競技サーフィンの発展のためにやらなければならないことを
様々な分野の人々が協調して
一致団結して活動していく必要があると思います。

少なくとも私は
日本を代表するサーフィン・ドクターとして
サーファインをサポートする世界的な医療団体
Surfer's Mediacl Associaton」の
メンバーに登録いたしました。
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2016年のGWでは

2016-05-02 | My surfing life
先週末の土曜日は良く晴れて
自宅前の海で
快適なサーフィンが出来ました。

昨日の日曜日には
千倉の高塚山へ

タロウも連れて
ゲストファミリーと

ミニハイキングへ行ってきました。

こんな階段からスタート

タロウも元気に登りました。
そして

とうとう頂上へ到着

千倉を一望できる眺め
写真を拡大したら、かろうじてわが家が写ってました。

タロウもちょっとどや顔?

下山後は
千倉の小松寺へ

開催されていた「花まつり」で
美味しいカレーを頂きました。

帰宅後
もの凄い数のカモメが舞う海の海岸で

ゲストファミリーは楽しそうでした。

我々にとっても
本当に楽しい2日間でした。
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