サーフィンに医学のメスを!

整形外科医/医学博士イナダクニマサのブログ

「サーフィン医学」やってます。

2021-10-31 | Surfing Medicine

今年の11/13、14に開催予定だった

第32回日本臨床スポーツ医学会学術集会は、

残念ながら昨年に引き続き今年もオンライン開催となってしまいましたが、

今年もサーフィン医学に関する演題を今日投稿しました。

今回は、以前から学会や医学雑誌などで何度も提唱してきた病態である

真のサーファーズミエロパチー」を改めてまとめてみました。

今年は、JPSA救護チーム「CURE」もその活動を報告いたします。

是非とも多くの皆さんに見ていただきたいと思います。

あと、

文光堂の医学雑誌「臨床スポーツ医学」の

2022年1月発行予定の特集

「見落としてはいけないスポーツ外傷・障害 ーピットフォールに陥らないためにー」で

サーフィンにおける肩障害」に関する執筆を

おととい投稿したばかりで、

今週はデスクワークでかなり疲れました。

締め切りにならないと

なかなかお尻に火が付かない性格は何歳になっても治りません。

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第31回日本臨床スポーツ医学会学術集会

2020-11-23 | Surfing Medicine

本来ならば今年10/17~18に宮崎で開催される予定であった「第31回日本臨床スポーツ医学会学術集会」ですが

COVID-19の影響により

11/4からのオンライン開催となって、すでに1週間後の11/30に会期を終えることとなります。

今回は東京2020オリンピックでの五輪史上初となる「サーフィン競技」の実現の成果を総括するとともに、

2015年に結成された「日本SURF臨床医学研究会」の今年のイベントとして

パネルディスカッション1「サーフィンのメディカルサポート」を開催する計画でした。

残念ながらオンライン開催となってしまい

サーフィンを愛する医療従事者同士での熱いディスカッションが無くなってしまったことは

本当に残念です。

しかしながら、

今回サーフィンに関するパネルディスカッションで

私を含めて6つもの興味深い演題が発表されているとともに

一般演題で1つ、ポスター演題で2つのサーフィンに関する発表が行われました。

これまで我々は

2009年から毎年サーフィン医学に関する研究発表を続けてきたわけですが、

我々以外の施設からこれほど多くの学会発表がなされたことは

サーフィン医科学の発展を常に願ってきた我々にとっては、まさに感無量と言った心境です。

これからもこの流れを絶やさずに皆で頑張っていきたいと思います。

パネルディスカッション1「サーフィンのメディカルサポート」

1.サーフィン医科学発展のための10年間の活動報告 演者:稲田邦匡

これまで学会・研究会等における講演・研究発表:38演題

医学雑誌、サーフィン雑誌、Web 等への執筆・投稿:8編(投稿中2編) 

NHK、新聞、雑誌 等メディアからの取材:13回 の実績から報告させていただきました。
   

2.サーフィンのメディカルサポートのあり方 =救急搬送事例の考察から= 演者:守田誠司(東海大学医学救命救急医学)

膨大なデータの分析は非常に興味深い内容でした。

私は脊椎外科医として特にサーフィン中の脊髄損傷に関するデータを拝見させていただきたいと思います。

 

3.サーフィンメディカルサポートの競技特殊性 -テニスのサポートと比較して- 演者:三谷玄弥(東海大学大磯病院 整形外科)

一流のスポーツドクターとしてのこれまでの豊富な経験知識はとてもためになりました。

 

4.東京オリンピック・パラリンピックにおけるメディカルサポートー医師の立場からー 演者:湯澤斎(寺田病院 スポーツ整形外科)

サーフィンのメディカルサポートのパイオニアである湯澤先生のご講演はとてもためになります。

 

5.東京2020メディカルサポートー理学療法士の立場からー 演者:渡邉純(清泉クリニック整形外科 東京五反田)

PTとしてのサーフィン競技への関わり方を良くご発表いただきました。

 

6.地方で開催される国際サーフィン大会メディカルサポートの-点2大会の経験から- 演者:小島岳史(藤元総合病院 整形外科)

ドクターが大会に帯同する際に発生する勤務病院での経済的負担に関する考察はお見事でした。

 
一般演題
3軸加速度計を用いたサーフィン動作についての検討(ライディングのおける後脚の膝外反姿勢について) 演者:一井竜弥(医療法人常陽会かわはら整形外科リハビリテーションクリニック)
こうしたサーフィンの動作分析がどんどん進んで欲しいと思います。
 
ポスター演題
関西サーファーにおける慢性疼痛の障害調査 演者:田中直樹(阪堺病院リハビリテーション部)
関西サーファーにおける急性外傷の障害調査 演者:笠原克彦(阪堺病院リハビリテーション部)
こうした本格的な傷害調査は本当に大変だと思いますが、データが多ければ多いほど海外からの報告に負けないような立派な結論が導き出せると思います。
この活動を心から応援しています。
 
まだこうした演題をご覧になっていない方は
学会HPから正式に参加費を払ってご視聴いただくか
すでに参加登録した会員に方にお願いして視聴させていただくのもありかもしれません。
 
サーフィン医学に興味のある方は
見逃したら本当に後悔すると思います。
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2019年臨床スポーツ医学会学術集会

2019-11-27 | Surfing Medicine

少し前の話題ですが

我々は今年も「第30回日本臨床スポーツ医学会学術集会」において

サーフィンに関する医学研究発表を2演題行ってきました。

初日は

サーファーの膝半月板損傷に対するサーフィン用アーチサポートの有用性」というテーマで、勝浦整形外科クリニックの五味PTがポスター発表しました。

ライディング中に後ろ足の膝がknee inするサーフィンでは、回内足症候群や筋力不足が合併してknee inが強くなるとサーフィン復帰が難しくなり、こうした症例に水の中で使える足装具による下肢アライメント矯正が有効であったという内容です。

2日目は

サーフィン競技における中足部外傷の特徴とその予防について」というテーマで、サーフィン医科学研究会の松本PTがポスター発表しました。

2009年からずっと続けてきたプロサーファーの大会サポートと診療のなかで蓄積してきた1800件を超える選手の身体に関する膨大なデータから得られた成果です。

2014年以降大会においてエアリアル系の技が増えたことに伴って、そうした高度な技の着水に失敗した際に前足の中足部に生じる特徴的な靱帯損傷や骨折です。

これまで我々以外からは国内外を含めて全く報告されていない、本当に貴重なスポーツ傷害の報告です。


今後もさらなる「競技スポーツとしてのサーフィンのスポーツ医科学」研究を進めていきたいと思います。

 

おまけ

2020東京オリンピックで

東京でマラソン競技を行うことの危険性をはっきりと示したプレゼン

本当に納得しました。

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岩手日日新聞

2019-07-13 | Surfing Medicine

南アフリカのジェフリーズ・ベイでは

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第6戦「コロナ・オープンJ-ベイ」が開催されており、

日本では

湘南の鵠沼海岸で「Murasaki Shonan Open QS 1,500」が開催中

どちらも試合の展開に目が離せませんね。


さて

これまでにも何度もテレビや雑誌、新聞などで「競技スポーツとしてのサーフィン」に関する解説やコメント、研究発表などを行ってきましたが、

先日メディカルトリビューンの取材を受けた内容が

サーフィンとはちょっと縁が乏しいと思われる岩手県の新聞に掲載されたようです。

オリンピックの正式競技種目となったサーフィンが

全国に発展していってくれるといいですね。

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第5回日本SURF臨床医学研究会

2019-07-03 | Surfing Medicine

このところ

WSL QSなど世界のサーフィン競技会において

多くの日本人選手の活躍が報じられていますが、

あのジョン・ジョン・フローレンス選手が

またしても膝の靱帯損傷を追ってしまったというニュースには本当に残念ですね。

 

さて

以前に宮崎の小島先生がFBで告知してくれたのですが、

今回で第5回目となる「日本SURF臨床医学研究会」が

今年も7/20(土)に横浜で開催されます。

日本で唯一の「サーフィン」に関するスポーツ医学研究会であり、

昨年は私が当番世話人として開催させていただき

あのスーパードクター菅谷にご講演頂いて

大変な盛り上がりでした。

今年もたくさんのサーフィン関係者の皆さんに

是非ともご参加いただけることを期待しております。

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World Conference Surfing Medicine (WCSM) 2019 #1

2019-04-25 | Surfing Medicine

バリ島クラマスでは

JPSA 2019年開幕戦ガルーダ・インドネシア/旅工房 ムラサキプロ supported by 秀吉内装」が

素晴らしい波のコンディションの中開催されており、

一方海外では

オーストラリアのベルズ・ビーチで

WSL Championship Tour 2019年 第2戦「Rip Curl Pro Bells Beach」が始まっており、

毎日ライブ映像から目が離せない今日この頃です。


そんな中

ベルズ・ビーチのあるVictoria州Torquayという町で

先日開催されたWorld Conference Surfing Medicine (WCSM) 2019」に

2年ぶりに参加してきました。

 

2年前は宮崎の小島先生と私のたった2人で

日本人として初めてこのConferenceに参加し

サーフィン医学に関する講演をしてきたのですが、

今年は日本人チーム6人態勢で参加して

来年開催されるオリンピックもあってか

研究会事務局メンバーからは大きな歓待を受けました。

 

この研究会は

かつて「European Association of Surfing Doctors」という

オランダを中心としたヨーロッパのドクター達の集まりとして発足し、

数年前に活動の輪を世界に広げようと改名し、今やヨーロッパのみならず

アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、そして我々ニッポンと

まさにInternationalなサーフィン医学研究会となったようです。

 

このほかにもサーフィン医学に関する活動団体は

僕もインターナショナルのメンバーになっている「Surfer's Medical Association」や

オーストラリアのドクター達による「Surfing Doctors」などがあります。

我々日本にも、2015年に発足した「日本SURF臨床医学研究会」があり、

今年7月に第5回の研究会を開催します。

 

サーフィンがオリンピックの正式競技に決まってからというもの

見る競技スポーツとしてのサーフィンが急速に発展しつつあり、

日本代表チームや選手個人が世界大会などで活躍する様子を

様々なメディアでしばしば目にするようになったことは、本当に喜ばしいことです。

体操競技やフィギュアスケートなどでメダルが取れるニッポン人にとって、

「サーフィン」はもの凄い発展の可能性を秘めている競技種目であることは間違いないはずであり、

僕はそれを信じて2009年から「サーフィン医科学プロジェクト」を推進してきたわけであります。

我々は、来週千葉で開幕するWSL Men's QS6000 & Women's QS1000イベントでも

オフィシャル・メディカル・スタッフとして参加させていただく予定であり、

選手たちの素晴らしいパフォーマンスを楽しみにしております。

 

以下、WCSM 2019のスナップです。

WCSM 2019のWEB page

 

ニッポン人チーム6名

 

Rip Curl Pro Bells Beach」の大会会場

 

日本代表チームに帯同した五味PTによるポスター発表

しっかり英語で笑いもとってくれて、Good Job!

 

3年連続でConferenceに参加している宮崎のサーフィンドクター小島先生によるポスター発表

もう、すごい貫禄です。

 

昨年は見事ベストポスター賞を受賞した、宮崎の石田先生によるポスター発表

 

仙台から参加した長谷川Goldboy先生も英語で質問

 

Bond大学のDr.Furnessのサーフィンの傷害調査に関する講演では、

僕の英語論文のデータが引用されていました。

Furness先生とは今後も協力してリサーチを進める約束をさせていただきました。

 

WSLのMedical DirectorであるDr.Allan MackillopによるWSL CTイベント等のメディカルサポートに関する講演

Dr.Allanとは前夜祭で様々な情報交換をすることが出来て、とてもいい経験となりました。

 

オリンピックイヤーの来年は、日本開催が決定

小島先生頑張りましょう!

 

つづく

 

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第29回日本臨床スポーツ医学会学術集会

2018-11-06 | Surfing Medicine

10/27~11/4に

カリフォルニアのハンティントン・ビーチで開催された

VISSLA ISA World Junior Surfing Championship 」では、

日本代表チーム「波乗りジャパン」のU-18 & U-16のヤング・チームは

全てのクラスで表彰台に上がり、個人メダルを6個獲得して見事国別団体総合優勝を遂げました。

わが勝浦整形外科クリニックからは、

五味幸奈PTが日本代表チームの公式サポーターの一員として帯同させていただき

現場の情報を私に伝えてくれました。

これまでにもJPSAやWSL Japanでのいくつもの大会に帯同してきた彼女の人生において、

きっと忘れられない貴重な経験となったことでしょう。

 

そんななか

11/2~3に札幌で開催された

第29回日本臨床スポーツ医学会学術集会」では

2009年からずっと続けてきた競技スポーツとしてのサーフィンに関する医科学研究の成果を

今年は藤澤PTが発表してくれました。

サーフィンに特有な運動である「パドリング動作」による

肩関節障害の発生メカニズムに関する研究です。

 

その他にもポスター会場では

私が書いた医学雑誌の投稿を引用してくださった

サーファーズ・ミエロパチー」の症例発表もあり、

演者の古川先生とは

いろいろと情報交換をさせていただきました。

今回、ISA大会帯同で残念ながら演題発表を取り下げた五味PTも、

二つのポスターでモデルとして登場してました。

 

我が国際スポーツ医科学研究所(ISMI)の八亀トレーナーも、

サポートしているプロ・バレーボール・チームでの

メディカル・チェックに関する研究発表を行いました。

 

打ち上げは、

小島先生率いる宮崎チームと合流して

雰囲気が抜群なサッポロビール園で

旨いジンギスカンと札幌クラシックを堪能しました。

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SURFIN' LIFE No.508 Nov 2018

2018-10-18 | Surfing Medicine

明日から、

2018年WSL AsiaウィメンズQS3000イベント「WHITE BUFFALO HYUGA PRO」が宮崎県日向市で開催され

我々も例年のごとくメディカル・サポートに参加する予定です。

CT選手も参戦する貴重な日本国内の大会であり、選手たちのパフォーマンスがとても楽しみです。


さて、

先日発売された雑誌「SURFIN' LIFE」11月号ですが

またまた特集記事に登場させていただきました。

今回は冬のサーフィンにおける「冷え」に関する

スポーツ・ドクターとしてのインタビュー記事です。

当たり前の事しかコメントしていませんが、

もっともっとサーフィンに詳しいスポーツ・ドクターや理学療法士、トレーナーらが

こうしたサーフィン雑誌に登場してもらいたいものです。

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サーフィン医学に関する英語論文が掲載されました

2018-10-02 | Surfing Medicine

われわれの「サーフィン医科学プロジェクト」で

2009年からずっと続けてきた

JPSA公認プロサーファーにおけるスポーツ傷害調査のデータをまとめた論文が掲載された

ドイツのスポーツ医学雑誌「Sports Orthopaedics and Traumatology」の最新号が発刊されました。

 

昨年ポルトガルで開催されたSurfing Medicine Internationalの

World Conference in Surfing Medicine 2017」で、

私と宮崎のサーフィンドクター小島先生がサーフィン医学に関する講演をした際に

この医学雑誌のエディターであるDr.Markus Knöringerが

「論文を書かないか?」と声をかけて下さいました。

この号はサーフィンをはじめとしたマリンスポーツに関する特集号のようで、

私の論文は下記のURLから11/14までは無料でダウンロード出来るようです。

https://authors.elsevier.com/a/1Xnjg,LbT4wP8e

 

小島先生の論文は

Lumbar intervertebral disc degeneration in professional surfers」というタイトルです。

 

また、

WSL Big Wave TourのMedical Directorである Dr.Terrance Farrellの論文

Big wave surfing: A physician's perspective」も

僕の論文の前に掲載されているようで、とても光栄です。

Dr.Farrellとは

昨年ディナーの時に私と小島先生と偶然にも同じテーブルとなり

興味深いお話を直接聞くことができて大変貴重な経験となりましたが、

残念なことに最近亡くなったとのことで

僕らにとってその時の経験は大切な宝となりました。

 

小島先生は先日にイギリスで開催されたConference 2018でも

彼の弟子である石田先生とともに

日本代表として立派なプレゼンテーションをしてくれたようです。

 

来年はオーストラリア開催とのことで

日本からも大勢のサーフィン・ドクターが参加して盛り上げたいものです。

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サーフィン外来@m3.com

2018-09-30 | Surfing Medicine

m3.com」という

医療関係者の情報サイトがあるのですが、

その中の「Doctors LIFESTYLE」というところに

私がこれまでやってきた「サーフィン外来」が紹介されました。

https://career.m3.com/contents/lab/my_specialty_outpatient1.html

https://career.m3.com/contents/lab/my_specialty_outpatient1-2.html

(サイトに登録しないとみられないと思いますが)

 

これでにも

2012年に医療業界誌「日本医事新報」で紹介されたされことがあります。

これまでに受診したプロ・サーファー、プロ・ボディーボーダーは合計70名ほどで

そのうちJPSAのグランド・チャンピオン経験者は14名

間違いなく日本一プロサーファーを診ている診療所でしょう。

 

こうした選手の診療経験と、JPSAの公式戦への帯同経験から

「サーフィン医科学プロジェクト」として

2009年よりサーフィンに関する様々な医学研究を行い

31回にのぼる医学会での研究発表を行ってきました。

この活動は

勝浦整形外科クリニックの松本PT(理学療法士)をはじめとした

多くの職員の協力のもとに達成してこられたものであり、

スタッフの皆には本当に感謝しております。

 

今後このプロジェクトは

診療所の枠を超えた新しい形で発展させていく計画です。

さらに、日本国内はもとより海外での活動を見据えて

競技スポーツとしてのサーフィンの発展を医科学から支えていきたいと思います。

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第4回日本SURF臨床医学研究会

2018-07-23 | Surfing Medicine

7/21土曜日には

私が当番世話人として

第4回日本SURF臨床医学研究会」を

いつもの横浜で開催させていただきました。

今回は

サーファーに関係する

皮膚科と眼科のご講演がとても興味深い内容でした。

また、宮崎の小島先生には

昨年日本で初めて宮崎で開催された「ISA World Junior Surfing Championship」の

メディカルサポートの報告をしていただきました。

そして、小田原市立病院救急の守田先生には

これまでの「危険生物シリーズ」から

さらに危険な話題をご講演いただきました。

 

なかでも今回は

肩肘関節外科のスーパードクター

船橋整形外科病院の菅谷啓之先生に特別講演をしていただき、

参加された皆さんからは大好評でした。

でも

その後の懇親会でも全力投球なのが

菅谷先生の凄いところなんです。

来年以降は

この研究会のHPやFBページを作って、

もっと多くの方にこの研究会を知ってもらって

参加していただけるようにする計画です。

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第4回日本SURF臨床医学研究会

2018-06-13 | Surfing Medicine

サメ騒動で中止となったWSL CT 第3戦「マーガレットリバープロ」の代わりに行われた「ウルワツCT」は、

クラマスとはまた全然違うスゴイ迫力のコンディションのなか終了して

今回もますますブラジリアンの勢いを感じる結果となりました。

次回、南アフリカで行われるCT メンズ&ウイメンズ第6戦「Corona Open J-Bay」も本当に楽しみですが

サメが出ないことを祈ります。

 

さて

サーフィン医科学」に関する話題です。

今年も7月21日土曜日に

第4回日本SURF臨床医学研究会」が横浜で開催されます。

今年は私が当番幹事ということですので、

今回はとうとうあのスーパードクター「菅谷啓之先生」に御講演いただけることになりました。

ご自身もハワイでサーフィンを楽しむ傍ら、多くのサーファーの診療にも携わっておられる

私の千葉大の大先輩です。

 

そんなわけで当日は

恐らく席が不足して立ち見は勿論のこと

会場に入れない方もおられるかもしれませんが、その点はご了承いただきたく存じます。

質問等は情報交換会のフロアで盛り上がりましょう。

なお

真夏の会ですので、

今回からはネクタイ&ジャケットは不要とさせていただきました。

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「サーファーDr.が伝えたい医学的知識10選」@宮崎

2018-01-29 | Surfing Medicine

1/27土曜日

朝に千葉を出発して宮崎へ

アッという間に到着した宮崎は、

良く晴れてとても暖かでした。

そして

第2回「サーファーDr.が伝えたい医学的知識10選」において

サーファーの頚部障害に関する講演をさせていただきました。

昼間に開催されたサーフィン大会での

疲れもあるはずのオーディエンスも

皆さん真剣に聞いて下さって、大変やりがいを感じました。

 

サーフィン大会の表彰式を兼ねた懇親会には

大変多くのサーファーが参加

私もご挨拶させていただき

最後はこんなテンションで大いに盛り上がりました。

野崎東病院の小島先生をはじめとした準備に当たったスタッフの皆さん

本当にお疲れさまでした。

 

来年は是非とも

サーフボード持って参加できればいいと思います。

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第34回若潮杯争奪武道大会

2017-12-28 | Surfing Medicine

今年も年末

勝浦の国際武道大学で開催された

第34回若潮杯争奪武道大会」の大会ドクターとして

12/26に剣道の大会に帯同してきました。

例年は

私が日本体育協会公認スポーツドクターとして

推薦をうけている競技団体である全日本なぎなた連盟のために

「なぎなたの大会」に帯同してきましたが、

今年は初めて剣道の大会に帯同しました。

純粋で真剣な高校生たちの戦いぶりと

勝っても負けても

礼に始まり礼に終わる武道の清々しさに

改めて感動を覚えました。

しかし

今回初めてスポーツ医学的に見た剣道とは、

選手は出場の時以外正座でいるために

下肢の循環は悪くなり足は痺れるだろうし、

ストレッチやウォーミングアップも無しに

いきなり試合は始まるし、

冷たい床に裸足で

瞬発系の激しい動きが要求されるとは

本当に「体に良くない」競技種目であることを実感いたしました。

これだから剣道では

左足のアキレス腱は切れるし、腓腹筋の肉離れが起きるのですね。

 

でも、

武道とは

そもそも「スポーツ」では無いのかもしれませんから

剣道以外でも「非スポーツ医科学」的な部分は多々あるのは

仕方がないのでしょうね

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学会コンプリート

2017-11-21 | Surfing Medicine

第28回日本臨床スポーツ医学会学術集会での

我々の演題発表は、

松本PT、藤澤PTともに大変頑張ってくれて

立派に終えることができました。

サーフィンに関する演題は

宮崎大学のDr.石田&Dr.小島チームの発表と我々の3つの演題が続けてあり、

終了後もいろいろな先生方と

サーフィンに関するディスカッションをすることができました。

競技スポーツ」としてのサーフィンの「スポーツ医学」と「スポーツ科学」を

これからもっともっと発展させていかなければならないと思いました。

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