サーフィンに医学のメスを!

整形外科医/医学博士イナダクニマサのブログ

2016年日本整形外科学総会にて

2016-05-18 | Surfing Medicine
ブログのアップが遅れてしまいましたが

第89回日本整形外科学会学術総会」での
日本初となる私のミッションは
無事に
そして
我ながら大成功という内容で
終えることが出来ました。

時間軸に沿って
スナップをご紹介

学会初日
庵原美穂プロとの打ち合わせ

スーツ姿でこんな笑顔のチャンピオンは
なかなか見ることの出来ない姿でしょうね

5/13(金)の朝8時

とうとうパネルディスカッション6「マリンスポーツ」の開始

今回の学会は
日本中の整形外科医と
海外からの著名な整形外科医が集まる
整形外科界のワールドカップinジャパン」といったところでしょうか
後から聞いたところ
何と1万5千人が参加したとか!?

そんな学会での我々は

現役ナースのプロサーファー
庵原プロの発表から始まりました。

その次は
座長でもある私が

サーフィンと腰部傷害」というテーマで、
われわれ「サーフィン医科学プロジェクト」のメンバーで築き上げてきたデータに基づく
研究成果を発表させていただきました。
プレゼンでは

庵原プロの3連覇の時の様子も挙げさせていただきました。

そして藤沢市民病院、小田原市立病院、田辺脳神経外科病院の先生方に
たいへん興味深い内容のご発表いただき

その後はフロアの先生方とともに総合討論

庵原プロも

素晴らしいメッセージを残してくれました。

我々に用意されたのは結構大きな会場でしたが

予想を上回る数のオーディエンスがご来場くださいました。

今や「サーフィン」が
2020年東京オリンピックでの追加競技種目として注目されているなかで
日本初となるサーフィンに関する医学界でのパネルディスカッションなので
もっともっと時間が欲しかったという気がしますが、
オリンピックへ向けての
大きなネットワークが出来たことも
間違いないと思います。

終了後は
パシフィコ横浜の巨大な展示ホールへ
庵原プロにも

様々なマシンを体験していただきました。

そんな日の夜は

私は会長にご招待頂いた
人生初となる日整会総会の晩餐会(会長招宴)へ参加させていただきました。

たぶん私が最年少であろう雰囲気で
そうとう恐縮して臨んだパーティーでした

しかしながら
ご臨席させていただいた教授先生から

東京オリンピックへ向けた
国家レベルのプロジェクトのメンバーに
何と私もお誘いいただけるというチャンスを得ました。

我が人生
これからの
ニッポンの競技サーフィン」の発展に
捧げる覚悟ができました。
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