
有松は伝統産業の町。
旧東海道 知立と鳴海の間に位置する宿場町でもある。
私が子供の頃には、旧東海道に松並木の名残が数本あった。
常夜灯や火の見やぐら、絞りを干す高く組まれた干場。
つゆ草のしぼり汁で型絵を染めた布を干す草地。
風情のある町でした。
町を流れる小さな川は藍色に染まり、少し雨が降ると氾濫を繰り返していた。
着物 浴衣の需要は少なくなり、絞りを扱う家が少なくなって来た。
洋服 エプロンなどに販路を見出し、どうにか支えられてきている。
技術の継承は難しい。
もう少し、活気が欲しい。
さぁ、どうしたらいいのか・・・?
撮影地 名古屋市緑区有松町