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波野大字小園 の、【お稲荷様】

2010-07-04 22:40:41 | 故郷
波野大字小園 の、【お稲荷様】

2010.7.4日

私の日記は、只今、4月11日【日曜日】、を、進行中です。

一人では、お参りしたくないほど、寂しくて、ちょっと怖い、、、、。
前にも、ご紹介しましたが、
こちらが、【ご本尊様】 です。

冬の3ヶ月間の、毎日、地域の、回り持ちで、お供物を、ささげに参ります。
この 【ご本尊様】 まで、ささげに、こられる方も、半数ぐらいだと、思います。

ここの【お稲荷様】 は、とても【位の高い方】 なのだそうです、、
上の 【お社】 {10㎡位} を、建て直す時、ここには当然、【宮司さん】 が、おいでになるはずも無く、、
隣町の【有名なお稲荷さん】 から、お越し願ったのですが、
【自分の宮では、お移り願う事が、出来ない】 と、何も出来ず、帰っていかれたそうです。
また違う、【稲荷宮】 に、お願いして、やっと、お移り、出来たそうなのです。

ある方が、
【神様も、仏様も、大事にされればされるほど、その世界で、御出世、されていかれるのだそうです。
 ここのお稲荷さんは、見た目の立派さより、
 地域の人たちの 【信仰】 と 【御見守】 で、大切にされてきたので、
 ご出世、成されて行かれたのでしょう、、。】
とおしゃっていました。

そんなに古い話ではなく、、、
それでも、150年は経っているとは思いますが、

ふもとの村、私の先祖に当たるのですが、大火事があって、何軒かが、焼失したのだそうです。
村の、【家内安全】を願って、火事で家をなくした人たちが中心になって、祭ったのが、
このお稲荷様だと、祖母から伝え聞いております。
祖母は 【うちの、お稲荷様】 といって、小さな私たちに、
【粗末にしたら、でけんよ】  
【冬は食べもんがのうなるから、お供えは、毎日欠かしたらいかん】
と、教えてくれました。

それでも、一人では、お参りにはこれませんでした。
それは、今でも、おなじです、、、、。

この昼、なお、暗い、ジャングルならぬ、【杉林】 のなか、


『誰かお供してください』


      2010.4.11日 撮影、波野大字小園 【御稲荷様】