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「カロリー制限」で人間は本当に長生きできるのか

2018年05月06日 | 長寿遺伝子
採り上げてきた”長寿遺伝子”これがオンになるか否かのポイントは「カロリー制限」だと医師が断定し、また実験の赤毛猿の比較でもハッキリ違いが見て取れた。
そうしたらアメリカで壮大な実験が行われた。そのレポートを三回に亘ってご紹介します。
外国人観光客も増えまた海外旅行に行く機会も増えた今、日常で外国人と遭遇するのは珍しくはありませんが、私が感じる特にアメリカ人の肥満ぶりは日本人の太った人とはレベルが違います。
      
そのアメリカで危機感があるのでしょう、何とも壮大な実験です・・・・それも人を使ってです。産経ニュースの記事を紹介いたします。

カロリー削減は長寿につながる--。長きにわたって“常識”とされてきた理論を実証するために、過去に例がない規模の臨床試験が行われた。被験者が針を刺され、スキャンされ、空腹のまま24時間ずっと座りっぱなしという過酷なテストからは、実際に体重の減少が認められた。だが、そのメカニズムについては異論が噴出しているのだという。いったいどんな結論が導き出されようとしているのか

バトンルージュにあるペニントン・バイオメディカル・リサーチセンターの研究者たちは10年以上前、ルイジアナ州の若くて健康な人たちからボランティアを募り、2年間もの空腹状態を経験してもらった。
数十人の参加者たちは毎日のカロリーを25パーセント減らすほか、週に1度、さまざまな試験を受けることにも同意した。血液採取や骨のスキャン、体内温度を測定するために錠剤を服用するといったことだ。
針を刺され、スキャンされ、飢餓状態を味わう--。こうしたすべては、「Calerie」という名のプロジェクトのもと、「エネルギー摂取量削減による長期的影響の総合評価」を目的に行われた。カロリー削減が老化にもたらす影響を調べるものだ。人間を対象にした臨床試験では、これまでで最大規模である。

空腹に加えて座りっぱなしの試験
この研究は国立衛生研究所の助成を受けており、セントルイスのワシントン大学、ボストンのタフツ大学でも同様の治験が行われた。しかしペニントンセンターの参加者だけは、それに加えて密閉された室内で24時間座り続けなくてはならなかった。すべての呼吸を記録するためだ。

測定の結果から、科学者たち(および参加者の一部)は、厳しい食事療法が老化のプロセスにどのような影響を与えるかを知ろうとしている。長寿科学というまだ新しい分野において、カロリー制限は極めて合理的な戦略のひとつなのだ。

1930年代半ば以降、酵母菌、ミミズ、マウス、ラット、サルを使った研究が行われ、カロリー摂取量を20~50パーセント減らすとより健康になり、老化に関連する疾病にかからず、長生きできると繰り返し証明されてきた。だが、そのメカニズムについては、なかなか意見が合致していない。これまでのところ食品医薬局(FDA)も、薬品によって断食に近い状態をつくろうとする試みに対しては一切、認可していない。
Calerieは人間を対象にした研究であり、また初めての無作為化比較試験だ。研究者たちは過去の動物実験に基づき、人体に悪影響を及ぼさず、かつ効果の判定ができるとして、カロリーの削減率を25パーセント(500~800カロリー)と設定した。

米国では毎日1万人が65歳を迎えている。いまほど、健康的に年を重ねるための正しい科学的知識が求められる時代はない。しかし残念ながらこの最新の結果でも、すべてが解明されたとは言えないのだ。
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