どこから来たの？それなに？なんでそんなのくっつけてるの？思わず問いかけてしまう。足環をはめたメジロが水浴びにやって来た。このメジロ、先に水浴びに没頭していたガビチョウを追い出してし...

そぼ降る雨のなかのあじさいをぼんやりと眺めて人魚の涙みたいだなって思う。雨がなのかそれともあじさいの花がなのか定かではないけれど。波打ちぎわでさわさわと消えていく泡のようだとも。訳...

出かけていて帰ってきたときにうちの前の小径にスズメがうろうろしていてよく見たらまだ幼い子スズメたち。この前のヤマガラっ子と同じでくちばしがまだ黄色い。きょうだいでたわむれる様子や飛...

久しぶりに遊びに来た甥っ子が畑から拾ってきたへんてこジャガイモたち。ひとつずつ取り出してこれは恐竜これは小鳥これはおにぎり...

この季節この方角からのバードバスの眺めがひときわメルヘンそこに扉はあるはずもないのにど...

庭で夏椿が咲いている。夏椿。娑羅の花。…沙羅双樹。盛者必衰の理（ことわり）をあらわす花の色。流転の平家。新中納言平知盛。「見るべきほどのことは...

ふと気づくと一羽のヒヨドリが雨どいの展望露天風呂でお水を飲んでいた。うっとりとそれはそれは美味しそうに水をついばんで小首をかしげて物思いにふけってみたりゆったりのんびり辺りを眺めた...