老いはひたひたと確実にやってくる
一昨日、座布団に足をとられて転んだ。
TVでよくやってる高齢者は室内で転んでも骨折するとか、
足があがらなくてタンスの角に小指をぶつけるなど。
それを見て自分はまだ大丈夫と意味のない過信をしていた。
実際いとも簡単にバタンと転げてしばし呆気にとられた。
うっそお!てやつ。
転びそうになったことは枚挙に暇はないが転んだのは初めて。
ウイークポイントは左膝だけと思っていたのに、
近くにあるソファーやテーブルにもつかまれなかった。
すれ違いざまに不意打ちで背負い投げを食らった気分。
動体視力に反射神経がついていけない。
ここぞという正念場に身体が動かない。
いろいろあるけど、
ワンテンポのズレが転倒や不意打ちを食らう素になる。
して、このズレこそが経年劣化による身体の衰えと認めよう。
アタマの中の「おれはデキる」的自意識と現実の身体能力の
ギャップに嘆くのは時間の無駄というもの、
率直に現状を認めるが勝ち。
行動範囲が狭くなっても大丈夫、
imaginationと少しの娯楽があれば楽しめる。
長生きは三文の損にならないよう、
よく遊び、よく学べ。
どうせそのうち子供に還るのだから。
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