睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

散文:生きているだけでいいと云われて残日録・(ANAK)1978

2021-04-22 16:03:28 | 唄は世につれ風まかせ


ずぼらな自分が花やメダカなど命あるものには
真面目に向かい合う。
水やりをサボればビオラはしなびてうなだれる。
そんな姿は見たくない。

風に吹かれていざゆかんができなくなってから
不甲斐ないカラダに腹がたってたまらないとき
〆切りが目前に迫っても書けないとき
他人から見れば笑止なことでも本人はけっこう
マジで逃げ道を探している。

アノコと手を取り合い逃避行なんて
20年前ならできたかも、いいなあ。

できないことをやりたがるのが
若さってもんで、
あきらめたらそこでおしまいよ。

いくらプッシュされても、
気持ちは怠惰に漂う病葉(わくらば)みたいなもの
わくらばの言葉は知っていても当初はこの漢字が
読めなかった。美樹さんありがとう。

古今集に在原行平が詠んだ歌がある。
わくらばに 問ふ人あらば 須磨の浦に 藻塩たれつつ 侘ぶと答へよ
同人に近況を聞かれたらこの歌で返そうと思ったら、
誰も聞いてこない( ゚д゚)

そうだ、品川に住んでることは内緒
ごくごく近しい人にしかおしえてない
おまけに箝口令まで敷いてさ(゚Q。)ホンゲー

つれないやつらと思ったら
ぼくのほうがつれなかった
すこし反省。


もうひとつのワインクーラーにモスが入ってる。
太陽光の下で鮮やかな緑輝くモスにするつもりだったが、
だんだん緑色が褪色してきた。




山の家の大きな睡蓮鉢(70cm)で四季の風に吹かれ
太陽光を浴びるのと、ここ品川との環境の違いは
どうしようもない。

ワインクーラーはシャンパンと大吟醸を冷やすために
置いてある。酒はお神酒として正月しか飲めないから、
ワインクーラーの残りの日々は棚の奥に鎮座する。

これでモスのお宿になってさぞやうれしかろう。
物も人も役に立ってこそ華になる。

やくたたずのぼくは毎日ぷらぷらしている。
生きているだけでいいとツレは云う。
それでもってブログは残日録になったのだ(≧∇≦)/


風が強くて
たまに突風が
吹け吹け風よ
遠慮はいらんぞ
みんな吹きとばせ

また明日
Have a nice day!



杉田二郎 - 息子 (ANAK) 1978

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