古代中国では、夜間の時刻(戌時~寅時)を表すのに「更」という単位を用いました。『水滸伝』で「更」という時刻表現が出てきたら、それは夜間のことだと思って下さい。
一夜は五つの更に分けられます。
一更=戌時(19時~21時)
二更=亥時(21時~23時)
三更=子時(23時~1時)
四更=丑時(1時~3時)
五更=寅時(3時~5時)
さらに細かい時刻を表すのに「更」を五つの「点」に分けました。「更」は2時間なので、「点」は24分間になります。
一更一点(19時~19時24分)
一更二点(19時24分~19時48分)
一更三点(19時48分~20時12分)
一更四点(20時12分~20時36分)
一更五点(20時36分~21時)
……
『水滸伝』の第一回で仁宗皇帝が「五更三点」に出御します。「五更三点」は皇帝が登殿する時刻のお決まりの表現で、3時48分~4時12分ごろを指すことになります。(昔の人は朝早いですね。)
一夜は五つの更に分けられます。
一更=戌時(19時~21時)
二更=亥時(21時~23時)
三更=子時(23時~1時)
四更=丑時(1時~3時)
五更=寅時(3時~5時)
さらに細かい時刻を表すのに「更」を五つの「点」に分けました。「更」は2時間なので、「点」は24分間になります。
一更一点(19時~19時24分)
一更二点(19時24分~19時48分)
一更三点(19時48分~20時12分)
一更四点(20時12分~20時36分)
一更五点(20時36分~21時)
……
『水滸伝』の第一回で仁宗皇帝が「五更三点」に出御します。「五更三点」は皇帝が登殿する時刻のお決まりの表現で、3時48分~4時12分ごろを指すことになります。(昔の人は朝早いですね。)