水滸聚義

中国古典『水滸伝』の紹介や考察を行っています

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基礎知識 『水滸伝』とは

2010-10-24 | 基礎知識
 ■『水滸伝』とは

 『水滸伝』は、『三国志演義』や『西遊記』と並び称される中国の代表的な古典小説です。作者は施耐庵(し・たいあん)あるいは羅貫中(ら・かんちゅう)と言われていますが、彼らについて詳しいことは分かっていません。『水滸伝』が編纂されたのは中国の明代、16世紀頃といわれています。日本にも江戸時代から輸入され、現代に至るまで様々な翻訳が作られてきました。もちろん現在の私たちにも読むことが出来ます。物語は、北宋末の宋江の乱を題材にしていますが、その内容のほとんどは、後世の人々によって作り上げられたフィクションです。

 『水滸伝』は、大衆の娯楽作品として語り次がれてきました。20世紀以降になると、時代にあわせて映画やドラマ、マンガやゲームなどの題材として取り上げられてきました。また一方で『水滸伝』は優れた文学作品でもあり、中国の白話(口語)小説の模範とされてきたほか、現在も様々な研究機関で研究が続けられています。また、中国共産党の毛沢東によって、思想書として取り上げられたこともあるなど、『水滸伝』は様々な顔を持っています。
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