あのね

腹膜偽粘液腫になっちゃいました(^_^.)なんか、めずらしい病気みたい。私の治療記録って役にたつのかなぁ・・・?

バチカン奇跡調査官。

2012-12-06 | 日記:術後3年~
こんにちは。


寒くなってきましたね~。
今日は殊のほか風が強くて冷たい!実家の父からも、「腰痛を患い風邪を引き添えた」と連絡があって、本当ならこの週末大阪へ行く予定だったのですが、日延べして欲しいと。心配です。
が、最近心配することが山のようにあってちょっと受容能力を超えています
能力を超えると自己防衛本能が働くせいか、なんか、あまり物事が考えられなくなってるというか、何かあっても能面のような感じになる?というか・・・
たぶん、いろんな問題抱えているのはウチだけじゃぁないと思いますので、よその人も、(なんて言ったらいいのかわからないんですが)それなりに毎日を過ごしてはるんやろうなぁ・・・


さて、最近ウチの下の子が買った本を通勤電車の合間に読みました。(なにせ往復2時間以上も電車に座っていますので)



バチカン奇跡調査官シリーズ。藤木 稟さんという作家が書いていらっしゃいます。


たぶん、下の子は『表紙』(THORES柴本さん描)につられて買ったんじゃぁないかな?大騒ぎして、ネットオフという中古本の通販から取り寄せました。
読み始めると、「お母さん、思ってたんと違って推理小説やった」といい始めるわが子。
それでも、下の子は小説が大好きなんで推理小説であろうがミステリであろうが全然OKなので、次から次へと読んでいきました。
まぁ、「角川ホラー」と書いてあったので、ホラー小説か何かと思ったんでしょう。
いや!ホラーなんですよ、実際。結構エグイ描写も出てきますしね


簡単に言うと、チョー美少年で天才科学者の平賀神父と、映画俳優のようなイケメンの古文書、暗号解きのスペシャリスト、ロベルト神父(ともにバチカンに所属する神父)が、世界中から陳述される『奇跡』を文系・理系両方の手法を使って、本物かどうか調査する・・・というものです。
が!なんと!文章は骨太、最初作者は男の人?って思いましたが、私らと同世代の女の方でした
とにかく、神学・民俗学・伝承・民謡そして科学のウンチクがすごいの!
ここらのダラダラ~って書いてあるウンチクを、ホントなら読み飛ばしたいところですが、読み飛ばすとオチとかがわからなくなるので、丹念に読んでしまいます。
私、民俗学って好きだから(大学でも民俗学専攻していた)


キャラクターも魅力的で、話も存分に面白いので、重たい小説が好きな方にはお勧めです。
ちなみに、ボーイズラブではありませんのであしからず(爆)
既刊が6巻。で、新刊が今月の25日(クリスマスっていうのも狙い??)に発売だそうです。
何しろ、6巻(ラプラスの悪魔)がチョー気になる終わり方で終わっているので、早く続きが読みた~い
1巻では平賀神父の天才変人ぶりが焦点で、ロベルトは添え物って感じでしたが、2巻目以降はどっちかというとロベルト神父目線で話は進んでいきます。
変人口下手よりも、世慣れて博学なロベルト視点の方が書きやすいんでしょうね。
平賀神父は変人ですが、ピュアもピュア。チョーピュアな(しかも女の子のようにカワイイ)人なんで、ここら辺が、女性読者に人気があるんでしょうね。


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