sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

okinawa回想録【海洋博記念公園 マナティー編】

2009年03月27日 | いきものたち

今回で美ら海水族館と海洋博記念公園のレポは終了です

みなさま、長い間のご精読ありがとうございましたm(_ _)m

 

さて、オキちゃん劇場とイルカラグーンだけでなく以前にはイルカスタジオと呼ばれる
施設もありました。
ここはトレーナーがボンベを背負って水中でイルカとコミュニケーションを取り、鯨類の
能力などを披露するというもの

現在は残念ながら老朽化により、閉鎖されています。見たかったなー。

そして、ここには鯨類だけでなく海牛(カイギュウ)類のマナティーも飼育されています。

こちらはアメリカマナティーの琉(オス)
さらっと泳いでいくと思いきや、きっちりアイコンタクトしてくれた琉くん。

カイギュウ類には現生種としてマナティーの他にジュゴンがいます。
この2種の違いは尾びれを見れば一目瞭然!!

マナティーは画像のようにしゃもじ型をしているのに対し、ジュゴンは鯨類と同様に
三日月型の尾びれをしています。
そして、カイギュウ類は象と近縁とされているのですが、口内にはちゃんと牙もあり
象と同様に前肢には象のような爪がついています。動画でどうぞ

 

<EMBED src=http://www.youtube.com/v/IJ4cm32XC-Y&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;color1=0x234900&amp;color2=0x4e9e00 width=425 height=344 type=application/x-shockwave-flash allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always">

実は、沖縄沿岸海域(特に東岸)には生息海域の北限域(奄美大島以南)とされている
野生のジュゴンが生息しているんですよ!(国の天然記念物に指定されています)


しかし、近年は普天間基地移設問題に伴い、生息数現象の危機にあるとされています。

詳しくはこちらから↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%B4%E3%83%B3

 

沖縄の海、いつまでもジュゴンが棲む海であって欲しいですね

 

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします     

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

okinawa回想録【海洋博記念公園 ウミガメ編】

2009年03月27日 | いきものたち

無料で入園できる沖縄海洋博記念公園ですが、なにせ広い!ってか広すぎ。

正面玄関を入ると、正面には伊江島を望むことができます。ロケーションは最高!!!

とにかく広すぎて、今回は水族館と鯨類、ウミガメ、マナティーエリアのみで精一杯。
もっともっと他にも無料で見る事ができる施設がいっぱい。

詳しくはこちらから↓

http://oki-park.jp/index.html

園内にはシャトルバスのようなものや、カートもレンタルできるよう。

そして、鯨類とマナティー以外にもウミガメがたくさん飼育されています。

こちらは大変めずらしいクロウミガメ。

アオウミガメに酷似している事から亜種という説もありますが、飼育園館ではここか
愛知県にある南知多ビーチランドでしか見る事ができないようです 

こちらは世界的にも大変希少であり絶滅危惧されているタイマイ

以前はべっ甲細工の原料として大量に捕獲されてしまった結果、現在では激減。
赤道付近低緯度の熱帯海域で分布しています。生息域北限が八重山諸島辺りです。

非常に美しい文様の甲羅の持ち主。
しかし、これが災いして人的要因により乱獲されてしまった・・・。

こちらはアカウミガメの赤ちゃん。

只今生後6ヶ月ぐらいですが、suggerの印象では、半年でまだこんなに小さいの??
というのが感想でした

そして、これまた貴重な観察をすることができました。

たまたま産卵場に上がっていたアカウミガメがいたので、動画でとってみました。

野生下のウミガメなんてめったに見る事ができないので、こんな風に近くでウミガメが
砂浜を歩いている姿を見る事ができるって園館ならではですね

</EMBED>

 

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする