先日、職場の上司Tさんに島で生息している島のトカゲ通称「かみじゃっこ」の
貴重な画像を頂きました
正式名称は「オカダトカゲ」と呼ばれているトカゲで、本州にいるニホントカゲの
近縁種ではあるが、近年別種と判明したトカゲだそうです
オカダトカゲについてはこちら↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%80%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%B2
photo by Toshihiko.T
photo by Toshihiko.T
爬虫類が苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、この「かみじゃっこ」たちの現状を
少しお話したいと思います
以前はよく庭などでも見かけた「かみじゃっこ(オカダトカゲ)」ですが、最近では島の人ですら
ほとんど見る事がなくなったそうな。彼らの生息環境を脅かしている要因があるのです
それは・・・
「ニホンイタチ」
suggerも家の近くやボンの散歩で浜辺にいくとよくみかけるイタチくんたち。
彼らは「ニホンイタチ」と呼ばれるイタチなのですが、三宅島は離島なのにどうして
この島に入ったのでしょうか??
実は、島には昔から「ミヤケアカネズミ」という固有種がいるのですが、人間がネズミ
駆除の目的で「ニホンイタチ」を島に移入させてしまったのです
結果・・・
ニホンイタチが移入されたことによってネズミの数は減ったものの、陸地の生態系の
バランスが崩れてしまい、かみじゃっこ(オカダトカゲ)たちは捕食される立場になって
しまったお陰で数が激減
今ではほとんど見る事ができなくなってしまったそうです・・・。
実際、suggerもまだ一度も目にしたことはありません
現在では大学などの研究機関がこれらの生態系についての調査を進めている
ようなので、suggerも今後の動向を見守っていきたいと思います。
このように、人的要因によって外来種が島に入り込み生態系のバランスを崩してしまい
増えてしまった他の生物もいくつかいるようです
この続きはまた次回お話したいと思います