日本に生まれて良かったなーと思うことの一つ。
炊き立ての白米がうまーいとご飯をいただく時!
そして、白米に合う母が作ったいり豆腐。
これをご飯の上に載せて食べるとご飯が進むのなんのーーーー。
バレー部で育ちざかりだった学生のころは、山もりのご飯とともに、
ガツガツと食べていました。
このいり豆腐をお弁当の上に載せて持って行こうとしたら、
弁当に入れると傷むかもしれないから、止めなさいと母に言われ、
がっくりしたのは、17歳の夏。
えー、ダメかと落胆したのを今でも覚えています(笑)
昔ほど、ご飯が食べられなくなった今の私ですが、
やっぱりご飯の上に載せて食べると
他におかずいらないわーと思います(笑)
母が3カ月入院した時に、自分でも作ってみよーっと、
作ってみましたが、どーしても母と同じ味にならず、
かくなる上はと、
一般的ないり豆腐の作り方をネットで見て作ってみても、
何かが違う。
これは俗にいうお袋の味なんだと再認識。
いかん!教えてもらっておかねばと、
退院後、母が作る時にその味付けを盗もうとしましたが、
あーーー、やっぱり。
味付けなんて、適当よ、適当の一言。
調味料の量は、測れないのがお袋の味たるゆえん。
画像にすると映えることもない、地味なおかずだけど、
焼肉、フライなんか油ものを段々受け付けなくなってきている私の消化器、
こういう和食の食べ物を欲するは必然です。
同じものを食べて育っている兄に、
ちょいと聞いてみたところ、
食べ物の好みが真逆なせいか、
兄の思うお袋の味シリーズには、いり豆腐はあがらないようです。
今の世の中、お金を出せば、美味しいものが食べられますが、
子供のころから食べて脳が覚えている味は、
お金では買えませんね。
お金で買えないお袋の味、
あなたにとっての”お袋の味”は、何ですか?