先日、新聞の記事で、
全盲の方がJRのホームから転落して
亡くなったという記事を読みました。
先月の出来事です。
地下鉄銀座線の日本橋駅ホームで、
目の不自由な女性が不安そうに歩いていたのを見かけ、
思い切って、声をかけてみました。
彼女は、東西線に乗りたいというので、
電車に乗るところまでご一緒しますねと、
一緒に歩いて東西線のホームへ行くことにしました。
いつもの通勤で帰る途中に、
どうやら銀座線を一つ乗り越してしまって戻ってきたらしく、
私が見かけた時に動揺しているように見えたのは、
そのせいだったようです。
地下鉄の日本橋駅は、路線の乗換えも多いし、出口が多いので、
改札もいくつもあるし、
帰宅時間は、人が多く、ぶつかって階段から落ちるようなことがあったら、大変です。
地下鉄は分かりづらくて大変じゃないですか?と聞くと、
「いえ、JRの方がとても危ないのです。駅員さんが少ないし、
誘導板(床の黄色いでこぼご)が分かりづらいんです」
そう言ってました。
新聞に載っていた事故は、やはりJR。
ホームが広くて、人がいない時間帯だと、危険度が増します。
ちょっと声をかける時に、私も躊躇しましたが、
これからも目の不自由な方を見かけたら、
声をかけたいと思います。
みなさんも
「もしよろしかったら、お手伝いしましょうか?」
勇気を出して、声をかけてみましょう。