ミステリー小説が読みたいなと思っていた時に、
読売の『発言小町』で、
「ラストで「あっ!」どんでん返しの面白い本 」というトピが立っていました。
そこでお薦め!とたくさん書き込まれていたのが、
『葉桜の季節に君を想うということ』です。
帯にあるように『このミステリーがすごい』、
『本格ミステリー大賞』などなどの大きな賞を総なめしていて、
帯には、”あまり詳しいストーリーを紹介できない本です”
”とにかく読んで騙されてください”
こう書かれていたら、イヤでも期待は高まります。
おうおう、騙されよう、騙されよう(笑)
読み始めると、止まらない。
少ない睡眠時間をさらに削って一気読み(@_@)
バラバラのパズルがどう組み合わされるのか、、、、。
ぬぉーーーーーーーっ。
そう来たか。
これって、どんでん返しがあるということを知らないで読んでいたら、
さらに衝撃なんだろうなぁ。
私の場合は、そのどんでん返しに笑ってしまったんですよ。
ネタばれは厳禁なので、多くを語れませんが、
この本のテーマは、『先入観』ですね。
ミステリー好きの方へ、秋の夜長にお薦めの本です。
著:歌野晶午
文春文庫
660