すばるは、念願の石鹸を使ってのシャボン玉を作ることができて満足げだった。
だが、つばさ&すばる一家の科学お遊びがこれで終わるわけがない。
つばさ、すばる、割れないシャボン玉を作ろうか?
ところがつばさ、
”そんなのつまんないよ。
砂糖をいれるやつだろ?
学校の休み時間にやったよ。”
それよりも、自転車を乗り回したくて仕方がない。
じゃあ、すばる、お兄ちゃんが塾でいない間に、仁先生のシャボン玉をやってみようか。
ずっと前に、秋山仁先生がTVでやっていたよね。
何を隠そう、つばさ&すばるママは高校生時代からの秋山仁先生の大ファンである。
家宝として仁先生の直筆のサインを大切にしているくらいだ。
用意するのは、形を作った針金とシャボン玉液。
あとは、ちゃぽんとシャボン玉液に漬けるだけ。
すばる、簡単でしょ?
とっても、綺麗で不思議な形ができるんだよ。
そして、同じ形の針金なら、いつも一緒。
どうしてかは・・・・もうちょっと大きくなったらわかるよ。
シャボン玉の膜が一番小さくなるようにという、自然の力が働くんだよ。
シャボン玉の花びらの花もできるよ。
これは、すばるが作った日本地図。
ちょっと大きくて、すぐ膜がはじけちゃうね。