石原慎太郎さんによる角栄さん礼賛本「天才」も読んだけど、
角栄さんのブラックな部分・・ が書かれてないのが、「ちょっと違う」と思う。
で、市立図書館のHPで「田中角栄」と入力して検索して出てきた本のうち、
気になったものを2冊ほど借りてみた。
「昭」は、角栄さんの金庫番とも言われた、越山会の女帝・佐藤昭さんの娘
(角栄さんの実子でもある)の佐藤あつ子さんが父親・角栄を書いたもの。
田中姓 に入れてもらえず、 たまに訪ねて来る父・角栄さんへの
複雑な心情がうかがえる内容でした。
「熱情」は、角栄さんのお妾さんとして2男1女をもうけた神楽坂芸者だった
辻和子さんが愛した角栄さんのことを書いたもの。
辻和子さんは、踊りが大好きで、芸者をずっと続けたかったんですね・・・
だから、正妻ではない自分の立場を悲しむでもなく受け入れていた。
ただ、妻との間の長男を病気で亡くしていた角栄さんにとっては
辻さんとの間にもうけた2人の男の子は、跡取りだったのか、田中姓に・・・
石原さんの「天才」が何だかチンケに思えるほどでーーー
どちらの本も面白かったぁ。
今日も遊びに来てくれて、ありがとう!
一日↓ワンクリックしていただけると、うれしいです。
← ブログランキングに参加しています。
よかったら、左の「ジャックラッセルテリア」をポチっと押してね