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囲碁の伝来は古く、正倉院にも日本最古の碁盤3種類と4種類の碁石が保存されている。
碁石には黒石181個、白石180個で構成されていて、黒のほうが少し大きい。
最高級品は三重県熊野市の那智黒石、白石は宮崎県日向市の蛤碁石が最高級品とされている。ちなみに石だけで最高級品は100万円もします。
明治時代からお土産品として那智で売られています。近頃は名古屋のスーパーでも普通に売られています。
〇蛤碁石
古くは自然石や灌木で作られていたが17世紀後半になるとハマグリの貝殻から作られるようになった。明治時代になると大阪で盛んに作られてきたが、明治半ばになると日向のお倉が浜で立派なハマグリが取れるようになり、大阪で技術を習得した日向出身の原田清吉が1908年(明治41年)日向市財光寺で碁石製造を開始、市場の9割を占めるようになる。やがて大阪での製造が絶えると日向市が世界で唯一の蛤碁石の産地となりました。ただ近年ハマグリはメキシコ産を使うことがおおくなりました。
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