〇インフルエンザウイルス
インフルエンザウイルスは120ナノメートル(㎚)これは髪の毛の直径の⅟1000
一度感染するとその後は感染しないウイルスが存在する一方、インフルエンザウイルスは毎年繰り返し流行します。ウイルスが変異を起こし形を変えるからです。
人は2種類の免疫でウイルスに対抗しています。体内に侵入してきた異物に反応する自然免疫と過去に経験したことのある病原菌に反応する獲得免疫です。
人は初めて体内に侵入してきた病原体を記憶しているため、次に同じ病原体が侵入してくると、自然免疫と獲得免疫で対抗するため感染しにくくなるのです。
2009年に出現した新型インフルエンザに60歳以上の人がかかりにくかったのはこの獲得免疫の為と言われている。
インフルエンザワクチンはこの免疫の仕組みを利用毒性を弱めたあらかじめ接種、一度感染したような状態をつくり、その後毒性の強いウイルスが侵入しそうになった時、各時免疫がすぐに働き感染を防いだり、症状を軽くするのである。
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