地名アラカルト

各地の難読地名や珍しい地名についての由来やエピソードなどについて調べてみたいと思います。

東京都区内の難読小学校名 御殿山,後地,菅刈,碑,油面

2017年04月17日 11時43分20秒 | Weblog
・品川区立御殿山小学校(ごてんやま) 品川区北品川5丁目
御殿山は太田道灌が江戸城に入る前に城を構えて居住していた御殿山城に由来するとも,徳川歴代将軍が鷹狩の際に休息を取った品川御殿にちなむ地名ともいう。

・品川区立後地小学校(うしろじ) 品川区小山2丁目
後地は「由緒のある表通りの地蔵堂の後ろの土地」に由来するという。

・目黒区立菅刈小学校(すげかり) 目黒区青葉台
江戸初期の『新編武蔵風土記稿』によると,現在の目黒区の西半分と世田谷区の東半分にかけての地域を「菅苅荘」「菅苅庄」と呼んでいたという。

・目黒区立小学校(いしぶみ) 目黒区碑文谷
碑は事績を後世に伝えるための碑文を彫った石のある里(谷)を意味する「碑文谷」に由来するのか。

・目黒区立油面小学校(あぶらめん) 目黒区中町1丁目
 中町から中央町2丁目に及ぶ目黒村の旧字名。江戸期,菜種の栽培が盛んで,採取された菜種油は芝増上寺などに奉納されたたため,租税が免除されていたことから「油免」の名が生まれ,「油面」に転化したとする説や,韓国では「面」は村の意で,油面は菜種油の採れる村の意とする説がある。

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