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地名アラカルト

各地の難読地名や珍しい地名についての由来やエピソードなどについて調べてみたいと思います。

難読駅名 いくつ読めますか 於札内,玉柏,合戦場,甲浦,川内,大田市,粟生津,千年,小川原,下呂

2016年01月17日 21時19分28秒 | Weblog
①於札内 (JR北海道)札沼線。樺戸郡浦臼町(ちょう)於札内。
②玉柏  (JR西日本)津山線。岡山市北区玉柏。
③合戦場 東武鉄道日光線。栃木県栃木市都(つ)賀(が)町(まち)合戦場。
④甲浦   阿佐海岸鉄道阿佐東線。高知県安芸郡東洋町(ちょう)河内(かわうち)。
⑤川内 (JR九州)・肥薩おれんじ鉄道。鹿児島県薩摩川内市鳥(とり)追(おい)町。
⑥大田市 (JR西日本)山陰本線。島根県大田市大田町大田。
⑦粟生津 (JR東日本)越後線。新潟県燕市下粟生津。
⑧千年   弘南鉄道大鰐線。青森県弘前市松原西。
⑨小川原 青い森鉄道青い森鉄道線。青森県上北郡東北町大浦。
⑩下呂  (JR東海)高山本線。岐阜県下呂市幸田(こうでん)字下小瀬。

読みと由来等

①おさつない アイヌ語「オ・サッ・ナイ,o-sat-nai」(川尻が乾く川)の当て字。
②たまがし 明治9年に立村。村名は地内に柏の大樹があり,美称の玉柏(たまがしわ)に因むのかもしれないという(『岡山地名事典』)。
③かっせんば 戦国時代に皆川城主・皆川宗成と宇都宮城主・宇都宮忠綱(1496~1527)が,現在の駅の西方にある標(しめ)茅ケ(じが)原(はら))で戦ったことに由来するという。
④かんのうら 太平洋から大きく入り組んだ入江の形が甲(兜)に似ているからなど諸説がある。*甲板(かんぱん)の甲。甲を「カン」と読む地名は当地と土佐市甲(かん)原(ばら)の高知県以外にはないようである。
⑤せんだい 諸説がある。①ニギノミコトガが千の物見やぐらを築いた。②千台閣という寺院があった。③当地を川内川が貫通しており,川内(かわうち)・川外(かわそと)の呼び名があり,川内が転訛した。川は河川の「セン」,内は内裏雛や境内の「ダイ」。④アイヌ語「sem-nay(関門・入口の川)」にもとづく(山本直文)。
⑥おおだし 「おおし」ではなく「おおし」。昭和29年市制施行の市名は古代の郷名「邑(おお)陁(だ)」の当て字といわれる。邑は村や里のことを指す。
⑦あおうづ 信濃川支流西川右岸に位置。粟が自生していた船着場の意という。「JR加古川線・北条鉄道・神戸電鉄」の粟生駅は「あおえき」。
⑧ちとせ 小(お)栗(くり)山(やま)村(藩政村)に築かれた千年山に因むという旧中津軽郡千年村名(明治22~昭和30)から。
⑨こがわら 近の小川原(おがわら)湖によると思われるが,何故か「こがわら」と読む。
⑩げろ 東山道飛騨支路の駅名「下留(しものとまり)」の音読が転訛したものといわれている。 

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