“3月に松本の演奏会に行こう”と自分の中で決心して以来、
かなりの密度と集中で仕事がはかどっている。(まだ数日だけれど・・・)
こういう感覚、どこかで味わったことがあるなぁ・・・と思っていたら、
受験勉強をしていた時の精神状態に似ている。
ただただ純粋に“その大学に行きたい!”という一心で勉強していたころ。
人によってモチベーションのあげ方は様々なんだろうけれど、どうも僕の場合は
音楽にかかわる事柄が最大のモチベーションとなるようだ。
経営者の多くは“年商何億!”とか“何年までに出店何店!”とかを目標にして、
そのために今何をすべきか、を考え、モチベーションも上げているようだけれど、
僕の場合、例えば自分の年収をいくらにしよう、と目標を掲げたとしても
一向に力がわいてこないのである。
モチベーションをお金に換算してしまうと、結局は効率至上主義に陥り、
目の前の利益だけにしか考えがおよばず、例えば期限切れの材料を使ったり、
監視する人数がふたり必要なところをひとりにしたりして、
間違った道を進んでしまい会社をダメにしてしまうのである。
組織の大小にかかわらず、時代にかかわらず、間違った道を歩んでいる会社は
遅かれ早かれダメになる。
すべて、目標を誤っているから。
モチベーションの持っていく方向が違うから。
僕にとってまず、
音楽ありき。
すべてはそこから始まる。
最近になって、あらためてそのことを認識させられている。
まだまだ自分のことがわかってないんだなぁ・・・なんて思うし、
生きていくことが、最近益々面白くなってきている。
『クリエイティブな精神』というのはとても大切で、それを失ったら間違ってしまう、と感じる。
『常によりよいものを創りたい』という気持ちは、決して目先の利益には飛びつかない。
おそらく松下幸之助や本田宗一郎といった技術者としてのクリエイティブな精神をもっていた
経営者は、
お金を稼ぐためだけに仕事に精を出したのではないと思う。
お金儲けの上手い人は、“お金を生み出すこと”がクリエイティブなことなのだろう。
“お金”以上に“やりがい”がモチベーションをあげる要因となることは、
あらゆる調査で既に明らかになっていること。
実は、何が僕にとってモチベーションをあげる核となるものなのだろう・・・
とずっと考えていて、ふとこの一連の想いが頭に浮かんで、
自分の指針として書き留めてみました。
あくまで僕自身のことですので、あしからず・・・。
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