goo blog サービス終了のお知らせ 

クラシックの日々~“第5幕”物語

クラシック音楽専門ビデオ撮影会社≪スタジオACT5≫で繰り広げられる日々のお話。

吹奏楽撮影終了。

2006年05月28日 23時03分55秒 | 撮影日記
今日は社会人の吹奏楽団の撮影だった。
一般のどの楽団もそうであるように、皆さん仕事をこなしながらの音楽活動なので、
全員がそろって演奏できる機会が限られているそうだ。
今日も出張先からホールに直行の方もいらしたらしく、エキストラも数名いらして、
このメンバーで演奏するのはこれが最後です! と
リハ終了後の全体集合の時に実行委員長の方が団員全員に言われているのを聞くと、
こちらも、なんとしてでもいいものを撮らなければ、と気合が入る。

さすがに全員そろっての演奏は、昨日のGPに比べると中身が引き締まり音の厚みも増す。
この楽団はご夫婦で演奏されていらっしゃる方々が多く、中には親子もいらっしゃり、
とてもアットホームで温かい演奏会だった。

とにかく吹奏楽は理屈抜きで楽しめる。
今日も、仕事ではなく一聴衆として客席で聴いていたら、
ものすごく楽しめただろうなぁ、と思える内容だった。
地域の皆さんに愛されている楽団なんだろうなぁ、と感じる。
ご縁があってこのような楽団の演奏会の撮影をさせていただくことができ、ありがたく思う。



*************


今日はホールに向うときにものすごい雨で、僕は撮影の時にはめったに雨が降ることがなくて
たとえどんなに雨が降っていても、機材を搬入するときにはピタリとやんだりしていたのだが、
なんで今日はこんなに雨が降るんだろう、おかしいなぁ・・・
と思っていたら、一緒に行ったT君が雨男だった。
T君が自分で撮影に行くときには必ずといっていいほど雨が降るらしい。
雨男に負けたか。。と思っていたら、お昼くらいから雨があがり、まあ、1勝1敗ってところかな。



今日はこんな1日でした。



にほんブログ村 クラシックブログへ


    
「にほんブログ村」と「人気blogランキング」です。
よろしければ、2つ合わせて応援よろしくお願いします。






とにかく自分たちのベストを尽くす。

2006年05月27日 23時55分38秒 | 撮影日記
ここのところ製品の出荷や撮影の勉強・打ち合わせで慌しい日々。
今日は明日の撮影のGP見学にいってきた。
アマチュアの楽団で、前日にホールを使ってリハをやれる所はなかなかないので、
カメラ位置からのステージの見え方やカメラの練習も兼ね、お邪魔させていただいた。
今日は撮影をする時のような緊張感を持つことなく演奏を聴くことができ、
とても楽しかった。

実際のステージと楽器の配置を見て、このカメラ位置からは撮れない、とか、
この楽器を2カメで撮るにはここは1カメで、とか、カメラ割りの細かい修正をかける。
事務所の中でCDやスコアだけで頭の中で映像を創り上げるよりも、
実際にそのホールに行き、目の前で演奏しているのを見、どう撮るかを考える方が、
ずっと実践的である。
とにかく時間の許す限り、自分たちの出来ることはやっていこうと思う。

努力したことがきちんと評価されにくい世の中にあって、僕たちの仕事は
音楽を勉強すればしただけ、撮影に対し考えれば考えただけ、結果は正直に現れてくる。
第一、中途半端な仕事をしたのでは、自分が一番納得できない。
まずは、自分がその仕事に対して後悔しないこと。
そのために出来る限りのことをやる。


今は、それだけ考えている。



にほんブログ村 クラシックブログへ


    
「にほんブログ村」と「人気blogランキング」です。
よろしければ2つあわせて、クリックお願いいたします。




大学オケの撮影にて。

2006年05月07日 14時05分16秒 | 撮影日記
昨日は某大学オケの撮影にいってきました。
とにかく驚いたのはお客さんの数 
開場になって次々と来るわ来るわ。
お客さんの列が途切れることなく、気がついたら超満員ですべての席が埋まっていた。

演奏内容も学生の一生懸命さが伝わってきて、とてもいい演奏会でした。
指揮者も寅さんみたいで、親しみがあっていい雰囲気をつくっていました。
大学オケっていいなぁ・・・と改めて感じさせてくれました。
もっともっと大学オケの撮影したいなぁ。。

音楽は、ステージ上の演奏者と指揮者と、そして聴衆が一体になってつくるものだ
としみじみと思います。
お客さんの拍手もとても温かかった。
組曲の曲間だろうと、交響曲の楽章終わりだろうと、慣習にとらわれず
盛り上がって終わればわぁーっと拍手していたし、
静かに終われば、余韻をもってじわぁっと拍手がわきおこっていた。

ここのオケはこういうお客さんに支えられて、
もっともっと上手になるだろうなぁ、と予感させてくれるものでした。



撮影のほうはというと、今回はいつも一緒にやっているビデオカメラマンに加え、
研修生を2人入れ撮影の現場を体験させ、
写真もあったので、僕の大学オケの先輩の音楽カメラマンにお願いし、
めったにこの人と撮影できる機会はないので、写真のほうでも研修生をひとり入れ
いつもの倍の人数で臨んだ。

メインは今大人気のカリンニコフ交響曲第1番。
さすが人気のある曲だけに、最後泣きそうになった。(またかよ・・・ )
今回はいつもスコアラーをやってくれているウチの事務所のTさんが、
いい仕事をしてくれました。
僕の映像は、自分でカメラを動かしながら同時にスイッチングをして、
ソロを撮るのは当たり前で、それに加えて、
その場の空気感を表現することを大切にしていて、
当然、僕は演奏する曲をすべて憶えて撮影しているのだけれど
次は何の楽器かを教えてくれる人がいてくれたほうが、より確実さは増すので
Tさんにお願いしてスコアラーをやってもらっている。
とにかく打ち合わせは何度となくやるし、ここでこれを言ってくれ、とか、
このタイミングでこう言ってくれ、としつこく繰り返す。
Tさんは家でも、ものすごく勉強してくれている。

毎回撮影が終わるたびに、Tさんに
『他ではこれでいいかもしれないけど、僕はこれじゃあ満足できない』
と、次々と高度な要求をして僕の欲しいレベルを容赦なく伝えていた。

昨日の撮影は、試行錯誤を繰り返してきたことが実を結んだ、といえる出来だった。
今日すべてじっくりと映像を見返したが、ものすごい疾走感と集中力が表れていた。
これもスコアラーのTさんとカメラマンM君のおかげだ。
M君もいつも曲の勉強をしてくれているし、毎回終わるたびに反省をし、
きちんと次に修正して臨んでくれる。
僕のむちゃな要求にも応えてくれ、益々ウデを上げてきてくれている。

若い研修の人たちにも、撮影のおもしろさやすばらしさを感じてもらえたら
と切に願っている。


撮影はチームプレーだ。
ひとりではできないし、かりに僕が何人いてもいい映像はつくれない。
それぞれの持っている才能や感性や技術を引き出し、組み合わせることにより
とても大きなものへと昇華していく。
皆が、この仕事をやっていてよかった、と思ってくれて、
この仕事を愛しんでくれれば
観てくださるお客様にもそれは必ず伝わる。


僕はそんな仕事をしていきたい。

                  


                  にほんブログ村 クラシックブログへ

                  
                       
              いつもありがとうございます。
      本日もよろしければ1クリック、応援よろしくお願いします。





高校吹奏楽部定期演奏会に想う。。

2006年04月19日 21時46分56秒 | 撮影日記
無事に製品の出荷、完了!
皆さんお疲れ様でした。

今回の製品は、中・高の吹奏楽部定期演奏会で、
細かく観るといろいろ改善点があるものの、
パッケージから、編集、DVDメニュー画面、撮り方など、
ウチらしい製品に仕上がったと思う。

部員の皆さんに喜んでいただけると、僕たちもとてもうれしいです。


それにしても、高校の吹奏楽の定演というのは、最後は思わず泣けてしまう。
(この間ブログを読んでいたTさんに『一体、何回泣いてるんですか・・・』と
いわれたばかりだが。。)

みんなよくがんばったねぇ。。
つらいこともたくさんあったんだろうねぇ。。

などと思っていると、撮影中でも泣けてくる。
ビデオカメラで撮影していると、客席で見ているよりもずっとはっきりと、
ひとりひとりの表情がわかる。

なので、その感情さえもみえてしまう。


最後の曲のナレーションで、

“このメンバーで演奏するのも、これで最後になります・・・”

なんて言われた日にゃ、ねぇあなた! もう、だめよ!!


ホント、もう二度と同じメンバーで演奏することはないんだよ、
という想いが頭をよぎって、目頭が熱くなる。



こんな瞬間にいつも思い出す場面がある。



それは・・・



僕の大学オケでの最後の演奏会。
前半の演奏が終わり、休憩時間。残る曲は1曲。

ここで改めて、パートごとでチューニングをすることになっている。

控え室の一室がチューニング部屋となっていて、コントラバスからそこに入っていく。
チェロ、ビオラ、と続き、セカンドヴァイオリン。
扉の向こうでは、セコバイの連中のいつもの儀式『気合い入れ』の怒号が、
廊下で待つ僕たちの耳にも入ってきた。

今日は一段と気合い入れてるなぁ。。

最後にチューニングするのは、もちろんオーケストラの華である、
僕たちファーストヴァイオリン。

コンマスのA(アー)の音に、皆で静かに合わせていく。

音を合わせながら、ふと、周りを見渡した。

一緒に4年間がんばった、同期の仲間たち。
優秀でかわいい後輩たち。

あ~、このメンバーでこうやってチューニングするのも、
ステージで演奏するのも、今日が最後なんだ。。


そう感じた途端、涙があふれてきた。

やばいっ! こんなところで泣いたりしたら後輩に示しがつかない 

あふれてくる涙をこらえつつチューニングを終え、皆で組んだ円の中に混ざる。



僕たちストバイは、セコバイのように円陣を組み、
気合いれていくぞぉ!!
おおぉっ!!
というような野蛮なことはしない。


皆で円になるのは一緒だが、そこからが違う。


皆で弓を中心にさしだし、弓の先端を重ね合わせる。
そして、静かに気合いを入れる。


ここでまた、グッときた 



目を赤くさせながらチューニング部屋を出て、ステージ下手袖へと向う。
サントリーの薄暗い舞台袖で、涙が次から次へとあふれてとまらなくなった。

4年間のいろんな想いが次々にうかんでくる。

こんなので、ステージに出られるのか?

と自分で心配したが、いざステージに出る時になるとケロッとして、舞台に上がった。


演奏が終わったら、あの時の涙がウソのようにすがすがしい想いにつつまれた。
ニコニコしていた。

隣で弾いていた1学年下の後輩(男)のほうが、泣きそうな顔をしていた。





最後の演奏会、っていうのは特別な想いがあるものだ。

だからこそ、今僕たちは、いいモノを残してあげないと!



にほんブログ村 クラシックブログへ クラシック音楽関連ブログ多数。人気ランキングに参加しています。
             いつもありがとうございます。
             ブログがおもしろかったら、1クリックお願いいたします。


今、事務所では、チューリップが豪快に花びらを開いて、甘い香りをはなっています。
お花のある生活っていいなぁ。。




撮影、終わったぁ。。

2006年04月16日 21時39分28秒 | 撮影日記
今、撮影が終わり、事務所に帰ってきたところです。
反省会も終え、ほっと一息です。

いやぁ、やればやるだけこうやりたい!という望みは高くなりますね。



今日の演奏会は、『序曲』『協奏曲』『交響曲』とバランスがとれたプログラムで、
その上、ソリストのアンコールもあって、とても楽しい雰囲気の演奏会になっていた。
あのアンコールが聴けたのはラッキーでした。

僕もコンチェルトは何人かのソリストと演奏したことがあるけれど、
合わせなきゃいけない、という気持ちが強すぎると消極的な演奏になってしまって、
とてももどかしい思いをした記憶がある。

昨日今日のリハで、ソリストとオケでみるみる曲が形作られていく様子が垣間見られ、
いい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。


いいものをつくるためには、納得するまできっちり言わなければいけませんね。

本当に、ひとりではなにもできません。
みんなに助けてもらわないと。

むかうべき方向性がガッチリ合えば、どんなことでも何倍にもよくなる。


今日で、撮影はようやくひと区切りつきました。
ずっと休みもなく、ちょっと疲れ気味かな。
今週中にいくつか編集を終え、少し気持ちを楽にしよう。

あ、ブログを書くのは僕にとっては、とてもいい気持ちの整理になっていて、
次へ進む活力にもなっています。
読んでくださる方がいる、ということもとてもいい励みになっています。
ありがとうございます。



にほんブログ村 クラシックブログへ   クラシック音楽関連ブログ多数。人気ランキングに参加しています。
               本日も読んでいただき、ありがとうございました。


          撮影後だと、やっぱり疲れがでていて、
          今日はとりとめのない文章ですみません。。




激闘!

2006年04月10日 20時15分14秒 | 撮影日記
     今日のお昼は○っか○っか亭。みんなのパソコンのお気に入りに入ってます。
     一時、事務所のパソコンはほっ△ほっ△亭にジャックされる。


昨日の撮影は激闘でした。疲れた・・・。
レニングラード・フィルの配置で、上手にトランペット・テューバ・トロンボーンが1列に並び、メインは金管がガンガン吹きまくる曲。
安全策をとり、客席正面にカメラを持ってくれば、1カメ・2カメでの金管の切り返しが可能だったのだが、いかんせん客席2階正面からステージまでが遠くてあまりよりきれない。こちらも攻めの画が撮りたくて上、下のバルコニー席にカメラを設置した。
しかし、どうやってもバルコニー上手の1カメからは舞台上手の金管が死角になり、事前に組み立てた映像の切り替えとは異なったものとなる。
2カメで金管を撮るため、切り替える前の画は2カメにならないよう、前の前のカメラはどれで撮るか、を頭で計算しながらスイッチングしていく。

今日、身を切る思いでじっくり事務所で見返した。
おおむね撮りたい箇所は押さえてはあったが、もっとピシッ、ピシッ、と決めて頭に思い描いた通りの画になっていればなぁ、というところもある。
もっと事前に詰めていくべき箇所の課題も出てきたし、ひとつひとつの撮影を絶対に無駄にはせず、よりよいものを目指していきます。


今度の日曜日にも撮影があるが、一連の撮影週間はひと段落し、これからは編集作業にも多少集中できる。

僕たちの映像を、1日でも早く団員の皆さんに見ていただきたい想いでいっぱいです。
どうぞ、楽しみにお待ちください。




にほんブログ村 クラシックブログへ  クラシック音楽関連ブログ多数。人気ランキングに参加しています。
僕のブログを読んでいただけている、ということでとてもうれしく思っています。
本当にありがとうございます。



久々、オケのリハ。

2006年04月08日 20時37分29秒 | 撮影日記
今日は、どうしても事前にチェックしておきたかったので、明日撮影するオーケストラの練習の見学に伺った。

区民センターでの練習風景は、どうしても学生時代が思い起こされ、なんとなく懐かしい気持ちになる。

でも、社会人オケは学生オケとはどこか空気が違っていて、続けていくのはとてもたいへんだろう
なぁ、などと思ってしまう。
皆さん、それぞれ仕事を持っていらして、なおかつ、オケがやりたい!っていうのだから。
しかも複数のオケに所属していらっしゃったりする。
今日伺ったオケの代表の方も、別のオケでの撮影がご縁で今回撮影させていただくことになったし、偶然にも4月2日に撮影したオケに乗っていらした方にもお会いした。

この間の撮影では、僕の事務所のTさんは10年ぶりくらいに松本で一緒にオケで演奏していた人に会ったらしい。
僕も大学の同期や先輩、後輩とも撮影の場で偶然出会うことがある。

あぁ、みんな、オケ続けてるんだなぁ。。
と、とても感慨深い。


僕はもう演奏するのはやめてしまったけれど、楽器を弾き続ける(吹き続ける・叩き続ける)ことは、本当に素敵なことだと感じる。
自分が演奏していたときにはまったく感じなかったことだけれど。。

それだけに、出来る限りいいものを撮って残してあげたくなる。
この仕事は、勉強すればするだけ、結果がきちんと現れてくる。
撮影も楽器と同じで、さらわなければ絶対にうまくならないし、いいものは残せない。

時間のある限り、明日の撮影のことを考え収録に臨もう。


いいものが撮れますように!



にほんブログ村 クラシックブログへ  クラシック音楽関連ブログ多数。人気ランキングに参加しています。
             お時間がありましたら、こちらにもどうぞ。



どう魅せるか。

2006年04月07日 19時34分30秒 | 撮影日記
今日は“今月の社長”(昨日のブログ参照)の誕生日。

昨日の時点で、
「明日は社長の誕生日だから!」 (ちゃんとお祝いするように!!)

と自ら社長命令(あくまで今月の)をくだしていた。
ささやかにお祝い。

みんな、僕の誕生日ももうすぐなんだけど、わかってるのかなぁ・・・



今日はピックアップ映像の配信と日曜日の撮影の勉強の追い込み。
今夜はオーケストラの団員の皆さん、映像を見て楽しんでくれるといいんだけど・・・
どうしてもホールの座席の配置によって、撮り方が変わってきちゃうから、ホントはもっとよって迫力ある画にしたいんだけど、アップで撮るにも限界があってよりきれないと、表現の仕方を変えたり、違う見せ方で勝負するしかなくなる。
制約がある中でどう見せる(魅せる)か、それも考えているととても楽しい。
事前の勉強の段階で、カメラ席からのステージの見え方やオケの配置を想像しながら形をつくっていくのだが、やっぱり、実際の音楽に触れたときに感じるインスピレーションはすべてを超える。

今回配信したオケの映像も、演奏に触発された部分が多大にある。
演奏がいいと、画に入り込めるしイメージがどんどんふくらむ。

もっともっといい画をつくりたい!



にほんブログ村 クラシックブログへ クラシック音楽関連のブログ多数参加。人気ランキングへリンクしてみました。お時間があればこちらへもどうぞ。 



どうしても書き留めておきたくて。

2006年04月05日 22時38分13秒 | 撮影日記
撮影は、音楽と一緒で「これでいい」という終着点はない。
やればやるだけ、「もっとこうやりたい」と課題は次々に湧いてくる。

自分の事務所を持ってからは、クリアすべき課題は自分の意志でいくらでも解決できる。
それは、本当に幸せなことだと思う。


ここ数日の撮影で、僕の理想とする形ができつつある手ごたえを感じている。

特に、今日の撮影はACT5にとってはエポックメイキングなものではないだろうか。


今日僕と一緒に撮影した2人のカメラマンは、オーケストラでの演奏経験があり、なおかつ撮影もやっていて、僕はそれぞれとは撮影したことはあっても、3人が顔を合わせるのは今日がはじめてだった。

リハーサル時のカメリハで、僕はうなりまくった。。

うまい! みんなうますぎるよ!!


僕が感じている音楽をみんな同じように感じていて、これだよこれ!という画をバシバシ撮ってくる。

MIXした画を見て、しびれまくった。

僕は自分でもカメラを動かしながら同時にスイッチャーでMIXし画を創っているのだが、『今日はカメラ動かすの、僕が1番下手かも。。』とマジで思った。

8年この仕事をやってきて、はじめて感じたことだった。

これだっ!!


僕がずっと追い求めていた理想の映像。音楽から次々と生まれてくる映像が僕の頭の中で渦巻いていて、それを実際に表現したくてここまでやってきたけれど、今ものすごい勢いでその理想にむかっている実感がある。いや、僕の理想をはるかに超えるんじゃないか、という予感さえある。

もっと、もっと音楽を勉強しなきゃ。
音楽だけじゃなく、様々な芸術に触れ自分の感性を磨かなくちゃ。
僕と一緒に撮影をしてくれた人たちが、また一緒にやりたいな、今度はもっといいもの撮りたいな、と思ってくれるような人間にならなくては。


まだまだ上がある。