京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

女子高生とおじちゃん

2007年03月07日 12時05分30秒 | Weblog
「梅小路公園」甘えん坊のクロ。
黒い猫のクロが 向こうからやって来て ちょっと撫でたら 擦り寄って
しまいにゃ おれの肩によじ登って来た。


ジャスコの薬屋で。
おれが疲れを取る「ナンパオ」を探していたんだ。
丁度目の前に 店員が来たので聞いてみた。
「ナンパオって有りますか?」と聞いたら 直ぐ傍に居たカップルの女子高生の方が
JK「へぇ~~~ナンパオ…ふぅ~~~ん。ねぇ あんたの事みたいだね」
男「ん?どうして?」
JK「ナンパオ…なんぱおう…ナンパ王 ひゃっひゃっひゃっ!」
と来たもんだ。
笑っちゃうね。

「北野天満宮」方向での事
その日は ふららと一緒だったんだ。
こいつは お馬鹿で おっちょんじぃ~だ。
はぁ?意味?
だからよ ググレってよ。
こいつと出かけたんだよ。
そしたらな 白い色のカーディガンを着たJKが二人 向こうから来たんだ。
近づいたら その一人が「あっついぃぃぃぃ~~~!」と 何とも奇妙な馬鹿声を出したんだ。
連れのJKが「分かったって」とか言う事を言ったんだよ。
そしたら 馬鹿JKが「なんかぁ~飲みたぁ~い~~~」と のたまった。
おれと お馬鹿なふららは「…???!!!」わけわかめ。
姉妹か???とか思って ちょっと様子を見ていたら「あんた 袖まくりしな」と言う。
馬鹿JKは「いぃやぁ~~~」と これまた馬鹿声を出す。
おれ達は 可笑しくて可笑しくて。
幸せなJK 幸あれ。

おんちゃんと ある日地下鉄に乗った。
地下鉄に乗ったのは良いけど その日に限ってJKだらけだ。
あっ??? 何だって??? 鼻の下伸ばしたんだっぺ???だと?
あぁ そうですよぉ~ その通りです!
それが 何か???
文句ある?
良いんだよ んな事はよ。
でだ 混んでいたけど 座る場所が問題だった。
おれはJKの座っている ど真ん中。
おんちゃんと言えば おれの向かいの席の やっぱりど真ん中。
おんちゃんの顔を見たら 顔が真っ赤っか。
京都駅に着いて 聞いて見た。
「おめぇ~~~よ 顔赤いけど 何か有ったのか?」って。
そしたら おんちゃんは「い…いや…あのさ。若い女は 良い匂いするよね!」
と言い ひゃらひゃら笑った。
確かにそうだった。
満員電車の中は むせ返る様なコロンの匂いで一杯だったんだ。
だけど それが?…が 問題だよな?
JKども 女も 男も良く聞け。
好きな匂いと 自分自身に合う匂いって まったく違うんだぞ。
それと同じ事。 
自分が好きな色と 似合う色とは まったく違うんだからな

清水寺参道で
お土産屋が沢山有って それはそれは一年中賑わっている。
そこを歩いている時に あるJKのグループが店先で御茶を飲んでいた。
「うわぁ~美味しいね!」とか。
一人遅れてやって来たJKが「ねぇ~何飲んでんの?何 それ?」とか言っている。
「何て言う御茶なんだろう?…」と一人が言ったら
「あぁ これ? これ 加藤茶」と のたまっちゃった。
ゲブラッチョと笑っちゃった。

銀閣寺境内で。
「ちゅみまちぇ~~~ん ちゃったーおねがいしまぁ~す?!」と言われ
断る理由も無いので「良いよ」と言って カメラを預かった。
撮る時になって…??????????
何か変だぞ…
途端「おじさぁ~~~ん!電源入れなきゃ撮れないですぅ~~~」と。
お馬鹿っちょは ここにも居るし あそこもにも居るんだよね。

JK達と そこら辺中行き会う。
旅行中のJ達は カッコイイコンデジやレンズ付きフイルムカメラを 
それこそ駆使して楽しんでる。
彼女達と一般観光客の違い…
楽しみ方が 全然違うんだよな。
おれも田舎のJK達と 修学旅行に来た事が有る。
あっ???父兄としてかって?
馬鹿やろ様が。
同行カメラマンだよ。
彼女達は そんなにお金を持って居ない…って言うか 隠している奴が多い。
しかしグループ行動が多いから 必然的に仲間と同じレベルの物を買うか こっそり買うか。
同じレベルの物 こっそり買う奴…こいつらは良い奴だよ。
お金が無い奴に対しての 精一杯の思いやりと言う物を持っている。

東寺境内で 良い物を目撃した。
その時おれは お金を払って五重塔付近に居たんだ。
おれの傍を 横幅がおれの二倍も有る子と めちゃ細い子が 仲良く手を繋いで歩いていたんだ。
気になっちまってさ。
二人とも ソフトクリームを持っていた。
傍らに有るベンチに座ると 美味しそうなソフトクリームを食べ始めたんだ。
細い子が「こっちも食べて」とか言いながら 幅の広い子の口元に 自分のソフトクリームを差し出した。
「ありがと」と良い 幅の広い子は ぺろっと舐めたんだ。
舐めた幅の広い子は「あたし 一生懸命痩せるからね」と 細い子に言うんだ。
細い子は「無理しなくても良いから。あたしは 今のあんたが好きなんだから」と言ったんだ。
数年経ち 数十年経ち 子の子達は 絶対親友としてやって行けるんだろうな と思ったよ。
数人単位のグループが あちこちで記念撮影をして居る中 子の子達は たった二人で撮影している。
余計なお世話なんだけど おれはゆっくりとその子達の傍に行き「撮ってあげようか?」と言ったんだ。
「はい!ありがとうございます!お願いします」と言われ 5枚くらい撮ってやった。
幅の広い子も 細い子も それはそれは飛びっきりの笑顔で「ありがとうございました!」と言った。
立ち去るおれの後ろで「良い記念になったね」とか「一生の思い出だね」とか言っている。
何だか急に 不思議なくらい御節介になっちまってさ。
戻って 子の子達に「良かったらさ 五重塔をバックに撮ってあげようか?」と言ったんだ。
子の子達は「うわぁ~ほんとですか?お願いします」と言い おれは撮ってやった。
子の子達が「何を撮りに来たんですか?」と言うから 返事に困っちゃって。
「目に見えないものだよ」と言うと「はぁ~…そうですか。頑張って下さいね!」
と 励まされちゃった。
お前ら そのレンズ付きフイルムを 何時か現像し プリントした時 おれの答えがそこに有るんだよ。

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