不思議な事

「仁和寺」鐘楼

午後の日差しに照らされて　綺麗だったな。


↓↓↓にも書いたけど「仁和寺」での出来事だ。
それは　今に始まった事じゃあない。
信じない奴は　勿論スルーしちゃってくれ。
去年の１０月頃から…以前は　そんなに強くは無かったが…考えている事が当たる様になった。
気味が悪いを通り越して　鳥肌が立つんだ。

「仁和寺」での事は書いたけど　尾ひれが有るんだよ。
帰る間際になって　おんちゃんが…最後の時間は別行動…携帯で泣き声で
「どうしよう　メガネ無くしちゃった」と電話が。
腹が立ったけど　仕方が無いので散々探したよ。
最初は五重塔の裏から　気づいたと言う周辺を　隈なく探したんだ。
あいつは必死　おれも必死。
五重塔の裏から金堂に行く途中　左手の草むらに　午後の日差しを受けて　きらきらと…
草むらの中に有ったのは　薄紫の何かのフタ？の様な物。
気になって拾い　ワンショルダーのポケットの中に入れたんだ。
どこかゴミ箱が有ったら捨てるつもりで居たんだけど　それよりもメガネだ。
だけど薄暗くなってきたので　メガネを諦め帰る事にした。
３月４日の話だ。

昨日夕方　チビとみ～に「なぁ　仕事持って来てくれよぉ。お前ら仕事持って来いよぉ」
と　猫に対して馬鹿な事を言ってたんだ。
み～は　すたこらさっさと何処かへ行ってしまって　チビは体を舐め始めたんだ。
おれが　その様子を見ていたら　体を舐めていたチビが　ひょこっと顔を上げたら…
顔が笑ってるんだよな。
可笑しくて可笑しくて「おいチビ。何が可笑しいんだよ。おい。」と言っていたら
携帯の呼び出しが。
ははぁ～この時間帯だと　おんちゃんの帰るコールだな　と思い一応出たら…
近所の居酒屋さんで　よくよく聞いたら仕事の依頼だった。
体中　チキン肌だ。
出かける用意をして　玄関先でこれまた　おんちゃんと鉢合わせ。
事情を話し　後から来い　と言い　居酒屋に行ったんだ。
ちょっとした打ち合わせをしてたら　程なくおんちゃんが来た。
話は終わっちゃたんで　おんちゃんに「桃次郎」へ行ってろ　と言い　
おれは会計を済ませ　後を追いかけた。
桃次郎には　行く予定も無かったんだけど…

桃次郎で「あれっ？今日マミコ君…どうした？」と　普段聞かないような事を言ったら
何時も担当してくれているアリサ君が「今言おうと思ったんだけど　急に辞めちゃったんです」
と言う。
？？？　何なんだ？今日は…と思ってたら…
アリサ君が　おんちゃんの携帯電話を見て「あれっ？！素敵な携帯ですね！」と褒めたんだよ。
おんちゃんは「へへへ　でもさ　この間裏のフタ無くしちゃって…」と　その事を聞いたおれは…
？？？！！！…ワンショルダーのポケットから取り出して「おい…まさか　これか？」
おんちゃんは「わぁ～～～！何処にあったの？ありがとう！」と　顔をくしゃくしゃにさせたんだよ。
おんちゃんは「メガネを無くしちゃって　挙句に携帯のフタも無くしちゃって。
携帯のフタも無くした…って言ったら　♪たにんこ♪にぶん殴られる所だった！」
と　じっと見ていたアリサ君に言うんだよな。
その時おれは　全身チキン肌パートⅡだったよ。

み～は　大分前からなんだけど　夜になると異常に外に出たがるんだ。
怒っても怒っても　何度も何度も鳴きながらガリガリやる。
４～５日前　おれがウトウトしていたら　甘ったるい声で　何度も何度も鳴きながら
おれの寝床の周りを　ぐるぐる回ってるんだ。
普通だったら怒るんだけど　何気に「うぅ～ん」と　喉を鳴らす感じで唸ったら
おれの枕元に来て　喉をごろごろ鳴らし　何時の間にか寝てしまったんだ。
考えて見ればみ～は　何時も何時もおれに怒られてるから　おんちゃんの膝の上
寝る時も　おんちゃんの寝床だった。
つまりみ～は　おれに甘えたかったんだよな。
こんな　たわいも無い事でも　おれにとっては不思議な事なんだ。
今は二人とも　おれの直ぐ傍で寝ているよ。