京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

パースと黄金比

2007年03月07日 07時18分09秒 | Weblog
「仁和寺」境内。
空が青いし 気分もぜっこっちょぉ。

さて おめ様達に言う。
パースと黄金比。
考えて撮ってイルカ?
パースとは パースペクティブと言い「遠近法」の事を言う。
早い話し 近くの物は大きく 遠くの物は小さく…当たり前だけどな。
それともう一つ 黄金比がある。
?聞いた事が有るぞ…と思うおめ様は ちょっとは賢いな おれの次にな。
比率は簡単に書くと 1:1.618033988…なんだらかんだら となる。
1:1.618と覚えておくと良い。
この黄金比は ルネサンス時代に…あぁ めんどいなぁ。
っつう訳で ググレ。
ググレば それこそ鹿の糞ほど答えが出てくるからよ。

♪たにんこ♪っつう奴は 何でこんな事を言う? 知っている?
馬鹿なくせに いっちょ前の事を言いやがる?
と思ってる おめ様よぉ。
これから思う おめ様もよくよく聞け。
あのな こう言う事は 写真界では常識なんだよな。
「あららのら???こいつ写真上手くなったな!」とか
「えっ!この写真…♪たにんこ♪の次に素敵だわ!」
とか 思った時ないか?
二番目の不思議は良いとしてよ。
偶然にも パースと黄金比が合体しちまって 上手く撮れる奴もいれば
考えながら撮る奴も居る。
プロは 徹底的に体で覚えているから 撮るのも早いし 出来上がりも分かっちゃっているんだ。
この差が 気の毒な位い大きいんだ。

パースの事を もうちょっと言う。
言わせろ。
つまり 近くの物は大きいが 遠く小さく見える物は 次第に点となり消え行く。
実際には消えてはいないが 消えている様に見える。
それを 徹底的にふまえちゃってよ…
さて ここからだ。
どんな被写体でも 良く見える方法とそうでないものは おめ様達が一番分かっているだろう?
よし じゃぁおめ様よ 早速自分の撮った写真出して見てみろよ。
用意は良いか? 良いのか? 写真出してるんだろうな?
ほれ おれの撮った上の写真と比べて見ろ。
空と 建物と樹木と 地面の対比。
それと 建物の大きさも…
言っておくがな この上の写真は このブログの設定上 画像を小さくしただけだからな。
業界用語でノートリだよ(ノートリミング)
こう言う事を勉強しておけ。
えっ?何だ??? 今更学校なんて行けないだと?!
あのな 学校ばかりが勉強の場じゃぁねぇ~だろう?
家でも出来るんだよ。

しふは当然の様に 飯の支度をするわな?
あ?おれ様は しふじゃぁねぇ~~~ってか?
どうでも良いけど 同じ事やれって。
出来上がったものを ちゃぶ台に乗せるよな?
はぁ???ちゃぶ台じゃあなくて テーブルだ?
んな事 知ったこっちゃねぇ~よ。
ちゃぶ台に乗せた料理を撮れよ。
美味しそうに撮ってみろ。
そして 食い終わった皿の数々も撮れよ。
どうだ?
食い物じゃあなくても良いぞ。
とりあえず ちゃぶ台の上に乗ってる物 撮ってみろ。
ははぁ~~~おめ様は 真上から撮ってるんだな…
しかも体を天井に伸ばそうと 無駄な努力をしちゃってよ。
馬鹿やろ様が。
おめぇ~よ それ以上努力したって 体なんか簡単に伸びる分けねぇ~だろうがよ。
ほほぉ~~~こっちのおめ様は 座りながら斜め下から撮ってるのか。
で 出来上がった写真を よぉ~~~く見てみな。
写真全体が それこそ隅々までピントが有っている写真と そうじゃあない写真。
つまり そうじゃない写真は ピントが手前の料理だけに合っていて 後は薄らボケている。
真上から撮った写真は ど真ん中だけピントが合っていて そうじゃない物は
全体にピントが合っている。
同じ事だけどな。

ど真ん中だけピントが合っているもの 手前だけピントが合っているもの
それが大切なんだぞ。
つまりな 手前がピンが合っているものは 段々遠くになるにつれてぼやけて行く。
ど真ん中の ピンが合っている写真だって 周りが外に行くにつれて 薄らボケて行くだろう?
それがパースの勉強としての一部だ。
その現象は 絞りとシャッターの関係に有るんだ。
絞れば絞るほど 遠くの物ははっきりと写る習性が有る。
今のカメラには「風景モード」が付いている。
付いていないんだったらよ 絞れば良いだけの話だよ。
そのモードを使い 無いのだったら絞りを絞って撮って見ろ。
遠近感が出て来る筈だ。
逆も又シカリだぞ。
そう言う事が分かるようになって それと今度は黄金比だ。
花鳥風月 なんでも被写体は有る。
目の前のコップを 画面の左に持っていくか 右にするか…
ど真ん中にするか…
バランス良く撮ってみな。
コップ一つでも 勉強は出来るんだよ。

東京タワーをバックに 皆と記念撮影する。
東京タワーの真下に人が立ってたら それこそ撮影者は 
何百メートルも離れなくちゃ撮れないよな?
で 出来上がりの写真は 人なんか見えないだろう?
コツはな まず記念になる被写体を画面にバランス良く入れて 
それから人物を手前に立たせるんだよ。
そこでだ 昔のカメラでも今のカメラでも 絞りを絞って撮らないと 後ろの記念の被写体が写らない…
となるんだ。
東京タワーで無くても 何でもそうだ。
パースが大切になるんだよ。


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