字幕のないドラマ。

曇天の休日。

せっかくの休みの日に曇天かよ、とも思うし、営業日じゃなくて良かったとも思う。
店をやっている限り、こんな気持ちの板挟み。

今、韓流ドラマが流れている、字幕が出ているが読むのが面倒なので、読まずにそのまま見ていると内容が全く分からない。分からないが、画面から何か手がかりを探し見ている。
今では、学問として確立されているが、かつて未知の言語がある事も知らずに、そんな言語と出会った時の事を思うと、なんだかとても興奮してくる。そこから何かの理解につながっていく過程も興味深い。きっと、自分が何かを作る時に一番興奮できる事もそのような事と関係しているようにも思う。そして何かを作る事も、店をやる事も、楽しさの一端は、きっと、対象との関係の中で自分が何かを理解していく過程があるからなのだろう。

先日、４年ぶりに歯医者に行った。
痛みはないが、歯茎がプクリとふくれて気になったので行った。
歯の根元が炎症を起こしているらしいが、どうやら神経が死んでいるようで、何の痛みもないよう。詳しい理屈はわからないが、大凡そんな事のよう。
明日、その死んでいる神経を抜く。痛くなきゃ良いなぁ。
４年前に行った時もそうだったのだろうけど、今の歯医者のレントゲンって昔と全然違う。昔は、印画紙のような物を口にくわえさせられた記憶があるけど、今は顔の前面をグル～ッとカメラが半周。進歩してますな～。どこぞに無痛の歯医者があるらしいが、ホントかいな？そんな歯医者が近くにあるなら、コンビニに立ち寄るように行くのに。

６月特別営業時間のお知らせ。

YCAMにて開催される、大友良英さんの展示企画「ENSEMBLES」。その中の一つ「without records」を大友さんと山口で滞在制作するため、６月半ば過ぎから少しの間、店から離れなければなりません。
そのような理由で、その間、店を特別時間にて営業という形を取らさせていただきます。

少し早めの６月10日より特別時間での営業にして、店もお客さんにも慣れていただいて、問題のないように営業出来るようにしたいと思います。
少しの間、タイトな営業となりますが、よろしくお願いいたします。

【特別営業時間のご案内】
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■期間
６月10日～７月８日
■特別営業時間
15:00～19:00
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雨の本町。

寒い！
昨日から、やけに寒い。
マットを交換に来てくれたダスキ○さんによると、明日は20度超えらしい。

親父、一旦は退院したが、もう一度入院し、今度は前立腺の手術との事。２週間くらいの入院らしいが、体力がまた落ちてしまうのが心配。年齢的に色々と出てくるのは仕方がない事。とにかく少しでも元気に暮らしてほしい。それだけ。

親父の心配をしているが、僕自身の体力が落ちているな～と思う今日この頃で、こりゃイカンという事で、かなり意識的に身体を動かしている。こんなんじゃ、親父の年の頃にはこの世におりませんぜ。それも悪くはないが、えっちら、おっちら、今宵も腹筋。

なんて事を書いていたら、外はどしゃ降り。

今日は。

朝から仙台上空をバタバタとヘリが飛んでいる。仙台ハーフマラソンをやっているから。

そう言えばヘリに乗った事ってあっただろうかと考えてみた。
考えてみたが、あるような、ないような。こんな半端な記憶が自分でも恐いが、本当に確かな事がわからない。子供の頃、乗って恐かったような記憶もあるような気もするが、何か、遊園地での何かの乗り物の記憶と混濁されている気もする。

昔の記憶というのは、異様なほど鮮明に覚えているものもあるが、どんどんと曖昧になってウルトラQのオープニングに出てくるマーブリングのようになってしまうものもある。そこの差は、何かの折に思い出す頻度によるのだろうけど、お恥ずかしい記憶の方を、鮮やかに、痛いほどに覚えている事が、どうにもこうにもやるせない。笑えるので良いけど、赤面もの。自分の事ならまだ良いが、意図せずに誰かにそんな思いをさせていたらと思うと、そちらの方が遥かに頭を伏せたくなる。

今日は「母の日」か。
親不孝者の僕には有り難い日だ。この日にこじつけてチョットした何かを出来るわけだから、正直助かる。とは言っても、結局は自分の日頃の情けなさから５ミリほど外れた気分になれるという、親の為というよりは、自分に対する言い訳じゃないかと、自分に突っ込みを入れたくなる行為なのです・・・天を仰ぐしかないが、カラスのウンコすら落ちてきやしない。

北海道に雪が降る。

親父から今日退院したと電話がある。声にイマイチちからがなかったのが気にかかるが、一先ずは良かった。

北海道では、ある地域に雪が降ったらしい。
少し前は30度を超したりしていたのに。寒暖の差が激し過ぎる。

いつもいく、ある意味全くイケてない喫茶店で、常連のお客さん同士がイーグルスについて語り合っていて、監督がどうの、選手がどうのを語っているうちにオーナーの話になり、それまで「○○監督」「○○さん」「○○選手」などと言っていたのが、突然「あの男はね～」と名前も呼ばずに最後まで「あの男」呼ばわりで、聞きたくなくとも聞こえるその話しに、僕は笑いを堪えるので大変だった。どうもオーナーを信用していないらしい。笑。わからなくもない。
全くイケてない喫茶店と書いたが、そこが好きなんですがね。イケてる場なんて僕は無理。何にもないのが最高なのね、拠り所がなくて。

最近、僕ぐらいか、僕より少し上の世代のお客さんが、チョットだけ増えた気がして嬉しい。若い子にももちろん来てほしいが、人生のある一時期だけのレコ屋じゃ悲しいものがあるから、たまにでも上の世代の方が来てくれると、ちょっとした手応えはある。一緒に年を重ねてくれているお客さんもいるしね。

しかしな～、仙台ではやはりDREAM 3を放送しないのか・・・くそ～。