昨夜、帰りの地下鉄の中、ガラス越しに映る人がやたら気になった。手に10cm程積み重ねたカードを持ち、ひたすらめくり続けている。所謂、トレーディング・カードというやつ。一切周りは視界に入らず、ひたすらめくり続けていた。社会との関わりなんぞ彼にとっては、カードの入っていた袋以下の事柄。
やっと暖かさの戻って来た春の、ある夜の風景でした。
その後、夜中にテレビを付けるとピーター・バラカンの番組をやっていて、女性二人のライヴ風景が流れていたのだけれど、それが途中から見てしまったので、誰なのかも解らないのだけれど、少し気になった。
その後、同じ番組の別コーナーで「アート・トラック」の紹介みたいなのがあり、いやースゴい衝撃。デコレーションが驚異!あれがアートじゃなくて、何がアート?と思う。トラック野郎達が、アートなんて全く意識していないところもイイ。パチンコ台とかアート・トラックは日本のオリジナルなアートだと僕は思うわけっす。いまさらですが。
ピーター・バラカンと言えば、かなり昔にピーター・バラカンがやっていた番組を、よく見ていた。一緒に出ていたサブ司会的な女性がいて、キレイだな~と、いつも見ていたある日、今では交流もない中学時代の友達と、電話で話し込んでいたら「アイツ、隣のクラスだった○○だよ」と聞かされ、びっくり!北海道の室蘭という、寂れた小さな町の中学校だったので、そんな町にいた子がブラウン管の中にいる。当時はそんな事が異様に輝かしく僕には映っていた。実はその中学当時に、その子のことが結構気になっていた。笑。容姿も素敵で、かしこく、スポーツもイイ線いっていた(はず。美化されていなければ。笑)。ガキンチョには一番眩しく映るタイプの人だった。なので、その事実にかなり驚いた事を覚えている。その後、青山久美(子?そんな感じの名だったはず)と言う名でCDも出しているが、僕は聞いていない。「隣のクラスの、あの子がね~」って実際あるもんだなぁと、若造だった僕は一人思ったりしたものです。