ここのところ急に暖かくなって、都内の桜は一気に開花が進み、あちこちで満開の声が聞こえてくるようになった。
今年度の監査対応も、一昨日報告書を提出して無事終了を迎えることができたので一安心。
そこで、午前半休を取って、桜を見に行くことにした。
第一弾は、日暮里~谷中~上野のコースである。
JR日暮里駅を降りて、谷中銀座方面に向かって歩いていくと、すぐ右手に長久山本行寺(日蓮宗)がある。
ここは別名月見寺とも言われ、観月の名所なので、本来は秋が良いところではあるが、この季節には塀越に大きな桜の木が見えている。
さらに少し歩くと、右手に大黒山経王寺(日蓮宗)がある。
山門のしだれ桜。
この寺の境内には、カピタン藤という立派な藤の株があり、季節にはすばらしい花を見せてくれるのだが、残念ながらまだ時期が早く、つぼみがたくさんついているだけだった。
カピタン藤の他には、牡丹も有名なのだが、こちらもまだやっと花芽が出たところだった。(したがって、写真無)
境内にあった小さな桜の木にはかわいい花が咲いていた。
経王寺を出て、谷中銀座に向かって左に曲がると、朝倉彫塑館があるが、現在改修工事中で入れない。
道を突き当たって左に曲がると左手に谷中霊園が見えてくる。
谷中霊園は都立の霊園で、旧称谷中墓地とも言う。
ここは、護国山尊重院天王寺(天台宗)の寺域であり、幸田露伴の小説「五重塔」のモデルとなった塔の跡が残っている。(塔は、昭和32年に放火により焼失した。)
中央園路の桜並木。
さながら、桜のトンネルである。
墓の上を覆う満開の桜。
close upしてみると、満開なのがよくわかる。
塀超しにも満開の桜が見える。かなりの巨木。
谷中墓地を出て、上野方向に向かい上野桜木を過ぎると、東京藝術大学にたどり着く。
道を挟んで東側が音校(音楽部)、西側が美校(美術学部)となっている。
学生時代に仲の良かった友達が美校生だったので、僕は芸大生ではなかったが、彼の紹介で、芸大茶道部の稽古に参加させてもらっていた。この道は大学時代には毎週来ていたので、とても懐かしい。
ここは、ケーティこそいなかったけれど、僕のアルトハイデルベルグである。
国立博物館の塀に咲いている桜。
桜の右手には、旧因州池田屋敷表門黒門が見える。
上野公園の噴水と桜。(国立博物館側から見たところ)
噴水脇の遊歩道の桜。既に満開。
上野動物園近くの桜並木。
close upするとこんな感じ。見事に満開!
平日だというのにすごい人の数。
まるでお正月の成田山のようだ。
これから暫くの間、可能な限りあちこち見て回りたいものだ。
朝7:30から朝食。食べ終わってからすぐにチェックアウトして出発。
最初の目的地の八丈富士で、山頂のカルデラと中央火口丘の見学が目的である。
八丈富士は標高854.3mで、伊豆七島の最高峰である。

530m付近にある駐車スペースに車を置き、登山口へ向かう。
登山口周辺は、野生動物の食害防止のため金網が施設されていて、ゲートをくぐって登山道に入る。

ゲート付近にある案内板↓

登山道は約1200段の石段が整備されていて、歩幅が合えば歩きやすくなっている。

途中で麓の方を振り向くと、八丈島空港や、港、三原山などが見え、なかなか良い眺めである。
登ること約40分で山頂に到達。目の前に素晴らしい景色が広がっていた。まるで、中南米の秘境のような景色である。


中央火口丘の上が台地上になっていて、谷地が見えた。

カルデラの縁に沿って遊歩道があるので、安全に見て回れる。

山頂

下山してから、町の食堂で昼食をとることにした。
ところが店の数が少ない上に、閉まっている店も多く、人数が入れる店を探すのに苦労した。やっと見つけて、腹ごしらえをしてから、今回の巡検の最後の観察地である南原千畳敷に向かう。
南原千畳敷は、八丈富士の噴火の際に流れ出した溶岩に覆われた広範な場所である。

ここでは、縄状溶岩(パホイホイ溶岩)が観察できる。

まさに縄を押し付けてできた模様のようである。

波打ち際の巨大な塊。

観察の様子。KKさんがいろいろと説明してくれた。

KTさんが見つけたアタカマ石。何トンもありそうな巨大な岩の表面に生成していた。

日本でこんなに立派なパホイホイ溶岩が観察できるとは夢にも思わなかった。
ハワイに行かなくても、十分学習成果はあがると言える。
この南原千畳敷での観察を最後に、今回の巡検は終了となった。
2日間で4箇所、①玄武岩中の赤い灰長石と橄欖石の観察、②オリビンサンドの観察、③八丈富士のカルデラと中央火口丘見学、④南原千畳敷での縄状溶岩観察と、盛りだくさんのメニューを堪能できた。
それにしても、良いところだなぁ、八丈島って!
機会があったら、また来たい産地である。
【参考website】
八丈島総合ポータル:http://www.8jyo.jp/
3月の最終週末の2日間、所属している同好会の巡検で八丈島に行ってきた。
実はこの巡検、昨年3月に計画されていたのだが、その時は羽田空港に集合しては見たものの悪天候のため飛行機が欠航となって中止せざるをえなかったもので、今年あらためて再計画されたのである。もちろん飛びついて参加したことは言うまでもない。今年の参加者は全部で11名(うち女性2名)である。
朝7時羽田集合だったが、遅れないように6時半に空港ロビーに到着。早朝だというのに、大勢の人でロビーがごったがえしているのには驚かされた。
夢中で写真を撮っていたら、後ろから声をかける人がいるので、誰かと思って振り向いて見ると、Tさんが笑顔で立っていた。
そうこうしているうちに、全員揃ったので、荷物を預けて登場口へ向かった。
搭乗後、滑走路で離陸を待っていると、窓の外を懐かしの「モヒカンジェット」(復刻版)が横切って行った。今の尾翼にネイビーカラーのANAのデザインもかなり良いとは思うが、このデザインはなかなか秀逸だと思う。(というか懐かしいよね!)
今年は、昨年とはうって変わって天候は安定しており、飛行機は無事羽田を離陸。
離陸してから、巡航に入ったかと思う間もなく、じきに八丈島に到着。
食事はおろか、飲み物さえ配られる暇もなかった。(キャンディは配られた。)
欧州便のことを考えるとあまりにも時間が短いので、いささか拍子抜けしたような気がする。機内の暇つぶしにモバイルPCを持ってきたけど、必要がなかった!
↓手前は八丈小島、奥が八丈島本島
↓八丈小島
↓八丈島空港。乗ってきた飛行機はコレ!
預けておいた荷物を受け取り、空港ビルの外に出ると、正面に八丈富士が聳え立っていた。植物がいかにも南国である。
到着後、早速レンタカーを3台借りて分乗し、出発。
道の街路樹も南国そのもの!本当にここは東京都か?
まずは途中で弁当を購入したのだが、コンビニなどは無いので、神港商店という雑貨屋のような店で手作りの弁当を買った。ごはんが売り切れてしまっていたので代わりにスパゲッティと、おかずにトビウオのフライを購入。地元でもおいしいので有名な店らしい。
初日は島の南側を訪れることにした。
最初の目的地は、末吉地区の石積ヶ鼻である。
ここでは、玄武岩中に斑晶として赤い灰長石(日長石:sunstoneとも言う)が産出するので、その産状を観察するのが目的である。
何故赤くなるのかといえば、細かい自然銅の結晶を含むことで赤く発色するらしい。
↓八丈島灯台
車を八丈島灯台近くの邪魔にならない場所に置いてから、脇の道を下っていき、最後に手摺のついた石段を下って行くと現地に到着する。産地は海蝕台に面した崖で、一番下が玄武岩質溶岩、その上が安山岩質スコリアが堆積している。
↓案内の看板。ここは磯釣りの絶好のポイントでもあるらしい。
↓産地の海蝕台と崖
↓海蝕台には溶岩がむき出しになっている。
岩場の先端部から海を覗き込むと、切り立った断崖絶壁の数十メートル下で波が砕けてすさまじい音をさせていた。まるで大砲のような音である。落ちたら100%確実に助からないので、とても危険である。
この写真を撮っているときに、KTさんから「腰が引けてるよ!」と言われてしまった。
↓上の写真を撮影しているところ(KTさん撮影)
少し早いけど、まずは買ってきた弁当で腹拵えをする。会計担当のKHさんはおかずにクサヤを買っていたので、僕のトビウオのフライと物々交換。いずれもとても美味かった。
お腹が満足したところで、いよいよ本格的に観察開始。
皆、思い思いの場所に散って、それぞれ観察する。
岩場に点在している玄武岩の巨大な塊の表面をよく見ると、斑晶として灰長石の存在が確認できる。
このうち、ある程度の確率で白ではなく、赤い灰長石が見つかる。
部分的に赤く発色した灰長石もある。
また、足元を丹念に探して見ると、2cm程度の分離結晶が落ちている。
折角来たので、記念に1つもらって来た。
それ以外には、玄武岩中に苦土橄欖石が斑晶として入っているのが確認できる。
こちらは、オリーブ色から濃いものでは黒っぽく見えるものなどバリエーションがあり、サイズは肉眼でかろうじて判別できるくらいである。
はじめのうちは灰長石にばかり意識が行っていたので、橄欖石は珍しいのかと思っていたが、よくよく見てみると粒が小さいだけで、相当な確率であちこちで見つることがわかった。
TN女史は、KKさんの説明に耳を傾けていた。さすがベテランのKKさん!
ここでの観察を終えてから、次の目的地、オリビンサンドが産出する洞輪沢漁港に向かった。
石積ヶ鼻から車で数分程度走っただけで目的地には着いたのだが、そこは護岸工事がされていて砂浜らしきところは無く、本当にオリビンサンドがあるのかと疑ったくらいである。周辺をよく見てみたところ、ほんの一角だけわずかに砂のある場所があったので、試しに熊手と移植ごてで表面をかいてみたところ、確かに砂に混じってオリーブ色の橄欖石の結晶粒があった。
顕微鏡で詳しい観察をするために、砂を一掴みだけ袋に入れて持って帰ることにした。
同行のHNさんの話によると、この浜の北側の急斜面に滝が流れ出していて、その麓あたりがこの橄欖石の起源らしいが、正確な場所がわからず、今日はそこには行くことができなかった。(浜から見上げた滝の様子)
本日の巡検はこれくらいにして、女性陣たっての希望で、海が一望できる露天風呂「みはらしの湯」に行くことにした。
午後の明るい太陽の光が降り注ぎ、海も空も青く、素晴らしい眺めの中で湯に入るのはなんとも言えない贅沢だなぁ!
ここの温泉は、港側と灯台側の2つがあり、奇数日と偶数日で男湯と女湯を入れ替えているらしい。今日は男湯は港側であった。
一同、温泉につかり、ゆっくりと疲れを取ってから、宿へ向かう。
到着後、しばらくしてから食事となった。並んだ料理はコレ!
トビウオのフライ・サトイモの煮っ転がし・マグロとカツオの刺身
クサヤ・大根と人参のなます・鰤の照り焼き
島で取れた大根でつくったタクアン・ごはん・味噌汁の計9品。
残念ながら、期待していた「あしたばの天麩羅」は出なかった・・・・・・
夕食後、タバコを吸いに庭に出て見ると、空にはオリオン座とおおいぬ座が輝いていた。この様子なら、明日も晴れだ!
コンパクトカメラで撮ったわりには上手くいったと思う。
部屋に戻ってみると既に酒盛りが始まっていた。それでも明日の巡検に備えて、皆早々に切り上げて寝ることとなった。いつもならまだ会社にいるような時間に床に入った。
明日も頑張るぞ~!
おやすみなさい。
( to be continued )
ウチの庭の桜が今日、開花した。
【開花編】

昨日、ほとんど咲く直前状態になっていた蕾がいくつか見つかったが、今朝起きてみると、花が開いていた。

去年も一番先に花をつけた枝の蕾。(↑9:30 ↓16:00)

他にも、木全体で5箇所くらいのブロックで花を咲かせているのを確認した。


【つぼみ編】

ウェザーニューズのさくらプロジェクトで実施している「つぼみ調査」の観察対象の蕾。先が割れ、花びらが見えてきた。これもあと数日で開花するだろう。

これは、1階の屋根の上にはり出した枝についている蕾。きっと明日には開花するだろう。

今にも咲きそうな蕾がいっぱい!
ウェザーニューズ社によるウチの桜の個別開花予測では最終的には3/23となっていたが、それよりも1日早い開花であった。
昨日、「明日咲くボタン」を押したけど、的中した。
これで2年連続で賞状getできる!万歳!!!
連休最終日、お天気も良かったので、成東(現在は山武市)の苺園にいちご狩りに行って来た。毎年行っているのだが、今年はうまく都合が合わなくてなかなか行かれなかったけれど、やっと行くことが出来た。
山武市早船地区には数多くの苺園が並んでいて、いちご街道となっている。
ウチが毎年行くのはいつも同じ「石橋苺園」。ここは、もう15年以上も毎年通っている苺園で、園主やご家族が皆顔を覚えていてくれて、とても親切にしてくれる。
園主の人柄のせいか、常連客も多いようだ。
父が生きていた頃には、毎年楽しみにしていて、今年はいつ頃行くんだとよく聞かれたものである。今では、母が一番楽しみにしていて、連れて行くととても喜ぶので、こちらとしてもうれしいものである。
来始めた頃は、おじいさんが苺園やっていて、現オーナーが手伝っていたのだが、今は息子さんとお嫁さんが手伝っている。世代交代した感じである。
ハウスは10棟以上あり、それぞれ異なった品種が栽培されているので、いろいろな種類の味を楽しめる。
また、ハウスから100mほど離れた街道筋には売店(直売場)があり、奥さんとおばあさんが店をやっているので、お土産はここで買うことができる。(ハウスの苺は中で食べるだけで持ち帰りはできない。)
受付に行くと、オーナーが笑顔で迎えてくれたが、開口一番、「よく来てくれたね。でも、なんで三連休の3日目に来るんだよ。もう残り少くなっちゃったよ。もっと早く来てよ!とりあえず5棟、A棟、10棟がまだ残ってるから、いっぱい食べて来て。」だそうだ。横から息子さんが「11棟もまだ残ってるよ。」と言ってくれたので、結局4棟はしごすることとなった。
今日、食べた品種。
あきひめ、紅ほっぺ、ふさのか、さちのか、とよのか
ハウス内の様子は、次の通り。
これは今日は人を入れていなかった11棟。貸切状態だけど、既におなかいっぱいになっていた。
苺はこんな感じでなっている。よく熟したのを上手く手でちぎって食べる。
完熟した苺を摘んだその場で食べると、香りが口中に広がり、とても美味しい。
苺の花。受粉させるために蜜蜂を飼っているので、蜂箱には注意。
こうなれば、もう食べられる。同じ茎から、次々となってくる。
美味しそうでしょ?
今日のイチ押し。「あきひめ」。
酸っぱくなくて、甘いけどしつこくないので、いくらでも食べられる。
ハウスの中には、色鮮やかなラナンキュラスやフリージアもいっぱい咲いていた。
母は食が細いので、苺は何粒も食べられないので、いつもはその代わりに受付の奥でポピーの花を摘んで帰るのも楽しみの一つとなっている。
今年はフリージアとラナンキュラスを摘んで花束にしてもらったのをとても喜び、大事そうに抱えて帰って来た。
ハウスで満足したところで、街道筋の売店にお土産を買いに行ったのだが、残念なことに既に完売。しかたがないので、後日送ってもらう手配をして帰ってきた。
【番外編】
ハウスの外の草むらで土筆を見つけた。春だなぁ~!
石橋苺園
〒289-1311 千葉県山武市早船1468 TEL:0475-82-4190 受付:090-8430-9851
http://www.ishibashi15.com/
山武市成東観光苺組合HP
http://chiba4u.com/1515/
お彼岸の3連休、今日は中日。天気予報では、今日はお天気があまり良くないはずだったが、朝までには雨もあがり、晴れてきた。しかしながら、風が強い。
昨日に引き続き、庭の花の成長具合の観察の続報。先ずは桜から。
【吉野桜】
昨日にも増して蕾がふくらみ、ほとんど咲きそうになった。
この状況を見て、さくらプロジェクトの「明日咲くボタン」を迷わず押した。
去年は的中したけど、今年も賞状がもらえるかな?
これは、去年、一番先に咲いた枝の蕾。明日まで待たずに、咲いてしまったりして・・・・・そうなると、賞状がもらえなくなる。明日まで咲くのは待って!
【ヒュウガミズキ】
昨日にも増して花数が増え、まさに満開となった!
【山吹】
昨日は蕾しかなかったのに、今日になってみると、花が全部で5輪咲いた。
これは、その中でも一番きれいに開いた花。
【山椒】
昨日は出始めで、まだまだ小さかったのに、あっという間に芽吹いて、もはや食べられそう。これじゃ、筍が間に合わないよ。
【木瓜】
花びらの色が見えてきた。
【楓】
こちらも、山椒と競うように、若葉が出始めてきた。
【ドクダミ】
裏の地面からは、ドクダミが芽を出し始めた。
ドクダミは、名前こそ毒なんていわれるが、白い可愛い花をつけるし、煎じればヤケドの特効薬にもなるし、なかなか役に立つ花である。ただし、匂いがすごいのが難点かな。この状態では、まだ何の匂いもしない。
続きは、また明日。
先週に続いて、庭の花シリーズ第2弾。
(昨日の芝公園も入れれば草花シリーズ第3弾とも言える。)
【杏】
先週は開花直前で花はひとつも咲いていなかったが、1週間たってみると満開になっていた。
【ヒュウガミズキ】
こちらも先週は開花直前だったのだが、今日は満開。
closeupするとこんな感じ。↓
青空を背景にしてみると淡い黄色がよけいに淡く感じる。
【ユキヤナギ】
昨日の芝公園は満開だったが、うちの庭のはこれから。
まさに咲き始めたっていうところである。
見てわかる通り、白くなった蕾がいっぱい。その中にいくつか花がついているというぐあいである。
日当たりは良いのに遅いと言うのは、やはり都内よりは気温が低いのかなぁ?
【山吹】
南側にある株にはまだ蕾はついていないのに、北東側の家の陰にある株には黄色い花弁をのぞかせた蕾がいくつもついていた。いずれも日当たりはあまり良くなくて、差はないはずなのに、不思議だ。
【山椒】
花ではないけど、山椒の芽が出ていた。筍が出るころには食べられるくらいになっているといいなぁ。
【木瓜】
蕾がいくつかついていた。梅が終わったあたりから咲き始めるのが楽しみである。
【梅】
先週の緑鍔のしだれ梅は既に終わりに近い。
今週になって東側にある梅が咲いた。
【吉野桜】
さくらプロジェクトにもエントリーしている桜は、ピンクに色づいた蕾がたくさんある。プロジェクトの予測では3/27開花とのことだが、この様子だともうちょっと早く咲くかもしれない。「明日咲くボタン」をしくじらないように毎日こまめに観察しないと!
足元に目を向けると、先週とはだいぶ様子が変わっている。
クロッカスは終わってしまって、代わりにヒヤシンスが満開を迎えた。
【ヒヤシンス】
小学校の頃に水栽培で育てたが、プランターにまとめて植えるとけっこう見応えがある。
【スノードロップ】
マツユキソウ(待雪草)ということもあるそうだ。
緑色の斑点が特徴。真下を向いているので、おしべなどの様子はわからなかった。
【ダイコンソウ】
アブラナ科のダイコンとは違いバラ科バラ亜科に属するそうだ。
子供の頃に住んでいた家の近くの線路の土手にいっぱい群生していた。
土手が一面薄紫に染まる景色は見事であったが、今、その場所は建売住宅が群生していて見る影も無い!
また、きれいな写真が撮れたら、ご紹介しますね。
今日2つ目の記事。
昼間、草花の写真を撮って満足していたが、帰り道、ふと見上げると、東京タワーがいつもの色と違うライトアップだった。ダイヤモンドベールというライトアップだそうだ。
ダイヤモンドベールは、特定の日の20:00~22:00の2時間限定の特別なライトアップなので、スケジュールは公式HPで確認すると良い。ちなみに、連休中はずっとこのライトアップだそうだ。
http://www.tokyotower.co.jp/333/index.html
芝公園から見たところ。道の街灯が並んでいて、幻想的な景色だ!
場所を変えて、プリンスホテルのレストラン側から見たところ。
いつものランドマークライトと比較してみるとこんな感じ。
今後、電波塔としての役目はスカイツリーに奪われても、
東京のシンボル、観光スポットとしてずっと残って欲しいものだ。
春になると、たくさんの草花が咲いて、とても楽しい。いきおい、記事も草花のことが多くなる。今日もご多分に漏れず草花シリーズ。(今回も撮影データは省略します。)
お天気が良かったので、昼休みに芝公園に行って来た。
コンクリートに固められた街の中で、わずかに残された土のあるのが公園。
足元をよく見れば、自宅近くでよく見かける花達がここでも咲いていた。
【ホトケノザ】東京の真中でも咲いているんだ?ビックリ!
【オオイヌノフグリ】先週に懲りて絞りを調整しました。ちゃんと色が出てるでしょ!
【タンポポ】茎がほとんど無く地面にくっついて咲いていたのでガクを確認できなかったけど、おそらくセイヨウタンポポだろうと思う。なにせヤマトタンポポは絶滅危惧種なので、そんなに簡単に見つかるとは思えないから・・・・・
【ナズナ】別名ペンペングサ。こうして見るとなかなかどうして魅力的な花だなぁ!
【ヘビイチゴ】名前のわりに可愛い花が咲く。子供の頃には、赤い実を集めてままごとの料理の材料にしていたけど、食べられないらしい。
【ユキヤナギ】ほぼ満開。close upするとこんな感じ。
【杏】隣の御成門小学校には杏の木があって、5分咲きくらいだった。
写真を撮っていたら、昼休みはあっという間に終わってしまった!!!
今日の夕方、広尾にあるノルウェー王国大使館のホールで、「ノルウェー語にトライ!~日本人とノルウェー人による言葉の交流~」というイベントがあったので、参加してきた。
会社を定時で逃げるようにして退社し、真っ直ぐ地下鉄へ!
広尾で下車してから、ちょっとだけ迷って、大使館に到着。
会場15分前だったので、入り口のゲートは閉まっていたが、しばらく待っていると、続々と人が集ってきた。
【ノルウェー王国大使館入口】
【ゲートにかかった紋章】
会場時間になったところで、中からゲートが開いて、中に入れてもらった。
前庭から奥へ回り込んで、噴水のさらに奥にあるのが、今日の会場である。
【噴水とホール入口】
受付を済ませて、席について開演を待っていると、ホールには、続々と人が集ってきて、ついに椅子が足りなくなり、立っている人もいたくらいであった。ざっと目視では、100人以上集ったと思う。主催者の方も、予想以上の集まりだったらしく、驚いていた。聴衆は、若い女性が多かったが、大学生くらいの男の子や、中年の男性もチラホラいたので、一安心。
最初に大使館の偉い方からの挨拶があったが、敢えてノルウェー語で話されたので、講師の方が通訳してくれた。
講演内容は、ノルウェー語の歴史から始まって、発音、特に日本人が苦手とする音を重点的に説明してくれ、ノルウェー人講師の後について発声練習もやった。
短い単語なら、なんとかいけるのだが、文が長くなったり、ナチュラルスピードで話されると、ほぼお手上げであった。とにかく、数をこなして、なれるしかないのかなぁ?
会場内は、特に撮影禁止という訳ではなかったのだが、話に夢中で写真を撮りそびれてしまった。
講演終了後に、大使館のご好意で、軽食が供された。
出張に行った時に、いつもオスロ事務所のキッチンで食べていたようなメニューが並んでいたので、懐かしかった。
少しは話せるようになったら、今度は仕事じゃなくて、ゆっくり行ってみたいものである。
【帰りに撮った大使館の夜景】
- 3月25日 追記 -
主催者のこのイベントの記事がupされました。
http://homepage2.nifty.com/norway-yumenet/info/kouzareport100317.htm
当日の様子が良くわかります。
吸っていたパイプの掃除をしようと思って、PCから離れたとたんにけたたましいアラーム音が鳴って、緊急地震速報が起ち上がった。
あわててPCのところに戻ってみると、こんな画面がpop-upしていた。
仕掛けておいたウェザーニューズの常駐監視ソフト「The last 10 seconds」が発動したのだ。
表示された内容によると、ウチの辺りではたいした危険はなさそうなので、特に火の元の確認等は行わず、画面上で残り時間がカウントダウンされていくのを眺めていたら、本当にゆれた。
(揺れはカウントダウンより少しだけ早く来た。)
地震のデータは次の通り。
2010年3月13日 21:46発生
震源:福島県沖 深さ80km
マグニチュード5.7
最大震度4(宮城県)
まさに的中である。
いや~、話には聞いていたけど、初めて体験した。
これは、すごく便利だ!
とは思うが、PCを常時起ち上げっぱなしにしておかないといけないし、PCの近くにいないと、アラームには気がつかない。
携帯に速報が入るといいのになぁ!
今日は朝からお天気が良く、気温もぐんぐん上がって気持ちの良い日になった。
朝9時で気温は17℃を超えていた。
早速、2階のベランダから屋根に登って、桜の蕾を観察して、Weather Newsの「さくらプロジェクト2010」のマイ桜レポートを送った。
だいぶ蕾がふくらんできた。マイ桜の個別予想では3/29開花予定だそうだ。
屋根から庭を見おろしてみると、庭中でいろいろな花が咲きほこっているのに気がついた。
そこで、携帯電話のカメラではなく、コンパクトデジカメと一眼レフカメラを庭に持ち出して、花の撮影大会となった。(今回は、写真が大量なので、撮影データは省略します。)
まずは「梅」。ほぼ、満開に近い。この梅は緑鍔のしだれ梅だが、まだ1mにも満たないくらい背が低いので、かえって花を間近に見ることができる。
続いて「杏」。こちらは木の高さ2m以上に成長している。
枝にはあとちょっとで咲きそうな蕾がいっぱいついていた。
次は「日向ミズキ」。
こちらも、あと少しで咲きそう。というか、ほとんど咲き始めたみたい。
次は「沈丁花」。近づくととても良い香りがする。
「馬酔木」もいっぱい咲いている。
敷地の北東の角には、鬼門のため魔除けの「柊南天」を植えてあるが、淡い黄色の花をつけていた。
「クチナシ」は花が終わって、実をつけていた。
地面に目を向けると、「スミレ」が咲いていた。
「水仙」もかわいらしい花をつけている。(これは鉢植え)
「ラナンキュラス」の花は、アップしてみるとまるで牡丹のようだ。
(大きさがぜんぜん違うけど・・・・・)
「クロッカス」の花弁の模様はとても芸術的である。
上から見ると、こんな感じ。
うちの狭い庭の中だけでも、こんなに花が咲いている。
まさに、春が来たという感じである。
これだけでも十分だったのだが、つい調子に乗って、カメラを持って近所を散歩してみることにした。
ローカル線の線路。両脇には、様々な野草が咲いていた。
子供の頃によく見た花たちだが、最近気にして見ることがなかったので、なんだか懐かしい感じがする。
「ヒメオドリコソウ」
「ホトケノザ」。花を横から見ると、仏様が袈裟を着て合掌しているように見える。
カメラをかまえていたら、蜂が蜜を吸いにやって来た。
「オオイヌノフグリ」。これが咲くと、まさに春が来たと実感する。
アップしてみると、こんな感じ。
(ちょっと露出オーバーだった。もっと絞り込めばよかった。)
オオイヌノフグリの横には、ハコベが可愛らしい小さな花をつけていた。
踏み切りの近くにある家の門の脇に、大きなしだれ梅があって、きれいに咲き誇っていた。まさに満開である。なんとも、うらやましい家だ!
しばらく歩いて行くと、梅林があった。実を採るためだろうか、ずいぶん背が低く刈り込まれていたが、1本だけ、中心部に大きな木があった。
枝が天に向かって真っ直ぐ伸びていた。
梅の木の根元には、菜の花がたくさん咲いていた。
おひたしにすると美味しそう・・・・・・
さらにしばらく歩いて行くと、これ以上は咲けないっていうくらい咲き誇っている梅の木があった。これを満開と言わずして、何を満開と言うのだろうか・・・・・
すごい!
帰り道、子供の頃に住んでいた家の近くで不思議な花を見つけた。
高さは5mくらいあり、黄色の花が房状になっている。
このへんに住んでいた頃にはなかったと思う。
なんだか、南国に咲いている花のような気がするのだが、いったい何と言う花なんだろうか?
誰か知っている人がいたら、教えてもらいたい。コメント、よろしく!
今日は調子に乗りすぎて、大量の写真となってしまった。
最後までつきあってくれてありがとう!
----- 3/14 追記 ------------------------------------
TMTMさんから最後の黄色い花の名前を教えてもらいました。
「ミモザアカシア」だそうです。ありがとうございました。
昨年は皆勤賞を取れたので、今年も頑張ろう!
http://weathernews.jp/sakura/
早速、観察してレポートを送る。
雪が降り出す前に、2階のベランダから屋根に登って、接写!
足元が滑るので、注意を要する。

(真ん中の青いのは、庭のバケツが映ってしまったもの)
遠目にはまだまだ蕾は固いかと思ったが、近づいてみると
蕾はいつの間にか成長していて、先が緑色になっていた。
今日は雪の予報だけど、季節は確実に春に向かっているようだ。