毎年、7月上旬の金、土、日の3日間、成田の旧市街を中心に祇園祭りが盛大に行われる。
子供の頃は、7月7日~9日と決まっていたのだが、ちょっと前から、金~日の3日間になったらしい。
成田の旧市街は、馬の背になっていて、重量何トンもある山車を引いて坂を登ることが多い。特に、最終日の午後には総引きと言って、成田山門前から、仲の町の坂を全ての町内の山車が立て続けに登って行くのはなかなか見応えがある。
今日は、お天気もよかったので、午後からフラフラと見に行ってきた。
薬師堂の前は既に大勢の人で埋まっていたが、なんとか隙間を見つけて写真が撮れる場所を確保!
さっそく山車が上がってくるのでどこの町内かと思ったら、成田山交道会だった。
山車の先頭は、手古舞(てこまい)の少女達が、錫杖をリズミカルに鳴らしながら進んでくる。
山車を引く綱の先頭には、小さな子供達が揃って、掛け声に合わせて力いっぱい引いている。
いよいよ、山車の姿が見えてくる。坂だから、途中で止まるとたいへんなので一気に上るのだが、けっこうスピードが出るので、あっと言う間に上りきってしまった。
間近で見る山車は大きい!よくこんな大きくて重たいものがあの坂を登るもんだと、つくづく感心させられる。
参道の両脇には、屋台の出店がいっぱい!
子供の頃は、これが楽しみだったんだよね!
途中で見かけた、神楽。昔は無かったような気がする・・・・・・
今日はお天気がよかったので、人出も多かったみたい。
明日まで、雨が降らないといいんだけどなぁ!!!!!
毎年7月7日には盛大に七夕祭りが執り行われる。
今年も七夕当日は朝から雲が広がり、夕方になっても晴れる気配は全くなかった。
夕方、仕事が終わってから、増上寺に行ってみた。
境内には大きな笹飾りが10本以上(もしかしたら20本以上あったかも)飾られていた。この短冊、紙ではなくて、ビニール製で、願い事はマジックペンで書き込むので、雨が降っても大丈夫なのである。早速、僕も祈願料を納めて短冊をもらって、願い事を書き、近くの笹につるした。(何をお願いしたかは、ご想像にお任せします)
【ライトアップされた東京タワーと笹飾り】

【本堂前に飾られたたくさんの笹飾り】

本堂前では、ミニコンサートが催されていて、心地よい調べが流れていた。
それにしても、雲が晴れないので、天の川が見られない。
その点も、ご心配なく。 境内には蝋燭を和紙で包んで何百本も並べて、あたかも天の川が現出したかのようなイルミネーションも用意されているのだ!

【蝋燭の天の川】

今年の七夕も晴れ間には恵まれなかったが、雨は降らなかったので幸いだった。
そして、代わりに地上の天の川が見られたのが、うれしかった。
出来ることなら、また来年も来てみたい催しである。
なお、7月7日は、地球温暖化防止/CO2排出削減キャンペーンのために、東京タワーは七夕ライトダウンと称して、20:00には照明を消しました。
今日は七草。したがって、夕食には当然「七草粥」。
塩分の多いおせち料理が続いたので、薄味に仕立ててもらった。
ここ数日、寒い日が続いたので、身体が温まった。
七草とは、春の七草のことで、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)の7種類の野菜と野草のこと。詳しくはGoogleかwikipediaで検索すれば見つかるのでそちらで調べるとよい。
買ってきた七草粥セットには、一応全種類入っていたのだが、はこべがやたらとたくさん入っていて、まるで十姉妹(小鳥)の餌みたいだった。
<おまけ>
年が明けてから、関東南部は連日快晴が続いていて、(その分気温は低いけど)、真っ白に雪化粧した富士山がよく見える。
これは今日(2010/1/7)の10:30頃、会社(東京都港区)の窓から見た富士山。
気が付けば、もう大晦日。
今日は日差しはあったけれど、冷たい風が強く、とても寒い日だった。
庭に出てみると、蝋梅が一輪、咲いていた。
この蝋梅は、前に住んでいた家から持ってきた古木で、
毎年きれいに咲くのでとても気に入っている。
夜には、家族皆揃って、年越しそばを食べた。
蕎麦は、島根の従姉妹が毎年暮れに送ってくれる。ありがたいことだ。
今年は、前半はむちゃくちゃ忙しかったり、夏前に体調を崩して仕事を休んだり、いろいろとあって、あまり良い年ではなかったけれど、後半は楽しい事もあったので、まずまずの締めくくりとなったかな。
来年こそは、良い年になりますように!
このページを見に来てくださった方々、今年はお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。 (by Steve Knight)