ここのところ、甘い系統の葉を多く吸っていたので、少しキツめのラタキア葉のパイプタバコを買うつもりだったのだが、店主に奨められるままに、葉巻を買うことにしてしまった。

フィリピンのLa Flor de La Isabela社のTABACALERA CORONA
(La Flor de La IsabelaとはThe Flower of Isabelaという意味らしい。)
HPは http://www.tabacaleracigars.com.ph/index.htm
フィラー、バインダーにフィリピン産マニラ葉、ラッパーにはインドネシア・ジャワ産 を使用しているとのことで、ジャワ葉特有の甘味のある香りが楽しめるのだそうだ。
やっぱり甘い系が好きなのかな?
こういうのは、ゆったりしないと意味が無いので、休日の朝、時間の余裕がある時に味わってみた。

かなりキツいのを想像していたが、実際はあたりがかなり柔らかく、しつこくなくて気に入ってしまった。
太さは20mm、長さは140mmあり、まさに葉巻らしいので、吉田茂になった気分である。ところが、息子からはカポネと言われてしまった。う~~ん?!
ついでながら、写真の灰皿は去年、オランダのpanterのシガリロの新発売キャンペーンでもらったもの。panterなのでヒョウの足跡を象っている。
昼休みに愛宕神社に行ってきた。
正月の賑わいはすっかり影をひそめたかと思ったら、けっこうな人出だった。
というのも、数は多くないながらも、紅白の梅が満開になっており、その花見客のようである。
早速、写真を撮る。
桜の大木の幹を背景に、白梅。
(撮影データ:Coolpix S600、F5.8、1/160秒、中央部重点測光)
close upしてみた白梅。
(撮影データ:Coolpix S600, F5.8, 1/250秒, パターン測光)
紅梅も満開。
(撮影データ:Coolpix S600, F5.8, 1/100秒, 中央部重点測光)
(撮影データ:Coolpix S600, F5.8, 1/100秒, 中央部重点測光)
脇の駐車場側には、藪椿も咲いていたが、ほぼ終わりに近い。
冬から春へのバトンタッチのように思えた。
いつもパイプタバコを購入している赤坂の店から、新銘柄入荷の案内メールが来たので、早速買ってみた。
ドイツのタバコメーカー、コールハス(Kohlhase Kopp)の新作である。
コールハス 2010 リミテッドエディション 。
缶のデザインは、現代的なアート感覚である。
早速、開けてみる。
フルーツのような、洋菓子のような、およそタバコからはかけ離れた香りがする。
葉は細かすぎず、かつ粗くなく、程よいカットで、全体的にしっとりとした感じ。
販売店のHPの説明文は次の通り。
「パイプたばこの概念からかけ離れた香喫味。今まで経験したことのないテイスト。袋を開けて嗅ぐと上質な酸味と甘みが鼻孔に穏やかに広がります。マスカルポーネ・チーズの香喫味、つまり、ティラミスです。着火後、すぐに口腔内に広がる酸味と甘みは上質で、周囲に広がる香りはティラミスそのもの。ケーシングにフランス産辛口ブランディーのミラベルを使っており、カラメルの喫味は、たばこを燃焼させるときに出るロースト感の副次的効果によるもので、そこまで計算され尽くしたものです。より上級のスイートテイスト・パイプたばこを追求して出来た結果と言えましょう。燃焼性も良く、ストレスなく喫煙していただけます。喫煙後は上品なイタリアンスイーツが後味として残る、秀逸の出来のフレーバーたばこ。缶のデザインは、ドイツベルリン在住の有名デザイナー、クリスティーヌ・ハーバーストック(Christine Haberstock)によるイラストで、中身のたばこだけでなく、製品全体として別世界の雰囲気を醸し出しています。」 だそうだ。
なるほど、ティラミスか。そう言われればそんな気もするが、僕にはフルーツケーキのように思える。
友人のTさんの感想は「紅茶のような香り」だそうだ。
どうやら、人によって受ける印象が異なる、不思議なフレーバーのようである。
缶に入っていたカードにはフレーバーの材料が書かれていた。
ブラックキャベンディッシュ葉, バージニア葉, バーレー葉, ペリーク葉の
4種類のタバコの葉のブレンドにマスカルポーネクリームチーズのフレーバー
と書いてある。
100gで3,500円はいささか高価だが、一度試してみる価値は十分あると思う。
限定品なので、早い目にあと少し購入しておこう。
今年2回目の採集も栃木。相棒はいつも通りTさん。
お天気にも恵まれ晴天。気温もそれほど寒くなくて絶好の採集日和。
今回は小来川~板荷~唐沢の3点セットの予定だった。
ところが今市ICを降りて、暫く走ると道端に雪がまだ残っているのを発見。
数日前に東京でも積雪があったのだが、それが未だ残っていたようだ。
南斜面なので大丈夫だろうとタカをくくっていたのだが、一抹の不安を覚えながらも、
とにかく行けるだけは行ってみようと、まず小来川鉱山に行ってみた。
前回の日光鉱山は6年半ぶりだったけど、小来川鉱山は8年ぶりである。
前に来た時には、旧事務所跡まで車で上がれたのだが、林道の吹き溜まりは
積雪量が多く、チェーンを巻く羽目になったうえに、途中で道がえぐれていて
車での登攀は断念。車を途中に置いて歩いて登った。
ところが・・・・・・
旧事務所跡に到着してみると、不安は的中し、一面の雪原。
その上を獣の足跡が点々と続いていた。
それでも、群青色のモコモコが呼んでいるような気がして、雪の斜面を攀じ登る。
しかし、斜面が大規模に崩れたのか、そこかしこにえぐれた痕が残っており
お目当ての場所には辿り着くことはできなかった。
ここでの成果は、旧事務所跡周辺で見つけた緑色(孔雀石)のみだった。
あ~ぁ、この緑がフィリップスボーン石だったらよかったのに・・・・・・
せっかく来たので、産業遺跡記録写真を撮っておいた。
錆びたウィンチや、トロッコが放置されたまま、未だ残っていた。
トロッコはひっくり返っていた。
しかたがないので、次の目的地、板荷鉱山に向かうことにした。
ところが、板荷鉱山のズリもこんな状態。
何か見つからないかとねばってはみたが・・・・・・
これでは、いささか、じゃなくて、かなり無理がある。
仕方が無く、転石を数個拾って記念に持ち帰るわれわれであった。
(一応、ここの特徴的な母岩であるシマシマを採ったのは言うまでも無い。)
2箇所ともこれでは、産地の地形からして唐沢鉱山はきっと吹き溜まりになっていて
とても転石を探せるとは思えなかったので、迷うことなく行くのは止めた。
雪が無くなったら、もう一度来ようと心に誓って、帰宅の途についた。
う~~~ん、残念!!!!!
スヌースとは、粉状にしたタバコの葉を小さな袋に入れて、上唇と歯茎の間に挟んで使うタイプのタバコである。
北欧スウェーデンでは、かなり普及しているらしいが、世界的にはまだまだマイナーなタバコである。
我輩もスヌースのメーカーは、スウェーデンの準国営企業のAB Swedish Match社と、デンマークのV2 Tobacco A/S社くらいしか知らない。
スヌースの特徴は、煙が出ないために周りを気にしないで、いつでもどこででも楽しめること。
(喫煙場所を探す必要がないのがうれしい。)
これは、前に紹介したスナッフと同様である。(2009/12/11参照)
また、火をつけて煙を吸い込むのではなく、ニコチンを口腔粘膜から直接吸収するので、肺や気管支に全く負担を掛けない。
したがって、肺癌のリスクは無い。(ただし、口内癌のリスクはあるらしい。)
しかし、使用中は、鉄漿(おはぐろ)状態になるので、笑ったり、大きく口を開けるのは慎むべきである。
写真の「Göteborgs Rapé 」は、スウェーデン・マッチ社製のブランド。
Göteborgは、スウェーデンの都市「イェーテボリ」のことである。
1年半前にノルウェーに行った時の帰りに、オスロ中央駅から空港行きの特急に乗った際の向かい側のホームに停まっていた電車がイェーテボリ行きだったのを思い出して、なんとなく懐かしくてつい買ってしまった。イェーテボリという地名は、何故か妙に記憶に残っている。きっと、列車が国境を越えるというのが日本人の感覚では、信じられなかったからだろう。
早速使ってみたが、全くタバコ臭くなくて、むしろハーブという感じ。
とは言いながら、正直、かなり「効く」感じがする。
スヌースは家族からも煙たがられないので、なかなか良いかもしれない・・・・・・
これで、今日から僕もスウェーデン人だ!
小田原、正確に言えば、箱根登山鉄道の入生田駅の近くに、神奈川県立 生命の星・地球博物館がある。
ここで、不定期に「鉱物観察会」という催しが開催される。
今回のシリーズは、昨年秋から2~3回/月程度開催されていたのだが、なかなか都合がつかなくて、ようやく今日、出席することができた。
「鉱物観察会」とは、研修室に博物館の収蔵標本を約100点ほど展示し、参加者は自由に手にとって観察することができるという、ありがたい催しだ。
しかも、加藤昭博士をはじめとして、ボランティアの方々が数人常駐していてくださって、参加者の質問に答えてくださるという、まさに願ってもない企画である。
朝6:30に家を出て、博物館に着いたのは10:00であった。
とても寒い日で、天気は霙/雪が降っており、箱根の山は雪化粧していた。
会場となっている研修室に入ると、見知った方々が何人も参加していて、ひとしきりご挨拶。
年齢も、職業もまちまちなのだが、同じ趣味をもつ仲間というのは良いものである。
【観察会の様子】
【展示標本(一部)】
開催期間中は、小学生くらいの子供を連れた家族が何組も見に来て、子供達は磁石にくっつく磁鉄鉱や、紫外線で発光する灰重石やフランクリン鉱などに目を輝かせていた。
今回のシリーズは、あと1回を残すのみとなってしまったが、残念ながら次回は別の予定が入っており、出席することができない。結局、今回のシリーズは今日の1回だけとなってしまうので、展示されている標本のうち、特に興味を惹かれた約20点を見るにとどまった。
これまで、1シリーズ3~5回は出席してようやく、展示されている全鉱物を見ることができるのだが、1回では、これが限界であろう。
次のシリーズがもし開催されれば、今度は皆勤賞を目指したいものだ。
最近、新発売になったスウェーデン・マッチ社のボルクム・リーフ Special No.8 Mixture。
これは美味い。(ただし、製造はデンマークらしい。)
バニラテイストのフレーバーで、当たりも柔らかく、ふんわりと穏やかな気分になれる。
いつも購入しているタバコ屋さんでお試し用sampleをもらって吸ってみたところ、とても気に入ってしまった。
ご主人曰く、これまでのボルクム・リーフよりも一段階良い葉を使っているとの事だ。
ただし、いささか燃焼速度が早いので、ダンパーでまめに調節しながら吸わないと大切なパイプを痛めかねないので、要注意。
今なら、新発売記念キャンペーンとしてモールとライターのセットが付いてる。
このライターが、なかなかの優れもの。
照射角度が調整できる。
これは良いぞ~!